治療ではなく自分のストーリーを売る

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。


今日は


「治療を売るな」


というお話をさせて頂きたいと思います。


治療を売るなといっても治療技術の説明をするな、治療技術を磨くなということではありません。


治療技術よりも先に伝えた方が、売った方が、治療院の売り上げという視点では効果的でわかりやすいものがあります。


それは何かというと、ストーリー、人柄を売る、ということです。


まず先生・スタッフのことを技術よりも先に好きになってもらう。


このことを治療技術よりも優先した方が、売り上げは実は上がりやすかったりします。


治療技術が他院と明確な差別化をとれない場合、圧倒的な技術で何でも直してしまう・口コミだけで評判が広がってしまうというレベルまで達していない。


そういった状態であれば、やはり人柄・ストーリー・先生やスタッフの趣味・思い・夢・家族のことなどを伝えた方がいいですね。


何故かというと、人は好きな人・既によく知っている人から物を買いたいと思います。


治療であれば、よく知っている先生・好きな先生に治療をしてもらいたいと思っています。


どんなに腕がよくても先生が無愛想だったり、感じが悪かったり、自分とあわないなと思ってしまうと、患者さんは2度と来てくれません。


そのために、患者さんに自分から情報を開示していく・提供していくことが患者さんに先に好きになってもらう・知ってもらうには重要になってきます。


では、治療院側から患者さんにどうやって情報を伝えればよいのでしょうか?


いろいろ方法はありますが、まずはニュースレターで先生の趣味・思いなどを伝えることができます。


また治療中にお話している時や、初診の問診中にいろんなコミュニケーションをとっていくことができます。


またご案内ブックや説明する資料などにいろんな思いや趣味・自分のことを書いておくことができます。 


チラシやホームページでもそうですが、いいホームページ・いい治療院というのは、先生のことを患者さんによく伝える工夫がしてあります。


例えば、院内ポップで先生のプロフィールを公開しておくことができます。


「自分はういう人間なんですよ」
「こういうものが好きで、こういう思いで治療家になり、こういう思いで治療しています」


患者さんは、こういうことを潜在的に知りたいと思っています。


患者さんは治療中に自分の身体を触られて、自分の身体を預ける訳です。


なので治療技術よりも人間的なつきあいや、その先生を本当に信頼できるか・好きになれる人か、というものを求めるわけです。


だから情報として先生がどんな人なのかを知りたいんですね。


ここをあまり意識せずに技術ばかり追い求め、症状さえ良くなれば通ってくれると思い込んでいらっしゃる先生がいますが、そうではないんですね。


「治療技術ではなくて、人を売る」


この考え方を持って患者さんに接してみてほしいです。


自分から情報を出すことによって、患者さんも自分のことを話してくれやすくなります。


また患者さんが徐々に先生のことを好きなったり、治療院のことを信用してくれると思います。


ここを意識して治療院の中身や、自分が話している内容、自分が患者さんに発しているメッセージを見直してみて下さい。


そしてどうやったら自分の人柄・ストーリー・夢など、自分のことを知ってもらえるのか、考えてみて頂ければよいと思います。


自分の子供、奥さんと仲良くしている写真をブログで公開している先生もいらっしゃると思います。


そういったものを見ていると、その人のことが好きになりますよね。


ちょっと見直してみると、いろんな違いがありますよ。


いい治療院は上手くいっておりますのでぜひ見直してみて下さい。

2013/08/29 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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