変なライバル意識

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。

今日は「変なライバル意識」ってお話をしたいと思います。

意外と見落としている考え方で、これが取れているのと取れていないのとでかなり動きが変わってくるので、こちらのテーマでお話したいと思います。

集客、例えばホームページとか、例えば院内であればフォローアップで、ニュースレターとか、サンキューハガキとか、院内の問診のトークとか、説明などでいろいろこう繁盛するためのテンプレートってものがあるわけですよね、ホームページだったら株式会社クドケンでつくっているホームページの型が一つ、正解といえるかもしれませんし、他にもうまく患者さん集客できる型っていうのがあると思うんですね。

で、よくホームページ制作とかコンサルで他と話していると、「こうこうこうやった方がいいんじゃないですか?」と言うと、「いやこれは近くにこういった同じようなホームページがある」とか、「これはどこそこの先生と同じようなホームページ、もうちょっと工夫したい」とか「オリジナルを出したい」とか、、「同じテンプレートばっかりで患者さんが飽きてしまうのではないか」とか、もしくは「同じものやってたら嫌な気持ちならないか?」とか、そういったこう、ライバル、他の治療院さんの真似をすることに対して躊躇があるってことなんですね。

繁盛する最短距離っていうのはうまくいっている治療院さんのやっていることをそのまま持ってきて、自分にちょっとだけカスタマイズしてそのまま提供することによって効率・繁盛するってのが常日頃お伝えさせていただいてるんですけども、こういった「何か真似したら嫌だな」「何かパクってると思われたら嫌だな」とか「患者さんに同じと思われたら嫌だな」とかそういった思いがあると、このパクるというか真似する作業もしくは学ぶ作業に抵抗があってしまうということなんですね。

じゃあなぜそれが間違いなのかってことなんですけども、1つ「地域ビジネスである」ということですね。

治療院さんは限られたエリアでビジネスというか営業されてらっしゃいますので、短いところであれば半径500メートル以内とか、ちょっと広い所であれば半径5キロとか結構田舎地域でも10キロ20キロっていうところあるかもしれないんですけど、大体5キロ圏内かと思います。
そういったエリアの中でやっているので、患者さんから見ると同一エリアの中だけでの社会なんですね。

東京都に例えてお話ししますと、この横長の東京都だとすると、ここは新宿ここは八王子としますと、八王子の患者さんが「新宿のこの院もやっているから嫌だ」とか、ここまで離れていなかったとしても、エリア外ですね、小径は全然被っていないのに、「真似したら嫌だ」とか「何かちょっとここと似ている」とか、そういったことを言ってしまうケースがあるんですね。

地域ビジネスっていうのは本当にエリアの中だけのライバル勝負なので、治療家さんとしてはやっぱり商売というかその院ですかライバルが気になるわけですよ。
自分の家、例えば半径5キロ圏内だとすると、「ここにもある、ここにもある、ここにもある、ここにも、ここにも。んー多分少なく見積もっても20件くらいあるよな」と思って、この20件全部がライバルだと思ってしまうんですよ。
自分が経営しているのであれば気になりますよね、ライバルの存在ってのは。

僕も治療院さん相手のホームページ概算とか医師業さんとか、あとPBC広告を対抗している会社だったらすごく気になります。チェックはしていて存在はほとんど調べ上げてると思うんですよね。
同じように治療院さんもやっぱりここにも「あ、またできた」とか「あ、ここにライバル、駅の反対側にできたの知ってる?」とかね。

そんなことですごく自分の商売、自分のその治療院に類似するものはどこにあるのか、すごく知っているんですけど、実は患者さんってそんなに知らないんですよ。
よくよく考えてみれば分かるんですけども、知ってるってのたぶんおそらく2、3件、多くて5件くらいだと思います。患者さんからみると意外にライバルって少なかったりするんですね。

で、そのライバルと同じことをやっていても患者さんは全然気づかないってことが多々、と言うか、ほとんど気づきません。

なので、地域ビジネスであるということと、患者さんの頭の中のライバル、患者さんが認識しているライバルは意外と少ないということをまず考えるということですね。
で、顧客は、ライバルの治療家さんではなくて、患者さんであるということですね。
自分の生活、自分のスタッフさんのお給料になるお金っていうものに関しては患者さんから払っていただけるわけで、他のそのライバルの治療家さんだったり、ライバルの治療院っていうのは自分に経済的なメリットはないわけですね。
そういったことを意識して、例えば「隣の治療院のホームページと似ている」とかで「この治療院の先生に何か悪いな」と思ってそのホームページを真似するのを止めたとします、
そしたら顧客、患者さんは来ない、でもお金を払ってくれるのは患者さんということで、本来であればこのお金を払ってくれないような、もしくは自分のビジネスに何のメリットがないようなライバルの治療院さんの存在を過度に意識してしまうことによって、「何か同じ物を配ったら悪いな」とかそういった意識が現れるんですね。

実際自分の治療院経営の経済ですねお金の部分の収入は患者さんしか払ってくれないので、その患者さんからどう見ているかというのが重要であって、他の治療院さんからどう見られているかってのはもう無視ですね。
文章全部パクってきたってのは、それはもう法に触れますのでそれは良くないです。
コンテンツパクリですね。それはダメですけども、ある程度オリジナリティがある形で型を真似する、やっていることを真似するこのことに関しては何の問題もありませんので、「ライバルの目は気にしない」ていうことに限りますね。

そうしないと学ぶということに関して、もしくは真似するということに関してすごく心の中でハードルができてしまうので、まず1つ「地域ビジネスである」、そして「患者さんの意識の中ではライバルは意外と少ない、患者さんの頭の中でのライバルは誰か」ていうことを考えるということがすごく重要。
そして顧客はライバルの治療院であったり、先輩でもないし、同業者さんの友達でもない、「お金を払ってくれるのは患者さんだけだ」ということを再認識するっていうことですね。
ライバルの目は気にしない。もちろん配慮はしなければいけないが、気にしないってことですね。
これを重要視していただくと、学ぶスピードが変わってきますので、例えばうちで販売させていただいているDVD見ても「何か全部同じになったら嫌だな」とかでなくて、同じでいいんです。
自分でこれはいいと思ったら真似するんですね、そのままやるんですよ。そうすると結果がでるし、最初に言いましたけど繁盛する最短距離は繁盛しているテンプレートをそのままやること。
そうすると繁盛は簡単にしてしまいますので、是非この学ぶ、一言で言うとパクるってことですね、真似するってことに関して抵抗感が無くなるこの2つの心理を再認識していただけたらなと思います。

では、今日は以上です失礼します。

2013/12/09 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

<< 前の記事 次の記事 >>


信頼できる業者を選ぶ8つのポイント

採用情報はこちら!

治療院経営のヒント

治療院経営を成功に導くブログ

工藤謙治公式ブログ