治療院・整骨院専門のホームページ制作～SEO対策・PPC設定代行・治療院経営コンサルティング

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。

今日は「ホームページは自分で作るな」というお話をしたいと思います。

最近、色んな情報源を見ていると、ホームページを自分で作った方がいい、自分で分析、自分でアクセスアップもやった方がいいとか、ちょっと簡単なシステムがあるから自分でホープページを作りましょう、みたいなノウハウや情報が増えて来たなと思うんですが、僕はそれに対しては反対で、ホームページは自分で作らずに、業者さんや信頼出来る人に作ってもらった方が、ずっとずっと効率が良いと思っているんです。今日はこのお話になります。

ホームページと一言で言っても、集客というくくりで見ると、良いホームページと、良いアクセスというのが必要になるんです。

良いホームページというのは、「見た目」「内容」「内部ＳＥＯ」が必要です。
デザインを高めるというのは時間がかかりますし、それなりの技術が必要になって来ます。内容・コピーライティングを自分でやって上手く行っている人はあまりいないです。内部ＳＥＯに関しては、グーグルのペナルティや、グーグル検索のランキングを上げる為の知識も必要です。この知識がないと全然ランキングが上がらなかったり、ペナルティを受けてしまったりしますので要注意です。

良いアクセスというのは、「ＳＥＯ」「ＰＰＣ」「口コミ・比較サイト」「その他の指名検索など」が必要です。
ＳＥＯもＰＰＣも自分でやって行くと非常に大変なので、経営に集中して欲しいんです。自分は院の内部で改善出来ることに尽力して、そこで出来た余力をこういったホームページを作る業者さんに使った方がずっと良いということです。

院の内部とは、チラシや院内ＰＯＰ、看板、リピート率を上げる為の努力。リピート率を10％上げるだけでも、かなり患者数は変わって来ます。新規ではなく、内部で患者数を上げて行くということに注力して欲しいんです。

出来ることと出来ないことを明確にして、ホームページは外注する、自分は得意なこと、内部で出来ること、施術のレベルを上げるとか、施術の満足度を上げるとか、そういったことに注力して欲しいんです。

下手にホームページなどの難しいジャンルを自分でやろうとすると、結果マイナスになるので、ここは注意して欲しいです。

重要なことは誰に頼むのか、ということです。良いホームページ業者、ＳＥＯ会社、ＰＰＣ会社は色々あると思いますが、選び方があります。

まず営業マンが来る所は信じない方がいいと思います。
営業マンと言うのは、基本的には会社の人件費の半分くらいを占めることが多いんです。
つまり、その営業マンにはお金がかかってますから、彼らは契約を取って来ることに切羽詰っている。
そうすると、やはり契約を無理やり取りに来てしまうので、口八丁手八丁で詐欺に近い感じで来る会社さんが非常に多いという実情があるんです。
そして営業マンにコストが掛かるので、サービスの方はそこまでコストが掛かっていない。営業で契約を取って来る方にお金が掛かってしまうので、内部の制作やサービスの質の部分にお金が掛けられない業者さんは、非常に多いんです。そしてだんだん契約が取れなくなって潰れて行くというのが、ホームページ業者さんや、巷の潰れて行くＳＥＯ会社の実情なんです。
営業にコストを掛け過ぎている。そしてコストを掛け過ぎるが故に、サービスが疎かになって来て、結果満足度が下がって行くということです。
インターネット上で営業マンなしでやっている会社もあるんですが、それについても基本的には契約書に書いてあることを信じてはいけないんです。

あとは、実績の確認。
その実績がその会社が本当にやっていることなのか。実際にある例ですと、ホームページはその会社が作っているけど、ＳＥＯは別の会社がやっていたり、顧客が自分でＳＥＯをやっていてそれがたまたま上がったから集客出来ている場合、その集客人数を全部ホームページを作っている会社が自分の手柄のようにしてしまっていたりします。あとはＳＥＯがたまたま上がった時の最高順位だけ言って、すごく結果が出ているかのように言うんです。

そう言った場合、何位保障とかがあります。実際の例ですと、「ＳＥＯで〇位までに入れます」と営業マンが言っていたけれど、それは契約書には盛り込まれていなくて、後から「〇位まで上がってないじゃないですか」と電話をしたら「いやいや、そんな約束はしていません」と言われてしまう。その営業マンも会社を辞めてしまい、その営業する人と、説明に来る人、制作に関わる人も全然別の人で、結局騙された形で終わってしまったりするんです。

そういうのは、契約書にしっかり盛り込んでもらう。「本当に結果が保証できるんですか？だったら契約書にそれを書いて下さい」とそこで一言が言えるかどうかです。そして実績の確認はしっかりやる。

結局、経営と言うのは「人・物・金」そして「時間」といった経営資源を、いかに効率よく使うかということなので、自分で出来ることは自分でやればいいんです。自分で出来ないことに関しては外注して、物と金をいかに効率よく使うのか、そのリターンをいかに取って行くのかということを考えた方がいいです。

消費と投資の違いというのがあります。消費とは、例えば毎日タオルを使ったら洗ったり、新しいタオルを買ったりすること。どんどん減って行って、何かリターンが来るわけではない。これが消費です。

投資と言うのは、そこに掛けた分はそれ以上になって返って来る可能性が高いから、投資なんです。

ホームページ業者、ＳＥＯやＰＰＣに関しては、投資です。なので、金額が高いかどうかではなく、費用対効果です。毎月5万円が掛かったら、月に5万円は高いなと思うのではなく、5万円を投資したら10万円返って来るのかどうか、いくら返って来るのかを考えて欲しいんです。10万円が月に掛かるのなら、20万円が返って来るのかどうか。10万円掛けて5万円しか返って来ないのなら、これはいけないです。

でも自分でホームページなどをやってしまうと、かなり大きな損失になってしまうので、ここはすごく注意して欲しいです。

今日は「ホームページは自分で作るな」というお話をしましたが、ホームページを作ること以外で、人・物・金を非効率に使っている方は意外に多いので、経営という大きな視野で見た時に、そして短期的ではなく長期的に見た時に、それはプラスなのかマイナスなのかをよく考えて人・物・金を効率的に使って頂ければと思います。

では、今日は以上で失礼します。

2013/10/24 ｜ 治療院集客に成功するためのノウハウ

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