クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 スタッフ教育・採用

 田村剛志

あなたならこの質問に何と答えますか?

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こんにちは、
治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する


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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は161ターン目をお届けします。

今回の音声はコチラ


・通常速度

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さて、唐突ではございますが、
今回は私から先生に質問があります。


「もし先生が、100mの距離を
 どんな方法を使ってもいいので速く走るなら
 どんな手段を取りますか?」


という質問です。


急になんだ…?

と思われるかもしれませんが、
これは私がコンサルやスタッフ研修で
実際にしている質問なんです。


先生の答えはどうでしょうか?


この質問を治療院の先生にすると、
「速く走れるようにトレーニングする」
という答えが返ってくることが多いです。


でも、思い出してください。
この質問には”どんな方法を使ってもよい”
という前提条件が付いているんです。


私だったら、車かバイクに
乗るという選択を取ります。


オリンピックで
金メダルを取るような選手でも
車やバイクには勝てないんですよね。


だから私は車かバイクを選択します。


これ、治療院経営に置き換えて
考えていただければと思うんです。


治療院経営にもある種の
“戦い”という部分があります。


例えば、スタッフを雇っている方は
その育成を考えないといけないわけです。


育成するときに、
自力で100mを速く走れる
人間を育てるのか、

車やバイクを開発して
その運転方法を教えるのか。。。


ライバルと比べたときに、
どちらが先に100m走れるかを考えると
明らかに後者だと思うんですね。


もちろん、車やバイクの開発は
すごく労力がいることだと思います。


しかし、一度開発してしまえば
その後乗り手が変わったとしても
100mを最速で走れるわけです。


なので、スタッフの育成時には
個人の能力をあげるよりも
本人たちに下駄をはかせてあげること。


本人たちの素質に限らず、
より高い能力を発揮できる
システムを作る発想を
もって頂きたいんですね。


従業員さんというのは、
独立だったり家庭の事情があったりと、
様々な理由で離職するものです。


人を鍛えて育てていた場合、
100mを同じレベルで走れる人間を
再び育てるためには、

退職よりもかなり早い段階から
準備しておかないといけません。


育てることって
簡単ではないわけですよね。


車やバイクを開発していれば
たとえ乗り手が変わったとしても
比較的簡単な訓練で同じスピードで
100mを走れるようになるわけです。


なので、同じ努力をするなら
替えの利かない個人の育成よりも
システムを鍛えることに
着目してみるとよいのではないでしょうか。


バイクや車に例えましたが
世の中には有用なシステム、仕組みが
たくさん出回っています。


自分の足で走るよりも
仕組みをしっかりと手に入れて、
有効活用する方法を考えたほうが
治療院経営は上手くいくと思います。


ちょっとした発想の転換ですが、
トライしていただければと思います。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。


また来週。



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10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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