クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 経営

 早野 隼翔

「うまくいかないな…」治療院経営に悩む先生へ、解決策はコレ!

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


このメルマガをお読みの先生、
あなたは独立開業していますか?


もしかしたら
これからの人もいるかもしれませんし、

すでに法人化(会社組織)にして
運営をされている方も
いらっしゃるかもしれませんね。


では、個人が独立をすると、

収入はどのように定義されているか
ご存じでらっしゃいますか?


個人事業主の場合は、
会社から給与をもらっているわけでは
ありませんので、
売上から必要経費を抜いた事業所得。


事業を通じて得た所得であるため
「事業所得」に分類されています。


まぁ、確定申告をしていれば
そんなことは当然のことであり、

言い方が変わっているだけ…
とも言えます。


では、
治療家の先生のお仕事は
患者さんの身体を
治すことであるわけですが、

一方で『個人事業主』であることは
自覚されていらっしゃいますか??


いかがでしょう?


「個人」「事業」「主」であるため、
事業を行っていかなければならない。


ですが、
こと「事業」となると
混乱されている方も多く、

何をすればいいのか
分かっていらっしゃらない方が
多くいらっしゃるのが現実です。


あなたは「事業主」という
自覚はありますか?


というわけで、
今回のメルマガでは

『個人が事業を行うこと』

についてお伝えしていきます。


言葉の定義を明確にしておこう!


あなたは『事業』と聞いて、
この言葉の説明をすることが
できるでしょうか?


言葉としてはよく聞く言葉ですし、
なんとなくは理解されていること
だと思われます。


しかし、
いざ「事業とは何か?」と聞かれると
なかなか的確に説明するのは
難しいのではないでしょうか。


はい、
事業とは、生産・営利などの
一定の目的を持って

継続的に組織や会社、商店などを
経営する仕事のこと。


また、大きな意味においては、

社会貢献を指す言葉として
一般的には認識されています。


事業=お店の経営=社会貢献

つまりこういうことになります。


似て非なる言葉とその意味・役割


事業の他にも、
私たちが仕事において聞きなれた
言葉が2つほどあります。


それは『業務』と『職務』という
似て非なる言葉たちです。


事業、業務、職務の主な違いは
以下の通りです。


・事業=お店が行っている継続的な仕事
・業務=事業の中の一部の仕事
・職務=お店の各従業員が担当する仕事


イメージとしては、

まず企業が行う事業があり、
その事業の中で業務が発生し、

その業務を職務として各従業員が
担当しているといった流れになります。


つまり、
それぞれの言葉の意味こそ違いますが、
点と点が1つの線として繋がっているのです。


では、
これらの意味を理解した上で、
治療家の先生が行っている仕事(施術)は
どこに該当するのか?


はい、
それは『職務』ということになりますね。


■重要ポイント

『施術は職務であるということ』


治療院という商売(営利目的活動)


大きい・小さいがあれど
商売というものは、

3つの要素で
出来上がっていると言っても
過言ではありません。


1)商品・サービスを作る

一般消費者に提供をする
『商品/サービス=対価となるもの』
を作ることから始まります。


企業で言えば、
製造・制作・企画・開発…

先生方で言うところの『施術』です。


2)商品・サービスを売る

一般消費者に対して
販売をするものを作ったのであれば、
次に行うことは営業です。


商品・サービスを作っても、
お客さんがいなければ買ってもらえず
収益になることはありません。


そこで、
商品・サービスを販売するために
多くの人に知ってもらうための
活動として営業があります。


営業行為の中には、
販売だけではなく
知ってもらうための活動として、
広報や広告活動も入ります。


企業で言えば、
営業・広報・マーケティング

先生方で言うところの『集客』です。


3)管理をする

商品・サービスを作ったら
それを一般消費者に届ける。

顧客の悩みを解消して
その対価を受け取る。


次にやることは、
いわゆる『会計業務』となります。


収益を得て、お金を手にしたら
次にどのようにそのお金を使うか?を
考えなければなりません。


企業で言えば、
会計や経理に関すること

先生方で言うところの『管理』です。


ひとり先生であれば
お金、時間、モノ、顧客…

管理しなければならないものは
いくつもあったりします。


ちょっとまとめてみます!


私たち個人事業主は
“事業”を行わなくてはなりません!


本音を言えば
治療だけやりたいと思うのですが、

残念ながらそれだけなら
『職務』をこなしていることであり、

治療院の運営をしているのであれば
業務を行っていることにすぎません。


でも、
事業とはサービス提供だけではなく
治療院を継続的に維持・発展させてこそ
社会貢献となります。


そのためには、
『施術』だけではなく
『集客活動』も『管理業務』も
一緒にしなくてはならないのです。


これは個人事業主であっても
まったく一緒のことですので、

ぜひ、頭の中に入れておいて下さい。


まとめ


さて、
今回のメルマガでは

『個人が事業を行うこと』

というテーマでお伝えしました。


お会いする先生方に
事業の話をしても
『ピン』と来ない方がいらっしゃいます。


それは、
治療家・施術家は
施術をしていればいいという
感覚を有していることから
起こっているようです。


確かに、
治療家の仕事は
施術をすることですが、

独立をしたなら、
事業を行うことをしなければなりません。


独立したなら、
治療家である前に個人事業主として
社会に対する貢献活動を行うことになります。


『個人・事業・主』

忘れないでくださいね。


では、
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野





Writer

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