それ時代遅れじゃないですか?

From 中野のスタバより...

こんにちは、治療院WEB集客のクドケンです。


本日の内容は、40代以上の治療院経営者は要注意の内容です。


【本日の動画】

時代は動いている。これからどうすればいいのか。

土曜に自宅近くの美容室にいってきました。
そこは中野に40年もある古株の美容室です。

イメージとしては床屋と美容室の中間といった所です。

建物もそこまでキレイでもないし、どちらかというと古くて
年期を感じる空間です。

担当してくれた美容師さんは50代くらいでしょうか。
オシャレなおじさんといった趣です。

経営者さんはもう70才くらいだそうです。


そこで集客について聞いてみました。


当然ホームページもありません。

立地がいいので通りがかりで集客しているのだろうと
推測して質問したのです。


クドケン


「新規の集客ってどうやっているんですか?」

美容師の男性


「いやーーー新規なんてほとんどこないですよ。」


「昔からきている人が定期的に来てくれるので
ほぼ新規なしで長年のリピートだけですね」


「通りがかりも、中に入ってみて設備とか美容師(自分)を見て
なんか違うなと感じるようで、結局帰ってしまったりします」

ぼくはココは長く持たないだろうな...と正直思いました。
なんの集客努力もしませんし、時代に合わせて変わろうとしていません。

メニューにはカット・シャンプー・.........オリジナルセット


クドケン

「オリジナルセットってなんですか?」

と質問すると、


美容師

「もう、30年前~40年前に女性に流行った髪型で
そのヘアスタイルにセットしてあげるサービスですよ」

クドケン

「それっていま需要あるんですか?」

美容師

「まずないですね、社長がもう年なのでそのままに
メニューとして残っているだけですね」

こんな感じです。

この美容師さんはカットの腕としては
別に他の美容室とは変わらないと思います。

つまり、商品の質(カット技術)としては
流行の美容室と大差がない。

しかし、現実は閑古鳥がないている状態で
常連さんだけを相手にやがて来る閉店に着実に
目を背け着実に向かっている状態だと思います。

この美容室は...

『時代の流れにあわせることなく
30年前と同じ方針、同じサービスを提供している状態です』

これは昔ながらの治療院にもよくよくある状態です。

・いままで何十年と同じ場所で同じサービスを提供してきた...

・技術に自信があるから特に変わる必要はないと思っている...

・新規は減っているけどリピーターでほぼ成り立っている...


こういった状態はかなり危険です。


なぜかということ、この美容室も同じなのですが...


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あなたとあなたの周りに変化はなくても、
時代は変わり社会全体が変わっているのです。
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そう、あなたは変化せず、同じ景色をずっと眺めている中
時代は変わり、顧客(見込み患者さん)の求めるものも変化しているのです。

実際にこの美容師さんも言っていました。


「うちは昔ながらのパーマ台しかないし、
設備も最近の美容室に比べたらすべてが古い。」

「建物も良い意味でいえばノスタルジック、
実際は古く、薄暗い感じがする」


「40年間ずっとこれだったから
いまから変わることはないだろう」


「今の若い人はこんなところより、
キレイで同世代に近い、若い美容師やお姉さんが
切ってくれるほうがいいに決まっている」


こんな感じです。

確かに「オリジナルセット」って意味分かりませんでしたから(笑)

でも、ここが潰れたらそんな考え方、
そんな年齢で他の美容室が雇ってくれるのだろか
とこの美容師さんを不思議に思いつつも残念に思いました。


なんで気がついているのに変わらないのだろうか...。


正直にいいまして、ビジネス(治療院も含めて)は
時代に合わせて自分を社会と時代に合わせて
変化させていかないといけません。

変化できないビジネスは時代の変化に合わせて
新規オープンするビジネスに新規をとられ
やがて顧客も取られ閉店ということになります。

美容室の場合であれば...


カット技術に大差がないなら...


・キレイな店内の美容室がいい

・イケメン・かわいい美容師のほうがいい

・設備がキレイで新しいほうがいい

・コミュニケーションがうまいほうがいい

・雑誌とかに出ているような店のほうがいい

・カット以外の気の利いたメニューがあったほうがいい


となります。

治療院の場合でも...


治療技術に大差がないなら...

・キレイで清潔な治療院の方がいい

・若くてイケメン・かわいいスタッフがいる治療院がいい

・設備も新しくてキレイなほうがいい

・テレビ・雑誌にでているほうが信用できる

・施術以外の部分でもサービスがあれば嬉しい

・コミュニケーションがうまいほうがいい


などのニーズがあります。

長年その地域で治療院を経営されている方は
どうしてもこの美容室と同じような考え方を
もっている気がします。

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「いままでこれでやってきたのだから
これからもこのやり方のままで十分」

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こんな感じです。

しかし、これでは新しい時代に合わせて新規オープンしてくる
ライバル治療院に負けることがあります。

最初は「腕がいいから...常連さんは離れない」と
高をくくっていても数年後・十年後も同じ事は言えないはずです。

30年経てば、30年人間は年をとります。
ニーズも考え方もまったく変わってしまいます。

ダーウィンの進化論もビジネスも同じです。

社会と時代に適合できない種族(ビジネス)は絶滅し、
時代と社会に合わせて変化できる種族(ビジネス)が生き残る

これが真理だと思います。


あなたの治療院の中の時間は進んでいますか?

社会は確実に進み、治療院に求められるニーズも
すこしづつ変化しています。

なぜ、あの治療院は勝てるのか?
なぜ、自分の治療院はかてないのか?

その理由はあなたのなかの時代の変化なのかもしれません。

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2011/07/25 | 治療家のための成功思考法

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