徐々に売り上げが下がっている 整骨院 SEO 治療院様へ

From 中野のスターバックスより

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。


本日は危機感をすこし治療院業界の現状を客観的なデータとして
お伝えしたいと思います。


本日の動画はこちら========================

「治療院業界のマーケティング・経営の仕組み」

⇒ 

音声のみはこちら...

http://kudokenn.com/music/cgmsikumi.mp3


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今なにもしていない治療院様、

これから新規参入する治療院様、

多店舗展開を目指す治療院様


は現状をしっかり見つけることでこれから業界全体が
どうなっていくのか分かりやすく解説していきたいと思います。

普段、治療院の中で施術していると
なかなか業界全体を見渡すことができないと思います。

しかし、長い目で治療院経営に携わるのであれば
知っておかなければいけない現実もあるのです。

この記事をご存知ですか?
http://www.e-shugi.jp/contents/781/0/

たまたま見つけたものですが、
接骨院や整骨院は今ものすごい勢いで増えています。

そのほかの鍼灸・マッサージなども順調に増えています。
もちろん、届出が必要ない整体やリラクゼーションも増えていますよね。

駅ビルには必ず大手のチェーン展開しているマッサージや
整体院、リフレクソロジーが入っており、どこもそこそこ繁盛しています。

以前なにかの雑誌で現在日本には治療院業界に分類される店舗は
15万件あるという記事が掲載されておりました。

業界全体では毎年5000件以上が増加していると考えられます。
現状そのでもそこそこやっていけるポテンシャルを秘めていたということです。


もちろん、夢破れ廃業・閉院している治療院・店舗さんも
少なくありません。

特に多いのが、1年目での廃業です。

夢をもって開業するも半年くらいから
徐々に経営が本格的にキツくなり、1年未満で廃業というパターンです。

やはり、ノウハウや戦略がない状態で新規参入しても
軌道に乗るまで新規患者さんを集めることができないのです。

産業の成長曲線というものがあります。


誕生期

成長期

成熟期

衰退期


とあってすでにこの業界は成熟期後半に差し掛かっています。

成長曲線に関してはこの記事がわかりやすですね。
http://ameblo.jp/rokilab/entry-10014038097.html

簡単にいいますと産業全体が成長しているときは
誰が店舗をだしてもある程度うまくいくし、
みんな同じことをやっても比較的うまくいきます。

だから、整骨院を出せば大体儲かる、マッサージ店も出せば儲かる
整体もどんどんフランチャイズ展開しても儲かるという時代です。


しかし、成熟期の後半に差し掛かると、
史上の治療院に対するニーズ(キャパシティ)よりも
店舗数のほうが上回ってくるのです。

そうすると、


今まではみんな同じで良かった  ⇒  同じでは選ばれない

出店すれば儲かる        ⇒  出店しても儲からない

順調に売り上げ増加       ⇒  徐々に徐々に売り上げ減少


こういった現象が起こり始めます。

さきほども成熟期にはいるといわゆる"飽和状態"になります。

飽和状態の中で売上げをあげ、維持し、成長させるには
マーケティングと経営ノウハウが必須になります。

もちろん、長年その地で運営されている安定している治療院さんは
すぐには必要ないかもしれません。

今までどおりの運営で問題ないように感じます。
日々同じことの繰り返しで充実した毎日を送れると思います。

が、それが徐々に徐々に崩れ始めます。
そしてあるとき黒船がやってきてその安定を壊し始めるのです。

鎖国を続けてきた日本がペリー来航によって
安定を崩したようにある突然強力なスキームを持つ治療院が現れ
新規が止まり、固定患者さんが徐々に流れ始めます。

成熟期の後半で求められることは


・確実性の高いマーケティング

・他の治療院との差別化

・流出しない患者さんの育成・囲い込み


になります。


治療技術の研鑽だけでは太刀打ちできない時代がきます。


特に新規参入する治療院は厳しい現実になると思います。


もちろん、治療技術そのものも『差別化』につながりますが、
圧倒的な差がなければ意外と素人患者さんは気が付きません。

治療家の先生は人柄がよく本当に患者さんを治してあげたい
楽にしてあげたいという思いで技術を磨きます。

それはそれですばらしいことです。
でも、成熟期に必要なことはマーケティングや勝てる仕組みなのです。

ナンバーワンを目指して同じコンセプトで戦っても勝てないのです。

オンリーワンで選ばれるコンセプトを提供する治療院が勝ちます。

もちろん技術や情熱はあって当然でその上でのことですが、
現実として長い目で見れば人口は減りますし、ライバルは増えるのです。

今から準備をすこしづつ始めてみてはいかがでしょうか。

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2012/05/31 | 治療家のための成功思考法

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