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強者と弱者の戦略の違い
こんにちは、治療院WEB集客のクドケンです。
■本日の動画はこちら■
→「強者 vs 弱者」の戦略に違い
ついこの前までは寒くてダウンジャケットを
着ていたのですがもう世間は半袖の人が闊歩してます。
本当に時が進むのは早いですね。
あなたの治療院経営は進んでいらっしゃいますか。
おそらく、治療院経営という仕事は
どちらかというと世間との接触が少ない業種です。
診療時間はずっと治療院にいなければならない。
いつも同じスタッフで毎日患者さんの治療に励む。
治療家という仕事はやりがいもあるし
うまくまわってさえいれば毎日が楽しいと思います。
しかし、一般的なビジネスや会社勤めから離れると
やはり感覚も知識も偏ってきます。
ここだけは注意していきたいところです。
治療院経営を無理なく効率よく行うには
やはり一般的な経営感覚やマーケティング感覚が
必須になります。
最近では次のような質問をいただくことが
あります。
==========================================
副業でやっています。
土日と平日夜しか対応できませんが
まずここの時間帯で一杯にして繁盛させてから
本業にしたいです。
==========================================
とか
==========================================
どちらかというと人口も少ないし、田舎です。
でも腕には自信があります。
駅からも遠いですし、土曜の午後と日曜・祝日は
休みにしたいです。
100名の新規集客をなるべく安くできませんか?
==========================================
たぶん、僕のクライアントさんで
がんばっている治療院さんが聞いたら怒ります。
気持ちは分かります。
・広告費をかけずに
・安い賃料のスペースで
・立地が悪くても
・料金が高くても
・休日はしっかり取りたい
・自分の都合の良いときにだけ
患者さんがほしい
などなど、こういった願望を持つことは普通です。
人間誰しも楽をしたいですし、
簡単に儲かるならお金も欲しい。
治療院の仕事は楽しいしやりがいもあるけど
もっと楽して繁盛させたい。
しかし「現実」はどうでしょうか?
「現実」はかなり厳しいですよね。
実際に100名超えているところもありますが、
それなりに予算もかけていますし、
ホームページ以外でもがんばっています。
マーケティング戦略ではステージよって
「強者の戦略」と「弱者の戦略」と
と大きく分けられます。
「強者の戦略」は資金力があって
スタッフも雇えて設備も揃えて立地もよい。
当然ですよね。
「弱者の戦略」とは資金力もない
スタッフも自分1人、設備もない立地も悪い。
こういった状態です。
このいわゆる強者と弱者がまともに
戦ったらどうでしょうか?
勝てるわけがありません。
大人と子供の喧嘩のようなものです。
弱者は弱者なりの戦い方をしなければ
勝てるわけがないのです。
治療院経営も同じです。
超激戦区に参入してきて、
なにもしないでいきなり大繁盛などは
絶対になりませんし、ひねり潰されます。
立地・広告力・既存患者さんの数・信用
すべての部分で負けている状態から入るからです。
同じコンセプト・同じ営業時間・
端から見て同じような手技・立地も悪い
こんな状態で勝てるわけがない。
だから今うまくいってないのであれば
自分は「強者」なのか「弱者」なのかを
ハッキリ認識することからはじめてください。
うまくいっているなら、より安定するように
強者の戦略を確立してください。
では、「弱者」が「強者」に勝つには
どうすればいいのか?
これが永遠の課題ですね。
打つ手はたくさんありますが、
1、戦う広告媒体を選んで集中して戦う
→これは強者でも同じなのですが、
広告力・告知力を強者以上に持つこと
ホームページでいうとわかりやすいと思います。
地域の強者よりもホームページにお金と時間・
手間をかけてインターネット上の魅力で
上回るということです。
インターネットというものは、
ホームページに掲載されていることが全てです。
それ以外は全く伝わりません。
だからいいのです。
弱者でも魅せ方次第では強者よりも
集客できてしまう媒体ですよね。
資金力を片手にチラシを大量に撒かれると
資金がない弱者は絶対に勝てません。
だから勝てるジャンルに絞って
集中してお金と時間をつぎ込むのです。
当然、地域の強者よりもお金と時間を
注ぎ込まないと勝てないことはわかりますよね。
2、時間をずらす
→同じ時間で戦っても難しいですよね。
強者はすでに大量の顧客を持って認知度も高い。
弱者は同じ時間で戦うよりも強者が休んでいる
日曜日や夜・夜中・早朝などポジションを
変えて戦ったほうがいいでしょう。
休日までやる・出張も取り入れるなど
どうすれば勝てるか考えることですね。
大切な事はまともにかち合わないことです、
3、ポジションをずらす
→いわゆる専門特化すること・
目立つような仕掛けを取り入れることですね。
○○専門!
1分100円です!
会員制の治療院です!
などなど強者の発信するメッセージと
被らずに目立つメッセージにすることです。
カーブスってご存じですか?
5000/月額で私服のまま
お手軽サーキットトレーニングという
コンセプトのミニスポーツクラブです。
これが今主婦層を中心に人気があります。
スポーツクラブ業界も飽和しています。
資金力による立地と広告力・値下げ競争に
突入しており大変な業界です。
しかし、このカーブスはポジションが
違うので直接競合しないのです。
まさに弱者の戦略です。
治療院でもこういったポジションを
変えて魅せることができないかを
考えてみるのはよい戦略の1つですね。
ただし、ポジションを変えただけでは
まったく意味がありませんのでご注意ください。
ポジションが違うと言うことだけでも
目立ちますがそれを告知する力も大切ですからね。
このように弱者が強者に挑むには
戦い方があるのです。
当然、強者のほうが圧倒的に有利なので
弱者はゲリラ的な戦いになると思います。
しかし、弱者だからといって
落ち込んでいてもなにも進みません。
「患者さんこないかなー」
と窓を見ていても来るわけがありません。
大体見ているとうまくいかない人は
単純に行動していない、または圧倒的に遅いのです。
経営というものはマインドセットや根性だけで
なんとかなるものではありませんが、
まず行動力を上げてみてはいかがでしょうか。
2011/05/17 | 治療院マーケティング
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