接骨院 断ります! マーケティング

From 中野の自宅より、、、


こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。

本日は『断ることでの差別化』というテーマでお伝えします。

意外な切り口かと思いますが、
治療系治療院には必須な条件だと思いますので参考になればと思います。


■■■■■■本日の動画はこちら■■■■■■

「 断ることで繁盛する 」

【映像】4:16⇒ 

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『患者さんを断る』と一言で言っても
何を断るかということが大切です。


通常の患者さん、特にリラクゼーションや大手のチェーン店に
通ったことのある人に関しては、なんとなく勘違いしています。


患者さんは大事にされて当たり前と過度に思っている節があります。

例えば、遅刻しても若干であれば許されると思っています。

例えば、患者さんに優しく話しかけてくれることが当たり前になっています。

多くの治療院さんでは、患者さんに対して過保護である節があります。

患者さんを叱ったり、遅刻したら予約を取り消すなどの強硬姿勢をとる
治療院さんはすでに少数派になってきていると感じます。

だからこそ、『断る』必要があるのです。

僕がよくアドバイスすることは、
『遅刻』を許してはいけないということです。


患者さんの中には毎回遅刻する人がいます。


それは遅刻する癖がついていることもありますが、
遅刻しても許されると潜在意識レベルで持っているからです。


僕は『遅刻する人に断固たる姿勢を持つことで
治療院は繁盛するのです』と良くアドバイスします。

ホームぺージやチラシ、院内やご案内ブックなどで

「遅刻をした場合は施術時間が短くなることをご了承ください」

「十分な施術時間が確保できない場合は、キャンセル料金発生の上、
次回予約をお取りいただくか、施術の中止をご提案させていただきます」

などときちんと説明するのです。


そうすると、患者さんはどういった印象を持つでしょうか?

「なんか、ここの治療院は違うな、きっちりしているな」

「治療方針に気概を感じるな、既存患者さんを大切にしているな」

といった印象を持ち、他の治療院とは違う印象になります。
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つまり、他の治療院との差別化になるのです。


そして、本当に遅刻した場合は、後に入っている患者さんを
優先して施術の中止や時間短縮を実行するのです。


よく考えると、そうしないときちんと時間を守ってきている
患者さんに対して失礼ですし、正直者がバカを見る結果になります。


この姿勢がほかの患者さんの支持を獲得して、
口コミや定着につながるのです。


また、治療に真剣じゃない人も『断る』姿勢をみせることも重要です。

治療方針や治療回数、自宅でのケアなどを
しっかり説明したにも関わらず全く守らない不真面目な患者さんは
理屈を通して叱ること、断ることが必要です。


要するに


「あなたが治療に対して本気じゃないのなら
私(治療家側)はあなたの治療をしたくありません」

「結局、治すのは自分です。気持ちよさを求めるとか
言った通りに来れないなら治らないので最初から来ないでください」


という姿勢を持つことが重要です。


こういったことを言う治療院はほとんどありませんので
患者さんから見ると治療への本気度が伝わり、差別化につながります。

ちょっと理屈を通したうえで叱るイメージでしょうか?
子どもに対して親が愛情をもって叱るイメージです。


そうすると、患者さんも背筋がピンとなって本気で
治療院に通うようになりますし、先生のことも尊敬するようになります。

うちはリラクゼーションでもないし、
お金を払ってもらえる患者さんだから・・・と下手にでるつもりは
一切ありません。この方針に従えないなら他へどうぞ!という姿勢です。


この姿勢が患者さんを惹きつけるのです。


凄腕のゴットハンドと呼ばれる先生って
こういった要素持っていると思いませんか?


俺の腕を信じろ!俺についてこない患者はいらない!


こういった要素を治療院経営に追加すると
患者さんが『ここの治療院は違うな』と記憶に残り、
口コミが起きやすく、定着もしやすいのです。

自分の治療院がどうなっているのか確認してみてくださいね。

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2012/10/11 | 治療家のための成功思考法

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