不安を解消しよう!

こんにちは、治療院WEB集客のクドケンです。


本日の動画はこちら...


「不安を解消しよう!」
→ http://kudokenn.com/doga/huan1/

本日は、予定通り1月後半に募集していた
新規の患者さんが不安に感じている部分の分析をします。


不安シェアフォームに投稿してくれた方には、
個別にPDFファイルで送らせていただいたのでご確認ください。

投稿したのに送られてきてない場合は、

・あまりに手抜きな回答だったので工藤に削除された

・迷惑メールフォルダに入ってしまっている

・フォームに入力したメールアドレスが間違っていた

のどれかです。


確認してみてください。

はい、それでは不安の「答え」ですね。


何度も何度もメールマガジンでお伝えしておりますが、
新規患者さんは不安なんです。

例えばですが...歯医者の例


新しい土地に引っ越して土地勘がない...、知り合いも少ない...
こんな状態で「歯」がいたくなってしまった、どうしよう...。


歯医者を探さないと歯が痛くて仕事にならん...


さぁ、街を見渡せば歯医者の看板だらけ...
歯医者がいっぱいありすぎで何を基準に選んで良いかわからない...


困った...歯が痛い...治療しないと...


★ここで感じる不安ですね★

さぁ、想像してください。
どんなことが不安ですか?

ちょっと考えてから読み進めてくださいね。

...

......

............

..................


では、「答え」です。


整体や鍼・整骨院・接骨院の治療も同じです。
患者さんの気持ちになって考えたらわかりますよね。

まず、1番は当然ですが

「ここ本当にヤブ医者じゃないだろうか?
大切なこの体を預けて失敗されたり無駄に痛かったらイヤだな」

「腕があるのかな...」「繁盛しているのかな...」


という"きちんと治せるのか"という不安ですよね。

治療院は飲食店などと違って
大切な自分の体そのものを預けるのです。

当然、自分の体はお金以上に大切です。

お金の不安もありますが、お金よりも基本的には
痛くもなくカンペキに治してくれる治療院に
行きたいというのが人の心理です。


次にくる不安がやはりお金の不安です。

当然ですが、やはり自費診療治療院にいくには
それなりの費用がかかります。

保険は使えるのかな...ぼったくられないかな...


やはり、お金がどれくらいかかるのかは心配な部分です。

なるべく安い方がいいと誰もが思います。
でも「安かろう・悪かろう」では困るわけです。

しかし、値段よりも痛みや痺れ・コリで悩んでいる人は
結局はきちんと治してくれるところを選びます。


見た目の値段に見合うもの・もしくは見合いそうな治療で
あれば行きたいと思います。


それよりも金銭的に不安なものは以下です。

・看板やホームページに書かれている以上の値段はかからないのか?

・回数券などを売りつけられたら嫌だ...

・結局何回いけばいいのだろうか、そのたびに金がかかるな...

・予約を無理矢理いれられたらイヤだな...

・サプリメントとか枕とか売りつけられたらイヤだな...

・実際足を運んだらぼったくられたらイヤだな...


こんなところが大きいのです。

もちろん、あなたは上記のようなことはしないと思いますが、
あなたにとって当然なことも患者さんにはまるで伝わっていないのです。
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しっかりと提示している金額以上には請求しないし、
「治療にはこれくらいかかります」と明瞭会計であることを伝える。

仮に金額が予測できないとしても、
無理な請求をしないということをしっかり伝える必要があります。

新規はとにかく不安です。

だって初対面ですから、いきなり「すべて信用してください!」
という方が無理ですよね。


治療費とかもきちんと説明した上で同意のもと施術を行います!
ということを伝えないとこの不安は消えません。

なぜ、こういったマジメにやっている治療院からみると
アホらしい不安を持つかというと、そういった風潮があるからです。

実際にそういった事をイメージするような情報が
一般人には浸透しているのです。

これは社会一般のイメージなので、
正直どうしようもありません。

僕自身初めての治療院行くときは、
かなり口コミとか調べてから行きます。

「ウチはきちんとやっています!」という透明感と信頼性など
情報をきちんと伝える事で払拭してあげないといけません。


患者さんが抱く不安は上記の2つのポイントに付随する
細分化された不安になっていきます。


例えばきちんと治せるか?に付随する不安でいうと...


この先生は本当に信頼できるのだろうか...

どんな実績なんだろう...

なんか資格とかもってんのかな...

証明とかあるのかな...

バキバキされるのかな...

もし、なにかあったら責任とってくれるのかな...


など細かく出てきますね。

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ではどうすればウチの治療院は大丈夫とわかってもらうのか?
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それはあらかじめウチの治療院はそうじゃないことを
事前に伝えてあげることです。

それしかありません。

当然、チラシ一枚に掲載できる情報は少なすぎて
不安だらけのまま来院しますよね。

チラシを使う場合もなるべく不安を払拭する情報を
掲載してください。

具体的には顔写真・患者さんの声・わかりやすい料金などです。


しかしホームページについては情報量が無限です。


上記の悩みに対応するものをすべてホームページに
わかりやすく・説得力のある状態で掲載してあげるのです。

そうすれば、見込み患者さんは実際に行く前に
その不安をすべて取り除いてから足を運べるのです。

最近ではチラシ→ホームページで調べてから来院という
パターンも定着してきました。

簡単ですよね。

不安をすべて払拭できた=その治療院にいくしかない

ということです。


この部分ができていないホームページが少なすぎるのです。

だから集客できない、新規が呼べないのです。
選ばれないのです。

または女性特有の不安としては...

男性の先生だと不安とか...
セクハラされたらどうしようとか...
盗撮カメラがあったらどうしようとか...

まじめにやっている人から見ると本当にアホラシイですが
そういった不安は消えません。

先日youtubeを見てたら鍼灸師がセクハラで捕まったというニュースが
投稿されていました(笑)

「整体 セクハラ」とかで
検索するといっぱい事件がでてきます。

結局、そういったイメージが社会にあるから生まれる不安です。


もう一点、工藤個人が思っていることがあります。

今回いただいた不安アンケートを見ていると
自分自身を見つめた不安事例が極端にすくなかったです。

やはり自分の痛いところを自分で言えないのですね。


例えば...


施術者の口が臭かったらいやだな...

施術者が自分の知識ばかり喋る先生はいやだな...

施術者が不潔な先生はいやだな...

施術が異常に長かったらイヤだな...

施術者が自信なさげならどうしよう...

着替えが不潔だったらどうしよう...

トイレが汚いとか、不潔ならどうしよう...


と「自分自身」や「自分がやるべき不安」は
やはりでてこない...


実際、僕が過去数十件の治療院を廻っていると
上記のような不安が当たってしまうところがいまだにありますよ。


口が臭い先生...

自分の話ばかりする先生...

話す時、顔と顔の距離が近すぎる先生...

あきらかにヘンな作り笑いで接する先生...

明らかに回数券を押し売りする先生...

人としてコミュニケーションが全然とれていない先生...

他の患者さんがいるのに大きな声で馬鹿笑いしているアホなスタッフ...
(他の人にも自分の会話が聞かれていると意識できてない人)

聞かれたくないプライベートな部分まで無神経に聞いてくる先生...

完全に流れ作業的な印象を受ける治療院...

不潔な印象のある先生...

トイレが汚い治療院...

掃除がまったくできていない治療院...

ベットに他の人の髪の毛とか残っている...

やけに偉そうな先生...


治療技術とはまったく関係ないことです。

人としての配慮ができない、

「治療院なんだから治しさえすればいいんでしょ」

と思っている先生に多い傾向があります。

そういった姿勢で繁盛していたら問題ないんですよ。
繁盛していないから問題なんです。

コミュニケーションもまったくとれてない先生も意外と多いです。
明らかにコミュニケーション不全な方もいらっしゃいます。

治療技術のセミナーにいくなら
コミュニケーションの仕方セミナーに
先にいったほうが売上げ上がるんじゃないかな・・・って思います。

もちろん、ごく一部の治療家がそうだということであり、
そうじゃない治療家が大部分です。

でも、こういった印象をもっている患者さんは意外と
多い事に気がついてほしいです。

だからこのメルマガを読んでいるあなたは違う!
とわざわざ伝えてあげないといけないのです。


今日も辛口のメルマガになりましたが、
結局これが一般の患者さんの視点なんですね。

自分に当てはまるところはないのか?
ホームページ上でそういった印象が
残っていないのか確認してみてください。


その不安を取り除けるだけの情報を見込み患者さん、
既存患者さんに伝えているだろうか、振り返ってみてください。

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2011/02/07 | 治療院マーケティング

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