大きな大きな勘違い

■大きな大きな勘違い:料理と治療院■


こんにちは、治療院WEB集客のクドケンです。


本日の動画はこちら

【料理と治療の共通点】


4月に入りましたが、あなたの治療院経営は
無事に春を迎えることができましたでしょうか。

まだ地震の影響は少なからずありますが、
自分ができる最大の社会貢献は自分の仕事を
一生懸命がんばることです。

治療院経営であれば、自分の治療院を繁盛させて
患者さんの満足と感謝と引き替えにいただく治療費を
たくさんもらい、売上げをあげていくことです。

人に感謝され、経済を動かしていくことが
どんな商売でも1番の社会貢献なのです。

さぁ、がんばっていきましょう。


本日は、うまくいかない治療家の考えを
味自慢の料理人と比較して解説します。

きっと周りを見渡すと「いるいる!」と思う内容です。

あなたも、日常外食することがあると思います。
ちょっとお昼を外で...、夕食を家族一緒で外食に行くなどなど...。

その時あなたは本当に「味」だけでお店を決めておりますか?
よーく考えてみてください。

「味」以外の要素ってかなりありませんか?

・利便性 (近いかどうか・行きやすいかどうか)

・価格  (高いかどうか・コストパフォーマンス)

・店構え (デザインやコンセプト)

・サービス(接客態度・電話態度)

・設備  (清潔感があるかどうか・テーブルやイスなど)

・人間性 (料理人やスタッフとの人間関係)

etc...


そして 

・味 (おいしいかどうか・自分の好みかどうか)

こう考えるといろいろありますよね...。

そして、これをトータルで選んでいますよね。
選ぶ基準は人それぞれ...

遠くても高くても

「どうしても、あのレストランにいきたい!」

という人もいれば、

「近場でそこそこおいしい料理店で安い方がいい」


という人もいます。

大切な考え方は「トータル」で、人々それぞれの価値観の中で
判断されているということです。


「味」がよければ遠くでも行きたい!

とか

「味」さえよければサービスが多少悪くても
立地が悪くても、無愛想でもいきたい!


という人はどちらかというと少ないですよね。

もちろん、すごく有名な料理人で、
ミシュラン何個星!みたいなところで
メディアや口コミが凄ければ「味」だけで流行ります。

でも、そういうことは通常周りを見渡しても
ほぼないといってもいいでしょう。

あなたの"自分が選ぶ基準"を考えたらそうじゃないですか。


クドケンの場合でしたら、
車がないので電車や自転車でいける距離の料理店に
良く行きます。

わざわざ電車にのってまで、
行きたいとはあまり思いません。


またもう一つ大切な事は「味」には好みがあるということです。

一般的においしいものはおいしいですが、
ここの味は好き!私には合わないというものがあります。

さらに、同じ料理でもキレイでオシャレな空間で食べるのと
汚い殺風景なところで食べるのでは味の印象がかわりますよね。

まとめますと...

1、店を選ぶ時は"味"以外も含めてトータルで評価する

2、味にも好みがあるし、雰囲気やサービスで味も左右される


はい、ここまできたら僕が言いたいことが
わかってくると思います。


一般的な治療院も根本概念は同じなのです。
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「料理の味」と「治療技術」を一緒にすんじゃねー!と
聞こえてきそうですが、同じです!

といいますか、同じだと考えた方がうまくいくということです。


一般人が治療院を探すときに、
わざわざ遠い治療院に行きたいとは思いません。

腕がよくても、感じ悪い先生のところには行きたくありません。

腕が良くても、値段が明らかに高いこところにはいきません。


同じです。

遠くても、高くても、院がキレイじゃなくても繁盛するのは
それを陵駕しての口コミやメディア掲載、伝説となる
レベルである必要があり、その状態を作るには時間がかかるものです。


通常の治療家はこうなれません。

歴史がない治療家もこうなれません。

でも安心してください。
正直なところ腕だけで勝負する必要などまったくないのです。


料理店と同じくトータルで勝負すればいいのです。


・地域密着

・キレイで患者さんに安心感を与える院

・患者さんの心を開くコミュニケーション

・気配り・心配りのサービス


そして

・自慢の磨きに磨いた治療技術


すべてで勝負するのです。


さらに、先ほどの料理の好みの味があるように
手技があわない...人によっては効果が感じられない
ということも起きうります。

料理の味もそうなのですが、
治療技術も客観的な計測指数といものがありません。

一応資格がその基準の1つになりますが
国家資格があれば腕が良いのかというとそうではありません。

調理師の免許があれば料理が
うまいのかというとそうでもありません。

同じです。

英検1級 とか 英検2級

簿記2級 簿記3級

TOEIC800点... TOEFL 400点


などレベルに応じて公共性の高い期間が
数字やレベルで試験を行って証明してくれたら
いいのですが、治療技術でそんなものありません。


手技や治療法はそれぞれ違いますし、
先生それぞれの経験値や人間性も違います。

治療力 450点!  治療力 700点!


などとは計れません。

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つまり、あなたの自慢の治療技術を計るものは
きわめて個人の過去の体験・経験による
きわめて個人的な感覚に基づく判断なのです。
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はじめて治療院にいった人であれば、
そこまで腕が良くなかったとしても満足するかもしれません。


過去に凄くよい治療院にかかっていた人には
ここはあまり治療の腕がよくないなと思うかもしれません。

大切な事は治療技術が良い悪いというのは
あなたが決めるのではなく、患者さんの体験価値が
決めることである、ということです。


ここを理解せずに、


「俺はこんな師匠についておそわってきた!」

「俺はこんなに臨床経験を持っている!」

「俺の技術は地域で1番のはずだ!」


といってもまったく意味がないのです。


まとめ


治療院を選ぶ基準というのは


1、治療技術だけではなく、トータルで評価されている

2、治療技術の善し悪しは患者さんの体験が決めること


ここを十分に理解して4月からロケットスタートを切ってください。


多くの治療家は2011年あたらしいパラダイムを求められています。


これからライバルは、ますます増えて行くことでしょう。

パラダイムシフト
http://bit.ly/es9mkB


このキーワードを胸にがんばりましょう!

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2011/04/30 | 治療院マーケティング

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