治療院 【体験してきました】見込み患者の不安 ホームページ

こんにちは!株式会社クドケンの斉藤です。

本日は、集客の段階から来院するまでの流れの部分での
見込み患者さんとの関係性についてお話しをさせて頂きます。

■■■■■本日の動画はこちら■■■■■


「見込み患者さんとの関係性」

【映像】3:25⇒ 


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先日、地元にある治療院に行って来ました。


その治療院はオープンしてまだ半年くらいで駅から
徒歩2分圏内、マンションの1F部分にあります。


毎日通勤で近くを通っていて気になっていた治療院の1つでした。

僕が気になっていた点は、、、


・あまり繁盛しているようにみえないな(信用性はあるのかどうか)

・どんな先生が治療しているのかな(店頭に看板等一切ない)

・HPを探してもみつからない・・・(専門分野、資格がわからない)

・○○治療院と看板は大きいが、チラシがない(やる気あんのか!)

・外から内部の様子が良くわからない(カーテンで締め切っている)

などなど、判断材料といえば新しいというだけで、
とにかく行ってみるには不安でいっぱいの治療院でした 汗

僕は日頃から繁盛している治療院と、していない治療院に行く
機会があります。

先生も他の治療院に行く機会があると思いますが実際に患者さんの
立場になってみるとわかることってたくさんありますよね。


特に見込み患者さんの立場で考えると、

「ここの治療院本当に信用できるか?」

「ここで治療して大丈夫かな?」

というのが一番不安です。

患者さんは実際にお金を払って自分の体を預ける訳ですから
来院する前に安心できる要素を色々と探しています。


ですから、
ホームページやチラシ等の媒体、もしくは紹介者からの情報は
非常に重要になります。


この治療院の場合チラシもHPもなかったので、判断材料は、、、


・外観と値段(値段は外に貼ってありました)
・家から近い

くらいしかありませんでした。


恐らく、この治療院の商圏範囲内にいる一般の見込み患者さんの
判断材料も同じかと思います。

僕はこの判断材料だけで、とりあえず行く事を決めたのですが、
この治療院に対して一般の見込み患者さんの心の中では、


「どんな先生なんだろう?」
「先生ってなんか資格もっているのかな?」
「実績はあるのかな?」
「本気でやってんのかな?」
「繁盛してないところは心配だな...」
「どんなベットなんだろ?」
「どれくらい通わないといけないんだろ?」
「入ってみて無愛想ならいやだな」
「ちゃんと掃除してんのかな?」
「なんか無駄に物を売られるのかな?」


と不安に思うに違いありません。


ここで言わせて頂きたいことは、
先生が患者さんと直接顔を合わせる前の段階つまり、、、

ホームページやチラシなどの媒体で集客する段階から、
すでに患者さんとの関係作りは始
まっているということです。

今回行った治療院はこういった情報がまったくない状態でしたので
とりあえず予約をせずに飛び込みで入ってみました。

腕に自信がある先生なのか・・・

ダメダメな先生なのか・・・

そんな不安な思いを抱きながらいざ院内に入ると、、、


なぜかこの先生は僕が入ってきて驚いたような顔をして
慌てて挨拶をしていました(笑)

もうこの時点でダメダメでした・・・

先ほど言い忘れましたが、来院前の印象がどんなに良かったとしても、
不安が取り除かれるのは院内に1歩入った時です。

そう、ファーストコンタクトが大事なんです。

先生が笑顔で挨拶するのは当然ですが、最初に先生と顔を合わせた
瞬間に不安や緊張を出来るだけ解消してあげる事が大切です。

この先生の自信のない出迎えを受けた僕は施術を受けるのが一気に
不安になりました。

その他にも、、、色々と気になったことはあったのですが
特に気になったことをシェアします。

始めに、驚きながらも挨拶してくれたのは良かったのですが
終始先生側が【主導権を握る】ことが出来なかったんです。

主導権を握るというと相手をコントロールするような悪い
イメージを持つかもしれませんが、そうではありません。

ここでいう主導権を握るとは、、、

先生が患者さんの行動を誘導することです。
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広いスペースでなくても、一歩二歩の移動に関してもです。


そうすることにより、潜在意識レベルで患者さんに対しての
主導権を握ることになります。


例えば、

玄関から受付までの距離でも

【こちら(受付)にどうぞ】

問診票記入の際も

【それでは、こちらの椅子に座ってご記入下さい】

書き終わって待っている患者さんもいるので

【書き終わりましたらこちら(受付)にお持ち下さいね】

書き終わって持ってきてくれたら

【ありがとうございます。では、そちらの椅子に腰掛けて
2,3分お待ち下さいね】


という感じで、患者さんが一切迷わない様に行動できるように
することで患者さんは安心します。

不安や緊張でガチガチの患者さんに対する誘導は
リラックスした状態をつくる上で非常に大切です。


そして潜在意識的に主導権を握ることができれば
信頼感も高まります。


今回、僕が行った治療院はこれが全くできていませんでした。
せめてこういった細かいことで患者さんを安心させるような
先生であることを期待したのですが・・・

やはり、繁盛していない治療院や、リピート率が悪い先生は
この潜在意識下の主導権もきちんと握れていません。

ぜひ患者さんが院内に足を踏み入れる瞬間までの
思いを考え、見なおして頂ければと思います。

この治療院について他にも気になる点はいくつもあったんですが
今日はこれぐらいにしておきます。


次はあなたの治療院におじゃまするかもしれません。。。

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2012/10/18 | 治療家のための成功思考法

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