治療モチベーションを上げる

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。


今日は潜在ニーズというテーマでお話します。


潜在ニーズというのは、患者さんの治療に対するモチベーションを上げるという事です。


一般の患者さんは、来院して肩が痛い・腰が辛いと言いますが、必ずその先にしたい事とか、やりたい事、こうなりたいっていう未来像があります。


そして、その未来像が、その患者さんにとって快楽、良い事、良い思い込み、良い未来なんですね。


本当は"痛いのは辛い"という気持ちがあるんですけども、その先に"何のための治療か?"というのが有ります。


患者さんは何かをしたいから来るんです。


痛いだけではなく、痛みを治して何かしたいとか、こうしたい、こうなりたいというのがあるんです。


"痛い・辛い"では無く、その先の"楽しい・嬉しい"という部分にフォーカスしてあげる、という話です。


例えば


「腰が治ったら何かしたい事はありませんか?」
「腰が痛い事でどういった事にお困りですか?」


聞き方は色々あると思いますが、このように聞いてみて下さい。


患者さんは基本的に先生側が聞けば答えてくれると思います。


表面的には"痛い・辛い"といったものがありますが患者は隠れているニーズを治して欲しいのです。


その奥底には"何かしたい・こうなりたい"という気持ちがあるので、その気持ちにフォーカスしてあげるんですね。


例えば、腰が痛いというお爺ちゃんが治療に来たとします。


ここ数年腰痛に悩まされていて、是非とも腰痛を治したいと話していたとします。


しかし、その先を深く聞いてみると、お孫さんと遊びたい、お孫さんを抱っこしたい等色々な欲求があるんです。


そこにフォーカスすると、


「1~2カ月で腰が治ると思うから、治ったらお孫さんを抱っこして遊びに行けますよ。」
「お孫さん抱っこして何処か行きたい所があるんですか?」


というように、話が弾みますしトークにも困らないのです。


また、そうやって楽しい未来像を患者さんの頭の中に描いてあげると、患者さんはそうなりたいとより思うわけです。


これは、セールスの手法でもそうなんですが、


「この商品を使って、この商品をあなたが買えば、こうなりますよ。」


と具体的にお客さんにイメージさせて商品を売るんですね。


患者さんが治療を受ける際に


「将来そうなりますよ、そっちに向かいますよ、一緒に頑張りましょうね!」


というメッセージを送ると、患者さんはそういった未来にフォーカスします。


そうすると患者さんの治療に対するモチベーションが上がります。


これにより継続率が上がり、


「また来たい、先生の話を聞きたい」


というニーズが上がってくるんですね。


この潜在ニーズを利用している治療院も多いのですが、イマイチ上手くいっていない治療院も有ります。


ぜひ、患者さんの話を深く聞いてみて下さい。


そしてその先の未来にフォーカスさせ、患者さんの治療へのモチベーションを上げる事を意識してみて頂ければと思います。


では失礼します。

2013/08/22 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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