記憶に残す問診テクニック

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの斉藤です。


本日は皆様にコミュニケーションについて
お伝えさせていただきます。


実は僕も鍼灸師の免許をもっていまして、
実際に施術にあたっていました。


当時日々感じていたことは、
「やはり患者さんが緊張している状態だとなかなか施術効果が上がらない」
ということです。


そこで今回は、簡単にできる「患者さんの緊張をほぐすことができるコミュニケーション」についてお話させていただきます。


まずコミュニケーションというのは
潜在意識に働きかけることがとても重要です。


具体的な方法ですが、まず目線の高さです。


「上から目線」という言葉がありますが、上から目線だとすごく患者さんの体は緊張してしまいます。


いろんなパターンがあると思いますが、
わかりやすく言いますとと・・・


子どもと話す時のことをちょっと考えてみてください。


小さい子と話すときはすこしかがんで目線を合わせますよね、
そのイメージです。


ベットに座ったまま問診をする方もいらっしゃいますし
椅子に座って向かい合ったままコミュニケーションをとる先生もいると思いますが

なるべく椅子の高さを合わせるか患者さんの目線の方を少し高くしてみてください。


そうすると患者さんはリラックスでき、自分が優位に
たっていると感じますので、体も少しリラックスしてきます。


警戒心を持たれにくく、接するかというところで
目線の高さというのはすごく重要になります。


次に立ち位置、体の向きについて。


患者さんと向かい合った時に、
どんな体の向き立ち・位置がいいかということです。


まずは真正面。


机が真ん中とかにあったら別ですが、
患者さんの真正面に立ってしまうと、患者さんは威圧感とか
圧迫感をすごく感じてリラックスできなくなってしまいます。


あと真横ですと、すこし馴れ馴れしい感じがして
逆効果で、また体が緊張してしまいます。


じゃあどこが一番ベストかといいますと、
すこし斜め前方にかまえてみてください。


どうしても施術のスペースが狭いとか
真正面しか向けないという方は、真正面に立ってから
少し体の向きを斜め前方にしてから話すと
またこれで患者さんの体の緊張が少しやわらいできます。


次に距離感です。


距離感というのは、
患者さんがリラックスするためには非常に重要です。


が・・・
これは誰でもそうですが、特に初めて会う人とは
近すぎると体はすごく緊張してしまいます。


逆に遠すぎると心理的な壁ができて、
なかなかおもいきった話ができなくなってしまいます。


ちょうどいい距離感というのは、

思いっきり手を伸ばしても少し届かないぐらいの距離感

が一番ベターなんです。


この一例ですが、これだけで施術の効果をすごく高めることができます。


ぜひ今日は目線の高さ、立ち位置、体の向きそれから距離感、
これはすぐにでもできることなので、ぜひ試していただけたらと思います。


それでは以上で失礼します。

2013/08/13 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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