美容メニュー取扱い

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの斉藤です。

本日は美容メニューの取り扱いについて注意していただきたいということでお伝えさせていただきます。

今、自費診療を一つのメインとして美容メニューをどんどん取り入れている接骨院さんだったり、保険を扱っている治療院さんだったり、しかも整体院さんでもそちらをメインとしてこれから開業したいとか、もしくはメニューをいれるという治療院さんがすごくたくさん増えているんですけど、そういったメニューを取り入れてもなかなか売れない、もしくは最初から美容を押し出しているが、なかなか患者さんが定着しないというお悩みが増えています。
今日はそんな背景についてお伝えさせていただきます。

美容メニューというのは多くは女性がメインのターゲットになり、骨盤矯正、小顔矯正、О脚、あとダイエットとかですね、アロマのメニューでしたり、そういったところがメインですけど特徴としては20代から40代の若い女性がターゲットで施術としては高単価で売れるというところと、次回の予約につなぎやすい、継続して通っていただきやすい、それから施術によっては短時間で効果がでやすいといった特徴があり、すごく女性の患者さんに人気の出やすい施術だと思います。

弊社のグループ会社からも美容整体とか美容施術等のDVDをだしていますが、それを見てとにかく技術を学んでもしくはセミナーにでてテキストをもらって自分の治療院でやろうと思って持って帰ってもなかなかすすめられなかったりとか、もしくは効果に気づいていただけなかったりと上手く行かない事が多々あります。

特にバリバリの治療系の治療院さんが施術するとして美容施術をいきなりすすめてもやはり治療しに来ている患者さんにとっては、ちょっと違いますよね。
そういった難しさというのが出てきます。
導入の壁には大きく分けて新規集客と売り方、進め方についての2つがあるということですね。

特に新規集客については、クーポン誌なんかをみていただければライバルが多いという事に気づいて頂けるかと思いますが、激戦の中で割引をメインにしたり、みるところっていうのは値段だったりとかどうしても着目してしまうんですね。
なので割引というのを一つの目安にすると最初の初回利益っていうのがほとんどマイナスぐらい覚悟してそういったとこにだしていかないといけなくなります。
どこで利益をとるかといったらやはり継続して通っていただく仕組みをしっかりつくっておかないとなかなか利益にむすびついていきません。

最近では、色々なお店に割引を目当てに行くクーポンあらしといった方もいるそうですし、やはりクーポン誌とか割引されるのが当たり前になりますので、そういった方もいるのでしっかりと通っていただけるような仕組みを作っておかないとどんどん広告費が高くついて利益が残らないということになります。

それからインターネットもそうですが、エステのグループですとかそういったところが競合になりますのでやはり広告費を使って、新規集客をするというのは、いちがいにはいえないんですけど地域によっては激戦になります。余裕がないと難しいですね。

そういったことを考えると既存の患者さんにすすめるっていうのが一番得策かと思います。

治療に来ている患者さんから美容をすすめるっていうやりかた、もしくはながれをしっかり確立するっていう事をまず最初にやっていただきたい。

最初は治療ですから肩が痛い、腰痛といった目的があると思うんですけど、例えば最初の段階で美容に興味があるかさりげなく問診の時に記入してもらうとか、普段から会話の中で美容について話してみるとか、そういったことから始めてみてもいいと思います。あとは院内のPOPだったりとかそういったところでおすすめするっていう流れをしっかり作っていくことですね。

美容の専門の施術ができるスタッフさんもいると思いますが、治療専門のスタッフさんと分けてしまうっていう場合は進め方も若干変わってくると思います。ですのでそのへんの情報の共有もしっかり院全体でする等、とにかく治療から美容への流れをつくるということがすごく大事になります。

これから美容を導入しようかなあと思っている先生にこういった事が考えられますので重点的に考えていただきたいと思います。
あと目的は美容メニューを導入する事ではなくて美容メニューでしっかり売り上げをたてるということが目的になりますのでそのへんをしっかりはきちがえないで確認していただけたらと思います。

それでは本日これで失礼いたします。

2013/11/20 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

<< 前の記事 次の記事 >>


信頼できる業者を選ぶ8つのポイント

採用情報はこちら!

治療院経営のヒント

治療院経営を成功に導くブログ

工藤謙治公式ブログ