紙と鉛筆で繁盛します

中野のオフィスより...


こんにちは、クドケンです。


おかげさまで、2010年度よりは(株)クドケンと改めまして
スタッフも増員しこれまで以上にしっかりとしたサービスを提供させて
いただけるようになりました。


新しい住所などはフッターに記載しておきますので、今後緊急の連絡や、
新規に関するお問い合わせは、新事務所へご連絡お願いします。


さて、2009年はいかがでしたでしょうか?

不況、不況と言われるなか患者さんの人数が減った...、売り上げが下がった...
経営があぶない...そういった方も多いのではないでしょうか。


しかし、不況はまだまだつづきます。
これから、いろんな「変化」が当たり前のようにおきてきます。


今までの発想で生き残れるとは絶対思わないほうがいいです。


ダーウィンの進化論じゃありませんが、これからは
時代に対応し変化し続けるだけが生き残れる世の中になります。


整体・マッサージなどの治療という需要はなくなることはありませんが
不景気になると間違いたくないのでよくよく選ぶようになります。


だから、偽物やうまく自分の良いところを伝えることができないと
選ばれることはなくなります。

本日は、新年1回目のメルマガということで「なぜ集客できないのか?」
というテーマについてお話させていただきます。


たびたびこのメルマガでもお話しておりますが、「治療家」は
「治療バカ」という言葉があるくらい「治療好き」なんですね。


しかし「集客」という事については情熱がない。


患者さんが増えないと経営できないということは分かりつつも、
どうやれば集客できるのか本気では考えない。


頭の中では「集客しないとまずいなーーーー」と思いつつも、
考えているだけ...。


最近では集客に関する教材やセミナーなども増えてきましたが、
すすんで自ら集客についてお金をだして勉強している方はまだ
少数ですよね。


学生時代からそういった「治療技術が一番、集客なんて腕がよければ...」
みたいな風土で育ってきたということもあるかと思いますが、
日本で生活している以上はお金が必要です。


お金を得るためには患者さん・お客さんをたくさん呼ばなければ
いけません。


でも、集客についてはなぜか優先順位が低い。


だからこそ、しっかりとした経営感覚と集客意識を持っている人は
一人勝ちすることができます。


ライバルが弱いからこそちゃんとやればすぐ勝てる業界なのです。


ただし、集客と一言で言っても、新規患者さんを集めることはもちろん、
リピートをとってより安定させることもはいります。


その中にはホームページや、チラシ、紹介、立地条件、
患者さんとのコミュニケーションなど様々な要素があります。


僕はホームページ業者に分類されると思いますので
ネット集客についてお話しますが、集客ってホームページだけでは
ないのはおわかりですよね。


確かにホームページっていま現在ものすごく強力なツールなのですが、
それだけでいいかと言われるとそうでもない。


むしろリピートや紹介・口コミの方が遙かに楽に安定させることが
できます。


しかも、この口コミは安定させることができます。
口コミの起こし方、理論はこれを読んでください。


神田昌典さんの本はお薦めですよ。
治療院にも十分対応するノウハウが満載でとてもお勧めです。


口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム
http://jpan.jp/?fsDr


経営に関しては患者さんを理解し、患者さんの話しに耳を傾け
コミュニケーションをしっかりとるほうが地味ですが確実に成果がでます。


実際、腕がいい悪いにかかわらず、患者さんとの話がうまい先生のほうが
ずっと利益をだせているケースが多々あります。


集客ってトータルでの話しなので、自分の状況などを考えて
できるものから1つづつ取り組んでいってくださいね。


いきなり全部完璧なんて無理ですから。


一つの集客方法に固執することなく、ライバル治療院はなぜ繁盛しているのか、
繁盛店はなぜ繁盛しているのか?をとことん考えてください。


そして、具体的にどこが違うか書き出してください。


それから自分でどう変わっていかなければいけないのか紙に書き出し、
具体的に行動計画まで落とし込んでください。


そして計画を細かく細分化して日々改善を繰り返す。


それしかないんですね。


決して、立地が悪いからとか、自分の性格上コミュニケーションが苦手といって
逃げないでくださいね。


それを補うにはどうすればいいのか考えてください。


自分の弱点を考えるのは嫌なことです。
そして考えるのはつらいことです。

単純作業でいつもどおりの生活が一番楽なんですね。
でも「考えること」から逃げてはいけません。

そして、安定した経営を目指したいなら、治療方法を追い求める前に
集客を追い求めてください。


治療家も個人で運営している以上、経営者なのです。
社長さんなんです。


独立しているのであれば、治療家<経営者(社長)という意識で
あってほしいですよね。

苦手な分野も逃げずに学んで成長していかなければいけないんですね。

また大切なことは、集客を他人に「依存」してはいけないというところですね。

ホームページ会社である僕がいうのはおかしいのですが、
どんなによいホームページ会社であっても集客代行会社で
あっても依存はしてはいけないのです。


業者は業者で適切に利潤を追い求めなくてはいけません。


提示した料金内でそれ以上の価値を提供しなければいけないのですが、
ホンネのところとしては、赤字になってまで集客代行できるかと
いうとできるわけありません。


結局、僕がいくらよいホームページを作っても地道にSEO作業や更新、
ページ数を増やしている人には勝てないんですね。


だから、すべてお任せ!っていうのも楽でいいんですが、
最低限自分でも基本的なことは理解して、業者に質問するとか
自分でもできるところはやっていくというという姿勢が重要です。


集客は他人に依存しない。
どちらにせよ最後の責任は自分に降りかかってきます。


だから、集客というものを常に意識し、責任の所在が自分にあるということを
強く意識していただきたいです。


経営者のやることで一番重要なことは集客を考える。
そして、考えて、計画し、実行する。 これが一番です。


ここから逃げないでください。


耳が痛い話ですが、これが現実なんですね。
商品がいいから...サービスに自信があるから...、
そうじゃないんです、ビジネスはマーケティングなんですね。


売る力、伝える力があるところが絶対勝ちあがります。


もし、今後変わるための心意気があるのであれば、
時間をとってしっかりと1月中に本気で考えて紙に書いてください。


タイトルの通り「紙と鉛筆で店は繁盛する」のは間違いないのです。


頭の中でおわらせないでくださいね。
紙に書いて、財布にいれておくとか、よく見える位置にはっておくとか
記憶に常に残しておくことが重要です。


そうすると、不思議と目標は達成されます。
ホントです。


自分から変わりたいと思えない人はたぶん僕のメルマガに合わないと
思いますので解除してください。

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2010/01/07 | 治療家のための成功思考法

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