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書いてあることは伝わっていない
こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。
今日は「あなたの言いたいことは全然伝わっていない」というお話です。
私はインターネットビジネスの販売コンサルティングの仕事をしており、そこであったお話です。その販売サイトは縦長のページで、治療院関係の先生が出されている教材です。
当然見込み客と言うのは、初めて見るわけですから、その商品やそのサービスに初めからものすごく興味があるというわけではありません。
なので、僕は必ず見込み客の立場に立ち、見込み客が初めてそのサイトに訪れた時、どのような気持ちで見ているだろうかということを重視して、それらのサイトをチェックしています。クリックして、サイトが開き、上からおおまかに内容を読み、そこで僕が「実際のお客様の声が伝わって来ない」「メリットがよく分からない」「先生のすごさが伝わって来ないです」というようなことをお伝えした所、先生が「いやいや、ここにちゃんと書いてますよ。ほら、ここにも書いてあるじゃないですか」と言うんです。
熟読すれば、確かに書いてあるんです。しかし、書いてあるということと、伝わっていると言うことは全然違います。
そのサイトにだって、必要なことはきちんと書いてあるんです。
自分ではその商品、サービスをよく分かっているのでしょう。ですが、見込み客の気持ちになって、初めてそのサイトを開いた人のことを考えると、全然伝わって来ないんです。つまり、うまくメリハリがついていない、強調が出来ていないんです。
また、パッと頭に入って来るような言葉、パッと目に付くようなデザインになっていない。パッと見た段階、おおまかに流し読みをした段階で、良さやメリット、興味を引けないということは、そこから先に繋がらないということです。
たとえ必要なことがきちんと書いてあったとしても、それをよく読むという段階に行かずに、そのサイトを閉じて、別にサイトに行ってしまうんです。
これらのことを、その教材を売っていらっしゃる方にご説明したというお話なのですが、実はこれは治療家のHPをチェックする際も同じです。治療家の方も良くしているミスだと思います。
治療家の方は、もちろん自分の治療院の院長さん、あるいはそこのスタッフさんなので、もちろん自分達のサービスの良さや、値段、施設も見慣れており、HPを自分で作っている方は写真も自分で撮っています。そうすると、その人はその治療院のことを全て知っていることになります。ですが、お客さんが初めてあなたのサイトを見た時、どう見ているでしょうか。お客さんはそれほど興味がありませんので、最初はざっと眺めるだけです。先生は頭が良い方が多いので、治療家目線でのインテリな表現をしがちです。
例えば、難しい病名、治療法などを難しく書いてしまうのですが、その言葉が初めてサイトを見た人に伝わっているか、興味を引けているか、良さが伝わっているかをチェックして欲しいのです。初めて見た人には伝わっていないことも多く、分かりやすくないと患者さんは、そのサイトを閉じてしまうのです。
デザインも素人っぽいと「ここは大丈夫なのかなぁ?」と不安になってしまうので、最低限のデザインも必要です。
大事なのは、HPに何が書いてあるかではありません。
HPをパッと見た時に、何が伝わっているのか、患者さんがどのように感じるのか、というのが大事です。患者さんの視点で書かなければなりません。そういうHPでなければ、これからは生き残っていけません。
今日の「あなたの言っていることは伝わっていない」というのは、こういうことです。書いてあることと、伝わっているということは違うということを念頭に、もう一度HPを見直していただければと思います。
それでは、本日は以上で失礼します。
2013/12/25 | 治療院集客に成功するためのノウハウ
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