最高のレシピ
こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。
今日は成功する為の考え方という事で、「最高のレシピ」というお話をしたいと思います。
この話は有名なんですが、「世界一のシェフ」「三ツ星レストランのシェフ」が事細かに詳細を記した最高の料理のレシピを作ったとします。
そのレシピ本が例えば1万円とかで書店で売られました。
で、最高のシェフが作った最高のレシピを一般の主婦だったり、その辺の飲食店の料理人の方が購入する。
彼らは最高のシェフが作った美味しい三ツ星レストランで出ている料理と同じ味が出せるのか。
答えはNOです。
同じ味は出ないんですよ。
それに近しい味というのは勿論出るんですけれども、全くその黄金バランスというか、その味の絶妙なハーモニーというのは絶対出ないですね。
何故かというと、この料理のレシピというのは「最高のノウハウ」なんですね。
そのレシピには「砂糖をどれくらい」とか「このお水はこれくらい」とか「火は何分かけ」「中火で何分」「ここで煮立ったら止める」と色々本当に細かに書いているとします。
しかし包丁を使うにしても、鍋を扱うにしても違いますし、料理やレシピに対する考え方も違います。
使っているのがガスレンジだったり、オーブンIHなのかによっても全然違います。
例えば「鍋をフランベで返す」という事が書かれてあったら、「大きく返す」のか「小さく返す」のかで全然違います。
手技も全く同じだと思うんです。
一流の先生からのセミナーとかに参加したり、教材を買ったり、弟子入りしたりして学ばれると、その表面的な部分の手技に関しては比較的早く出来ると思うんですね。
「この部分を押す」とか「頚椎の理論的にここをこうやると神経が整うので良くなる」とかの理論だったり、あと「真似事」というのは凄く比較的短期間で出来ると思うんですけれども、「ノウハウ」の活かされ方というのは、使うその人の経験値だったり、その時の状況によってかなり違ってきますよね。
経営ノウハウも全く同じで、基本的には「成功ノウハウ」は「結果が出ているノウハウ」で、そのノウハウ提供者の先生が苦労して作り上げたものなんです。
そして、それでもう実際に結果を出しているんです。
じゃあ何で結果が出ない人がいるのか。
それは体力が無かったり、その時の状況が違ったり、考え方が違ったり、感覚が違ったり、もしくは練習が足りなかったりなどといった違いなのです。
「最高のノウハウ」というのは色々出ています。
けれども、このノウハウの後ろにあるバックボーン...ノウハウを作ってきた先生、もしくは講師の方の「何でこのノウハウを作ったのか」「そのバックボーンをどうやって作り上げたのか」この部分に関してはやっぱり短期間では学べないのです。
こういったバックボーンを学んで考えると、「何で結果が出ないか」というのが凄く分かりやすくなってくると思うんですね。
まず「このノウハウをどう活かすか」と自分を見直してみると、経営・手技に限らず全て上手くいくと思うんですね。
ここをあまり考えずに「レシピをちょっと高いのを買ったから、私はこれが出来る」とか「私はこれで繁盛する」と思う気持ちは分かります。
けれども、やっぱりそのノウハウを作った先生というのは、そのバックボーンに色んなものを持ってらっしゃいます。
それを加味して、得たノウハウをいかに自分で使いこなすかという事を考えていただけると良いんじゃないかな、と思っております。
今日は、この「最高のノウハウ」をいかに使うかというテーマでお話させていただきました。
では今日は以上です。失礼します。
2013/09/13 | 治療院集客に成功するためのノウハウ