メリハリ治療院マーケティング

From 中野のスターバックスより...


こんにちは、治療院WEB集客のクドケンです。


治療院の売上げ発生の3ステージの話をしていましたが


1ステージ 新規集客

2ステージ 治療院内部

3ステージ 治療院外部


多くの患者さんに治療院へ足を運んでいただき
治療費をお支払い頂き、売上げを上げていくためには
この3つのステージでしたよね。


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■本日の動画はこちら...■

「メリハリつけてコンタクトをとる事」

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ここで1番重要な部分はどこのステージかわかりますか?


短期的には第1ステージの新規集客の部分

長期的には第2、3ステージになります。

第2ステージでは治療技術やコミュニケーション、
内装、接客、機材など、患者さんと治療院側が
直接ふれあう部分なので1番重要であり、
どんなにマーケティングに長けていても内部がダメならダメです。


いくら良いホームページを作っても、
治療院の価値が伴っていなければ意味がありません。


ホームページでは良いこと言っているのに
言ってみたら全然イメージとは違った...
となると二度と来院することはありません。

だからもちろん第2ステージが重要なのですが、
第2ステージは誰もが気がつきやすいポイントであり
治療院さんも改善する努力をしているところです。

そして、新規についても治療院の経営者さんとしては
スゴク気になる部分ですよね。

「どうやったら新規が増えるのか...」

「今月の新規は○○名しかなかった...」

と気になりますよね。

しかし、この第3ステージ(治療院外)について
気にしている治療家さんは極端に少ない。


多くの治療家さんは1,2ステージで
思考が止まっています。

「治療院外ってなにかすることあるのか???」


こんな感じです。


だからこの第3ステージが実は1番改善率が高い
ステージだったりします。

具体的にいうと治療院を出たあとにすることって
どんなことがあるでしょうか?

サンキューレター

ニュースレター

誕生日ハガキ

年賀状

暑中見舞い


他にも考えていけばいろいろあります。


でも大切なことは
何かしらの理由がないと送ることができません。

ニュースレターは毎月や二ヶ月おき、四半期など
理由がなくても送ることができます。


それは 「ニュースレター = 情報を届ける手紙」 だからです。

サンキューレターは初来院の時に送ります

誕生日ハガキは誕生日の時に送ります、

年賀状は年始におくります。

暑中見舞いは夏におくります。

という風に何かしら世間のイベントがないと
送れないという現実があります。

だって怖いですよね。

なにもないのに治療院からハガキやDMが
届いたらなにか売り込まれている気がしてしまいますから。

治療院は理由なしに来院を促したり、
割引きしてはいけないのです。

治療院はあくまで治療する場であり
体をメンテナンスしていく場です。

無理に売り込んで
「売り込みの臭い」をだしてはマイナス効果です。

そこでまず大切なことは売り込まずに
コンタクトをとり続けることです。


もちろんニュースレターだけでもかまいません。
メルマガやソーシャルメディアを使ってもかまいません。

とにかく自分の治療院の事、自分の体への気遣いの事を
患者さんに忘れさせてはいけないのです。

患者さんとの心の距離は


(接触回数×2) × 接触の質


やはり接触回数が多い方が信頼関係が築きやすいのです。

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だから商売繁盛の秘訣はしつこくない程度に
ほどよく理由をつけて顧客と接触すること

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毎日手紙やハガキを送っていたらストーカーです。


何かしら理由をつけて接触を図っていくのがいいですね。


年賀状


バレンタインデー


ホワイトデー


入学・卒業・入社・退社


母の日・父の日


ハロウィン


七五三


クリスマス


などなど行事はいろいろありますよね。

治療院でもこういった季節イベントに合わせて
マーケティング活動を行うと反応が上がりやすく
DMやハガキを送る理由にもなりますよね。

季節イベントを調べるにはコチラのサイトがいいですよ。
http://www.asaori.co.jp/orikomi/cal_backnumber.html


毎月のイベントがPDFで公開されています。

バレンタインでは治療院に来てくれた方に
オリジナルのチロルチョコをあげる
DECEチョコ(http://www.decocho.com/)

年配の方には母の日にカーネーションのハガキを送る

受験生のお子さんがいるなら
治療院オリジナルのキットカットを送る
チョコラボ(http://www.chocollabo.com/)

クリスマスならサンタの格好をしたスタッフの
集合写真などでオリジナルのハガキなどを作って
なにかちょっとしたプレゼントをつけたり、
割引き・特典などをつけたら、ちゃめっ気があっていいですね。

とにかく患者さんが「嬉しい」「楽しい」「面白い」と
心が動くものがいいと思います。

心がすこしでも動いたマーケティングは
売り込みの臭いがしません。

心が動けばどんどんその治療院を好きになります。

ただ単純にニュースレターやハガキを送るだけではなく
季節イベントと連携させて「心をすこし動かすマーケティング」を
考えてみてはいかがでしょうか?


これからの時代は

「腕が良い・きちんと治療効果があがる」

のはあたりまえ。

「その上であなたの治療院には何があるのか?」


という時代になっていくことでしょう。

こういった第3ステージ、このバックマーケティングについては
実はほとんど取り組んでいる治療院がありません。

「新規集めて、治せば終わり」では
なかなか安定して繁盛しないのが現実です。

一人の患者さんを痛み・辛さから解放し、
それからずっと関係性を築いていける治療院が
最後には残っていけると思います。

もちろんどこまでしっかりやるのかについては
治療院さんそれぞれの状態で違ってくるので
全部やる必要はありません。

ですので選んで行ってくださいね。

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2011/07/20 | 治療院マーケティング

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