PPC(リスティング)広告を始めてみたけど成果が出ない治療院が見直すべきポイント

PPC広告
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こんにちは!
クドケンPPC広告運用コンサルタントの新田です。

PPC広告を自分でやってみた、
あるいは知り合いや業者さんにお願いしているもののうまく行っていない…

という相談をいただくことがよくあります。

この記事では、思ったような成果が出ない…という時に改善するためにどのような考え方をすれば良いのか?を詳しく解説していきます。

見直すポイントは大きく分けて2つ

何を見直すか?については、大きく2つあります。

1つ目は、PPC広告の設定。
2つ目は、リンク先のHPの中身です。

コンバージョン設定がされていますか?

PPC広告を改善するためには、得たい目標を明確に決めて、その目標達成を阻害している要素が何なのか?を的確に分析する必要があります。

基本的には、「予約してもらうこと」がゴールになるでしょう。

このゴール地点のことを、「コンバージョン」と言います。

広告をクリックした人が、どのくらいコンバージョンしたのか?を把握するために、

  • 電話番号のタップ
  • 予約完了ページ

などをコンバージョンとして設定しておく必要があります。

▼Google広告ヘルプ:ウェブサイトでのコンバージョンをトラッキングする
https://support.google.com/google-ads/topic/3165803?hl=ja&ref_topic=3119145

コンバージョン設定をもとに、PPCの分析を進めます

1,キーワード

  • コンバージョンが出ていないのに沢山広告費を使っているキーワードはないか?
  • 関係のないキーワードで広告が表示されていないか?
  • 効果の良いキーワードでもっと配信を増やせないか?

を細かくチェックしていきます。
成果の出ているキーワードでの配信をいかに増やせるか?
というのが重要です。

2,年齢、性別

しばらく配信していると、コンバージョンの出方に偏りが出てきます。
例えば、高価格帯で重症向けに展開している治療院では、18~24歳など若くて悩みが軽い層はお金をかけてもコンバージョンが出ない可能性が高いので、除外しても良いでしょう。

3,地域

治療院は地域ビジネスなので、ある程度来院につながる範囲は決まっています。徒歩がメインなのか、自転車がメインなのか、車がメインなのかによっても変わりますが、基本的には近ければ近いほど来院しやすいです。近くから重点的に配信し、無駄に広く配信していないか気を付けましょう。

4,広告文

広告文で何を訴求するか?によっても反応は大きく変わります。
口コミなのか、実績なのか、割引なのか、どんな要素を目立たせれば来院してほしい患者さんに刺さるのかを考えましょう。

テストを繰り返し、反応が良い広告文を見つけることが大切です。

5,入札戦略

ここ最近は機械学習の精度が上がってきており、どのように学習させるか?を使いこなせるかが重要です。

コンバージョンを増やしたいのか、クリック数を増やしたいのか、表示回数を増やしたいのか…課題・目的に合わせて適切な入札戦略を選び、機械学習を進めることで配信の最適化が進み成果改善につながります。

HPの反応率も重要です

いくらPPC広告の設定を見直しても、HPが魅力的でなければ予約にはつながりません。

HPの内容や予約のしやすさもチェックしていきます。

1,キャッチコピー

一番最初に目に入ってくるキャッチコピーで患者さんの心を掴むことが出来るかどうか?が最も重要です。

このキャッチコピーが適当だと、どんなにPPCの設定を頑張ってもすぐに離脱されてしまいます。

2,実績がはいっているか

医師推薦やメディア掲載、口コミ数やランキングなど、客観的にあなたの治療院の実力を証明するコンテンツはありますか?

3,患者様の声

実際にあなたの治療院に通ってくれている患者様からの喜びの声は掲載されていますか?「自分と同じような悩みの人が良くなっている」という情報は、あなたの院を初めて知る患者さんにとって強力な安心材料になります。

4,割引オファーは分かりやすいか?

初めて来院される方に対して、割引などのオファーを用意している院も多いかと思います。ただ、せっかく割引オファーがあるのにものすごく下の方にあったり、小さく文字で書いてあるだけだったり…患者さんに伝わっていない可能性があります。

見やすく・分かりやすくHPに掲載されているか確認しましょう。

5,予約方法は分かりやすいか?

HPを見ていいなと思っても、予約がしにくければ患者さんは諦めてしまいます。

  • いつ予約できるのかが明確か
  • 電話ボタンはあるか
  • 予約ボタンはあるか
  • ネット予約は使えるか
  • メニューは分かりづらくないか

など、患者さんが手間に感じる部分を少しでも減らすことが重要です。

改善を繰り返すことが重要

なんといっても、
結果を見て、課題を探し、仮説を立て、テストする…
というPDCAサイクルを回し続けることが重要です。

1ヶ月だけ、1万円だけやってみて、うまくいかなかったからやめる…というのはむしろもったいないです!

改善すればどんな治療院でも集客できる可能性があります。

諦めずに、テストを繰り返しましょう。

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