クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 単価アップ・自費移行

 早野 隼翔

【危険】今すぐやめて!地方価格の真実は…

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こんにちは。


早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


先生、お休みの日は、
何をして過ごしていらっしゃいますか?

勉強会でしょうか?

手技講座でしょうか?

それとも、
家族でお出かけでしょうか?


ボクは基本的に年中無休で
決まったお休みなどはないのですが、

セッションや講座がない日や
企業研修が入っていない日は
基本的に出かけています。

(自宅でゆっくりしていることはないかな)

小田原の自宅にいるのであれば
大磯の漁港へ海釣りに行ったり、

箱根で神社参拝&フェリーに乗ったり
熱海でグルメ&温泉に入りに行ったり
沼津の水族館へ魚鑑賞に出かけたり…

と、なかなかせわしないです。笑


もちろん小田原城へ行って
天守閣から市内を眺めることも
忘れてはいません。


散策して、美味しいものを食べて
観光して、温泉に入って過ごす!


日本人ならではの楽しみでは
ないかと思う次第であります。


ちなみに、
小田原は都内からの日帰り
観光スポットなので、

飲食店は
やや高めの設定になっています。


もし、来るようなことがあれば
美味しいものはあるけど
ほどほどにして下さいね。


さて、
今回のメルマガでは

『まだ言ってるのか?
 地方価格の幻想!』

についてお伝えしていきます。



施術料金と地域との関係?


「塾長!施術料金について
 聞きたいことがあるのですが…」

先日、
コンサルをさせて頂いた整骨院で
自費メニューに関するご相談を受けました。


院長
「当院では、保険を中心に
 経営をしてきたのですが、

 今回の入塾を機に自費移行を
 進めていきたいと考えています」


ボク
(なるほど、自費でやっていくのか…)


塾生
「自費で40分3000円で
 考えているのですが、
 これってちょっと高いですよね?」


ボク
(んんん???高い??なんで??)


ふと疑問に思ってしまったのですが
ここはさらに話を聞く必要がありそうです。


そこで、

『40分3000円で
 高いという理由は何ですか?』

と、先生に聞いてみたところ、
次のような出来事があったそうなのです。


来ていただいている
患者さんに相談したときに

「3000円?高いわね」

「もっと他に安い所あるわよ」

などと言われ、
意気消沈したとのこと。


そして何よりこの先生が
本当に言いたかったことは…

「ここは田舎なので都会のように
 施術料金を高くすると来てくれない!」

とのことでした。


さて、ボクはこの先生に、
どの様なアドバイスをしたのでしょうか?

地方価格は存在していない!


「塾長、都会はいいですよね。

 働く場所もあるし収入も多いから
 料金が高くても患者さんは
 来てくれるじゃないですか!」

「うちは田舎だから収入が低いんですよ!
 年金をもらっている人も多くて…」


この手の話はよーーーく聞くのですが
本当にコレって合っているのでしょうか???


◆ボクからの質問↓◆

『なるほど、
 地方や田舎の方は都会に比べて
 お金を持っていないと言いたいんですね?』

(先生がうなずく)


『ではお聞きします。

 先生のお仕事は治療ですよね?

 田舎に行けば行くほど、
 病院やクリニック、歯医者などは
 安くなるんですか?』

(一瞬、むずかしい顔をされる)


立て続けに、
怒涛の質問3連発!


『医療に地方価格が
 存在しているのですか?』

『手術に地方価格が
 存在しているのですか?』

『処方薬に地方価格が
 存在しているのですか?』


…おそらく、
そんなことはないと思います。


しかし、
患者さんの生活を考えると

お金を持っていないと言われるから
そんな気がしてならないという話なわけです。

問題をすり替えると本質を見失う!


病院に置き換えると分かりますが、

患者さんから
治療費が高いと言われて

「そうですね。
 では安くしましょう!」

とはならないわけです。


そんなの当たり前です。


本来、
患者さんは”安い”という理由で
治療院に来ているのではなく、
“身体を治すため”に来ているのです。


ここを間違えてはいけません。


「少しでも早く治したい!」
~~~~~~~~~~~~~
と思って来ています。
~~~~~~~~~~


そして、もう一つ。


患者さんの財布の中身を
こちらが心配するということ…、

これは一見すると
相手のことを思っているようですが、
こんなに失礼な話はないのです。


考えても見て下さい。

(あー、この人お金持って
 いないんだろうなぁ…)

(また年金生活者か。
 言っても無理だろうなぁ…)

(主婦?子育てしてるから、
 まともにないよな…)

(一般サラリーマンか。
 小遣い少ないだろうな…)

(失業中なんだ。
 当然お金はないよな…)


患者さんが先生から
この様に思われていたら、

間違いなく大きなお世話です!!!
~~~~~~~~~~~~~~~~


思いやりがあって
相手のことを気遣える素晴らしい先生!

には、ならないのです。←重要


収入が高かろうが
収入が低かろうが、

都会であろうが
地方や田舎であろうが、

サラリーマンだろうが
主婦だろうが、

必要だと思うものには
~~~~~~~~~~
お金を使います。
~~~~~~~~


必要性がキチンと伝わっていないから
高いだの安いだの言いだしているのです。


治療の必要性や
価値を伝えていれば、

地方価格(という幻想)は
存在しないということが
お分かりになると思います。


地方や田舎だからという理由で
安く提供しなければならない理由は

本当はどこにも
存在していないのです。


もし、地方価格があるとすれば
それは『輸送』されるものです。


ちょっと気にしてみて下さい。


まとめ


さて、
今回のメルマガでは

『まだ言ってるのか?地方価格の幻想!』

というテーマでお伝えしました。


都会であっても地方であっても
必要なことにはお金を支払います。


治療院には
安いから来ているのではなく、

早く身体を治したいと
思って来ています。


ここを間違えると本質からズレます。


十分に気を付けておいてください。


では、
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義終了!


塾長・早野

Writer

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