集客エリアを広げる治療院経営術

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。


本日は地域性の高い治療院ビジネスを安定させるために
すこし遠方から集客するためのノウハウをお伝えしたいと思います。


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本日の動画はこちら...

「ブランディングによる集客力を上げる方法」

⇒ 

音声のみはこちら...

http://kudokenn.com/music/brand.mp3

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答えから言うと、、、「ブランディング」ということにつきます。

ブランディングという言葉をご存じですか?

インターネットで検索するとこういうった意味合いで表示されます。

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ブランディングとは、ロゴやブランド・ネームなどのブランド要素と、
差別化されたブランド価値を結びつける連想を、
消費者の頭・こころの中に育んでいく活動であると定義できます。
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これ結構核心をついていると思います。

これを治療院経営にどう生かすかというと、、、


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見込み患者さん、つまり来院したことのない患者さん候補の
頭・こころの中にどのように自分の治療院、自分という先生像を
育んでいくのかということになります。
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実はこれは新規集客という視点ですごく重要な戦略なんですね。

治療院などの店舗を構えて、その地域に住まれている人を
対象にビジネスを行うと、どうしても商圏というものが限られます。

つまり、遠くになればなるほど新規来院する可能性が
下がっていくということです。

そして、ライバル治療院が近くにできれば
その商圏はより激戦区化し小さくなっていく可能性がありますね。

昔はチラシを撒けば反応があったのに...

最近、、新規がめっきり減ってきた...

というのは、基本的に見込み患者さんの潜在数は変わっていないはずなので
ライバルが増えたこと、メディアの変化に起因するわけです。

そうすると、、見込み患者さんからみて、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑ここ重要ですよ。。。

新規の見込み患者さんからみて差がない場合は
どうしても近くの治療院でよさそうな治療院に行くわけです。


そこで治療院ブランディング戦略が登場するわけです。

見込み患者さんから見て、


・ここの治療院はすごく有名なんだよな、、

・評判いいんだよね、、

・○○に特化しているからよさそうだ、、


というその治療院が少し遠くても
行くべき理由=ブランドを提供するわけです。

言い換えると見込み患者さんにブランドを伝えることが
できれば広い商圏から集客することができるのです。

ではでは、どうやればブランドを作ることができるのでしょう!

一番気になるところですね。


はい、一番は露出です。

次に、専門特化する事です。

露出ってなんですか?というと・・・

いかにたくさんの見込み患者さんに自分の治療院のことを
知ってもらえるのかということ。

ホームページにたくさんアクセスを集める、、

自分の良さが伝わるチラシを何度も撒く、、

良さ・こだわりが伝わる看板を目立つ位置に出す。

などが基本となります。

ただ、これだけではすこしブランディングという視点では弱い。
見込み患者さんからみて「ここすごいかも...」と思ってもらいたいですよね。

だから、すごそうに伝わるような仕掛けが必要です。


ここでメディアに出るということが必要になります。


テレビ出演する

本を出版する

雑誌に載る

取材を受ける

賞をもらう


などなどしていくと一般見込み客から見ると、


「おーこの先生みのもんたに出ているからすごいはずだ...」

「おーこの治療院ニュースで特集されていたよな...」

「おー本に載っているということはすごい先生のはずだ...」


となっていくわけです。


実際、こういった出版やマスコミ出演をしていることで
劇的に集客がうまくいっている治療院さんはたくさんあります。

例えば、、某有名な先生は自費出版で書籍を出版して
その書籍掲載を前面に出すことで自分の治療院をブランド化しています。

自費出版は200万~300万円が相場です。
複数の治療院で共同出版という形式で行っている場合もあります。

また、某有名先生は出版プロデューサーに依頼し、
初期費用なしの商業出版にて本を出して、
自分の治療院をブランド化しています。

商業出版というのは、自費出版に対して、
出版社が利益が出ると見込まれるテーマで出版することで
出版社から7%~10%の印税をもらいながら出版することです。


また、専門特化という視点でも同じですが、
意外と出版というのは難しいことではないので
一般の治療家さんとしても十分可能なブランディング術です。

雑誌掲載や取材を受けるにはプレスリリースという戦略があります。

PRはマスコミに対して、自分の情報は社会的に面白いし、
役に立つものだから掲載しませんか?と働きかけるものです。


あとはインターネット特有なものですが情報ポータルサイトを
作っていくというやり方もあります。

専門特化した情報コンテンツをまとめたサイトを持つことで

「その道の専門家というブランド」

を確立していく事ができます。

腰痛に関する情報をまとめる、不妊に関する情報ポータル、
自律神経失調症に関する情報まとめたポータルサイトなど
なにかジャンルを絞って有益なサイトを作ることでブランド化します。

また、雑誌や専門誌に連載や記事を提供するという方法もありますね。
自分が特化したジャンル雑誌、専門誌に問い合わせてみるのも1つです。

あとは、地域イベントをするというの方法もありますね。

専門家として講演活動や自治会などでのイベント協賛、
カルチャースクールなどで講師、指導などを行ってもブランドになりますね。

要するに端から見て専門家というステージに上がっていくということです。


手間はかかりますがこういった戦略で成功している
専門特化型治療院は意外と多いのです。


まとめますと、


何か自分の強み・良さ・こだわり・専門性を
おおやけな媒体(メディア)において露出を増やすこと


見込み患者さんに専門的で共感できる・有益な情報を届けること


これができたら苦労しないよ、、、と思いますよね。。

でも、他の治療院ができないからブランド化なんですよね(笑
みんな簡単にできたらブランドになりませんよね。

ブランド構築は手間と時間とちょっとした資金が
必要なんです。

できる範囲でやれることから初めて見てください。

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2012/03/23 | 治療院マーケティング

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