患者さんの流出を防ぐ

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの斉藤です。

本日は、「患者さんの流出を防ぐ」というお話をさせて頂きます。

よく、患者さんの流出を例える話として、蛇口から流れる水を何で受け止めるかという例え話があります。上の蛇口から流れている水を、例えばざるで受け止めたら・・どんどん下に流れていってしまいます。
ですが、下に流れないタライで水を受け止めれば自然と水はどんどん溜まっていきます。

これは治療院経営に当てはめると、流れている水は新規の患者さんということになります。
そこで、ざるのような仕組みの経営をしていると、どんどんと他に流れていってしまいます。
ということで、経営が安定していかないというお話です。

流れてくる水ということで例えますが、新規の患者さんだったり、患者さんが治療へ通えない、もしくは患者さんがいつの間にかいなくなっているということもあると思います。
そこは見えないのではなくて、意識が薄いというところが一つポイントです。

いつも来ていた患者さんが最近そういえば来ていないなということ、あると思います。
実は、どうしてその患者さんが来なくなったのかという理由をしっかりと追っている方は少ないのです。

そもそも、そういった患者さんがどうして離れていったのか、どうして失客してしまったのかというところに視点を置くのが大切です。

理由として単純に、治療院のことを忘れているだとか、もしくは他店に流れていってしまったとかです。新しい設備とか、新しい治療院ができたとすると、そういう所に魅力を感じて行ってしまったという場合です。

それか、人・場所・治療のマンネリ化といって、何年も通っていると飽きてしまうということもありますので、そういったことも原因かと思います。

ですので、例えばそういった方を対象にしたイベントをするだとか、忘れる・他店に流れてしまうということのないように、定期的にコンタクトをとるというのはすごく重要になります。患者さんの流出を防ぐという考え方はすごく大事になってきます。

実際に今、新規の集客もしくはリピートをさせる仕組み、定期的に通っていただけるように固定客化していく仕組み作りに精を出している先生も多いと思います。
その中の選択肢の一つとして、「失客を減らす」という、どういったら患者さんが他に流れないかという対策を、ぜひ一緒に考えていただきたいです。

というのも、新規集客やリピートというところを考えると、新規集客はコストがそれなりにかかってきます。失客を減らして関係を維持するというのは、実は新規集客ほどコストがかかりません。新規集客に力を入れるのもいいのですが、ぜひ失客のほうに力を入れるというのを提案させていただきます。

一人でも多く集客するというのと、一人でも多く失客を減らすという考え方は価値があることになります。ぜひ、ここに目を向けて、経営の安定化を図っていただければと思います。

それでは、本日はこれで失礼いたします。

2013/10/25 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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