クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 経営

 早野 隼翔

【注意】事業計画を立てない治療院の末路は…

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こんにちは。


早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


あなたには苦手なものとか
不得意となるものはありますか?


もちろん、ボクにはあります。


何度かチャレンジしてはみたものの
克服できていないものがいくつかあります。


1つめは遠泳。


数年前にトライアスロンに
チャレンジをしてみたくなって
フルマラソンと遠泳のトレーニングを
したことがありました。


ですが、
1種目の種目であっさり挫折。

(遠泳が出来ませんでした。(T_T))


2つめは、彫刻。


木や石膏から、
彫刻刀を使って立体物を創り出す、
そんな作業。


簡単な作品に見えるようなものでも
実際にやってみると、
思った以上に難しい。(+_+)


木で観音様とか大仏を
掘っている人がいらっしゃいますが、
もはや神業です。


心底、尊敬しちゃいます。^^


3つめは、納豆。


そう、健康に良いとされる食べ物で
朝食でよーく出てくるあいつです。笑

10代、20代、30代と
食べられるように
チャレンジしてみたのですが、
やっぱりダメでした。


多分、
前世で何かあったんだと思う。笑


さて、
今回のメルマガでは

『あなたの治療院は事業になっていますか?』

についてお伝えしていきます。








個人事業主の意味、お分かりになります?


ボクはこれまでに約650名以上の
塾生に対して指導してきました。

その中で常に言い続けていることは
治療家は独立開業した”瞬間”から
個人事業主であり、
経営者となるということです。


ここで注目してほしいのは
『個人事業主』という言葉。


これを分解して考えると、

“個人”で
“事業”を行う”主”であることです。


つまり、
ひとりで事業を動かしていく
経営者であるという意味になります。


しかし、現実の治療院を見ると
どこの治療院も経営を分かっておらず、
事業にもなっていない。


そもそも治療院を
“事業”だと捉えていないので、
致し方ないのかもしれません。


改めて問う、事業とは一体なんだ?


インターネットでいくつか
事業について調べてみても、

その書き手が主張することは様々。


しかし、
共通する項目は『営利目的』であり
『対価』を得るための活動であるという点です。


仕事やビジネスでの考え方では、

『商品やサービスを作って、提供すること
結果として、喜んでくれる人が増えること』

『世の中の困っていることを解決すること』

こう考えることもできます。


ですが、
ここに『営利』『対価』を含ませなければ、
単なるボランティアです。


治療家であるあなたの仕事は
患者さんの体を治すことの他に、

事業を継続していけるだけの対価を
いただく必要があるのです。

(収益の確保は存続するためにある)


経営者の仕事を知っていますか?


さて、
事業の定義がされたわけですが

『仕事をする=対価を得る』ことは
独立しなくてもできることですが、

個人事業主は経営者でもあることを
忘れてはなりません。


一般的に
経営者=社長という構図が浮かべば、
おわかりになりやすいので
社長の話に置き換えます。


社長の仕事は、
事業の『目的』を決めて
その目標を達成させるための『手段』を決定し
『資金(資源)』を振り分けること。


つまり、
事業継続のための収益を得るため
継続発展のための設計図を作ること、
意思決定することを仕事にしています。


言いかえるのなら、事業計画を作る人。


しかし、
治療院の経営を見ていると

何もかも行き当たりばったりの対処で
事前に経営計画を作られていることは
ほとんどありません。


行き当たりばったりでは上手くいかない


事業計画を作るということは、
事前に『目標』に対して何をするかを
計画・決定していることであるし、

その『手段』に対して『資金配分』を
行うこととも言えます。


“事業計画=資金計画”


1年間の売上計画を立てていますか?

そのためにかかる人件費はいくらですか?

そのためにかかる広告費はいくらですか?

設備投資が必要な場合、予算はいくらですか?

治療院の修繕費用の予算はいくらですか?


これらのことを
全く考えていなければ、

急な出費で資金難になってしまったり
思ったような売上が立てられなかったり
行き当たりばったりの経営になりますよね。


個人事業主であっても
身体を動かして働くだけではなく
お金のやりくりも事前に考えておく
必要があるということ。


これは、治療家であっても
“独立開業”したのであれば
必要なことになりますので
ぜひ、覚えておいてください。


ただ単に、治療ができたり、
患者さんを治せるだけでは
経営は上手くいかないですよ。


まとめ


さて、今回のメルマガでは

『あなたの治療院は事業になっていますか?』

というテーマでお伝えしました。


治療家さんの仕事は
患者さんの身体を治すこと。


そのため、
一般スタッフから独立しても、
治療をすることだけが仕事だと
思っている節があります。


そうではなく、

独立することは
個人事業主になるということであり
経営者になることでもあります。


ぜひ、今回を機にご自身の
仕事内容を見直してみて下さいね。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義終了!


塾長・早野






Writer

早野隼翔 早野隼翔の記事一覧

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