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こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。

今日は「プロのパフォーマンス」についてお話をしたいと思います。

先日、埼玉の温泉施設に友達と行って、そこでマッサージを受けたんですけど、そのマッサージ師がちょっと酒臭かったのです。
体調も優れない感じで、一方的な質問ばかりでしたし、向こうからの尋問みたいになって、あまりいい思いをしなかったということがありました。

そこからお話を進めていきます。

そのマッサージ師も一応プロなわけです。
この「プロ」という言葉は非常に厄介な言葉で、他人様からお金を頂いて生きているのがプロということも言えますけど、プロの基準をどこに置くかによってかなり結果が変わってくるのです。
僕や、僕のお付き合いさせて頂いていて、繁盛されている治療家の方たちは、このプロの基準が非常に高いです。

プロの基準というと、わかりやすいのはスポーツの世界です。
スポーツのプロとはどういうものものかを考えてみてください。
例えば、プロ野球選手です。甲子園に行くために努力をして、小学校の少年野球から中学校へ行って高校まで野球やって。そしてようやくスカウトとかプロテストを受けて、ようやくプロ野球選手になります。
そしてスター選手になれば、年俸何億円ももらえるというわけです。
プロサッカー選手も同じで、全国区のインターハイに出て、すごく努力をして、一部の人がプロとして活躍して、ある程度の金額がいただける。
プロボウラー、プロスケート、プロボクサーとかもそうです。

プロで食べられるという人は極一部なのです。それがプロの基準であって、プロで食べられるというのは一般の人ができないような努力をするからこそ、その分野でプロと呼ばれて、大金を稼げるわけです。

治療家というのも施術のプロなわけですね。
プロですか？と聞くとプロです、と皆さんお答えになります。
このプロという基準は、お金をもらって生活できればプロという基準なので、ときに基準が低すぎることもあります。
スポーツの基準で考えると、プロ野球選手なら日々の食事や体調管理、トレーニングなど気をつかってお金をかけています。安全な状態で練習できる、安全な状態で試合に出られるようにしています。
日々の生活も試合と同じような緊張感のような意識をもってやっているということです。

先ほどのマッサージ師の方は、酒臭かったですし、顔も曇っていたので、前日に遅くまでお酒を飲んでいたのでしょう。
それがプロかというとちょっと違うと思います。
プロというのは、施術スペースや仕事場に向かうときは自分が最高のパフォーマンスで、心や体も最高の状態で患者さんに接しないと、それはプロと呼べないと思います。

僕は仕事に対していかに高いパフォーマンスでやるかということで、毎日朝5時に起きて、朝の集中力が高いうちに仕事をこなしています。
この動画を撮っているのも、朝8時ぐらいです。
これは僕の考えですが、朝のうちに集中してやらなきゃいけない仕事はこなしてしまったり、食べ物に関しても気をつかって、眠くならないものを食べます。
夜も、できるだけ早く寝て、次の日にパフォーマンスを維持できるように行動をとっています。

マッサージ師の方はあからさまに悪かった例ですが、色々な方とお話をしていると、コミュニケーションの部分や治療に対する思い、経営に対する思いというのがプロという視点から見ると足りていない先生がいるのではないかと思います。
もちろん足りている先生もたくさんいらっしゃいますが、プロの基準をスポーツと同じ基準にしてもらいたいと思っています。
プロ野球選手なら、１軍の試合に出ていない２軍の選手でもものすごい努力をしているのです。

それに比べて治療院経営に対するパフォーマンス、施術に対する心構え、体調管理などの意識はどうであろうかということです。
本当に自分はプロと呼べるのか、ということを考えてみて欲しいです。
すでに足りている先生もいますが、バランスが悪かったり、ちょっと意識が甘い先生がいると思うので、自分がプロだと思うのであれば、スポーツ選手の基準で考えてみてください。
スポーツ選手ってどんな生活をしているのだろうか？どういった意識でやっているのか？などを考えると、自分の意識が変わるのではないかと思います。

この「プロのパフォーマンス」についてお話させていただきました。
自分のパフォーマンスは日々最大限の状態で施術に挑んでいるでしょうか。
挑んでいる先生もいますが、意識が甘いと思う瞬間はないでしょうか。
これがプロのパフォーマンスとしてふさわしいかどうかを日々考えていくとちょっと変わっていくのではないでしょうか。

それでは、以上で失礼します。

2013/11/22 ｜ 治療院集客に成功するためのノウハウ

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