吉野家に学ぶ顧客単価アップ作戦

こんにちは、クドケンです。

今日は牛丼の吉野家に学ぶ単価アップの秘密をお届けします。

動画はこちらです。

普段は健康のために吉野家などの牛丼チェーン店には いかないのですが、先日たまたま時間がなくて吉野家に 入ったときのことです。

大学生の時は吉野家とか松屋によくいっていたので、 かなり懐かしい感じでした。

吉野家に入り僕が注文したメニューはサービスAセット500円 でした。

普段は絶対にお得感を考えて並か、並と卵程度しか頼まない僕が 思わず、吉野家中野店の顧客単価を上げてしまった理由を お伝えします。

飲食店ではよくある顧客単価を上げる方法なのですが、 吉野家はやらないと思っていたのですが、普段は並と卵しか 頼まない僕が思わず500円支払ってしまいました。

なぜ、そうなったのか?

通常、吉野家では特にセットメニューを強調することもなく 席について、だいたい並!とか大盛りつゆだく!とか頼みます。

だいたい壁かキッチン側の上にあるメニュー表を見ながら 決めます。

つまり、すべてのメニューが均等に見えている状態で メニューを選んでいたのです。

通常の治療院(慰安系、治療系ともに...)では同じような状態が 普通です。

しかし、今の吉野家にはオススメサービスセットが席に座ると 堂々と目の前においてあるじゃないですか?

しかも、一番上の目立つ部分にはキリのよい500円(ワンコイン)で 頼めるセットがあります。

その下の部分もセットメニューが中心。

クドケンのブログ

豚丼や牛丼並などの個別メニューはかなり目立たない位置に書かれています。

さらにこの一言

オススメ「すこしお得なセット」

こんなことが書かれていました。

吉野家に入ってメニューは知っていたけど、何となく こういった「オススメ」や「セットでお得」と書かれていると 「じゃあコレにしてみようかな...」となってしまうのが人間心理。

そう、人間は「お得」「オススメ」「一押し」「ランキング」に 弱いのです。

例えば、吉野家売れ筋セットメニューランキング

1、A定食 

2、B定食 

3、C定食

4、並盛り+半熟卵

5、牛鮭定食

こんな感じで書かれているとなんとなく、一番人気を頼みたくなります。

また、人間は判断基準を他人に依存したがる面があります。 店側がセットメニューを全面にだして、「一押し!」みたいなことを 言われると「じゃあ、セットにしよう!」と流されてしまします。

マクドナルドもそうですね。

100円のハンバーガーがあるにもかかわらず、多くの人は セットメニューを頼んでしまう。

それが割高になってしまっていてもです。

セットメニューが全面に出ていて安い、100円メニューや 安めのセットメニューは目立たない場所に置いてあるからです。

これを治療院で利用するとどうなるのか?

1、まず利益率の高いメニューを全面にだしておく。 →安いメニューやコースと同列で見せてしまうと、だいたい安い方に ながれてしまう。

2、ランキングを作る。 →人間はランキングに弱い。「当店の人気ランキング」を作っておくと ランキング上位から選んでしまうのが人間心理。

3、初めての方はこれ!メニューを作る。 →初めての人に「初めての方限定のお得なメニュー」というと かなりの確率で選んでしまいます。

4、セットメニューを作る →お得に見えるセットメニューを入れることで、顧客単価が 上がるので結果的に利益も増えることがほとんど、顧客にも満足度が 高い。

こういったことをやってみるといいですね。

飲食業界だけじゃなく、治療院でも単価を上げることが出来ます。

売上げを上げるには

1、新規を増やすか

2、単価をあげるか

3、リピートを頻度を上げるか

しかありません。

売上げはこの「かけ算」で決まっています。 いいですか?「かけ算」なんです。

それぞれ3割づつ上げると、1,3×1,3×1,3 です。

答えは2,197です。

それぞれを1,3倍にすれば売上げは2,2倍になるんですね。

まずは顧客単価を上げるように今回のメルマガを 参考にしてみて下さい。

PS

よく治療家の方とお話していると、自分は治療系だから、 自分のやり方は違うなど始めからアドバイスを否定する方が います。

プライドや自分のポリシーがあるんだと思います。

しかし、自分は違う、自分には関係ないと思った瞬間に人は、 その情報を活用しなくなります。

自分は違う、自分にはできないと思う前に

「どうしたら自分のシステムに活用できるだろうか」 「どこか活用できる部分はないだろうか?」

という視点・考え方に切り替えて下さい。

これは、成功の秘訣です。

PS2、

友人の整体院に最近、ホームページ制作や集客サポートの 電話営業が多くなってきたと聞きました。

やはり、この激戦時代では廃業する人もあとを立たないとの ことです。

そういった競争の激しい業界を狙って、様々な会社が サービスを仕掛けてきます。

中には、営業だけ良くてまったく実際頼んでみると まったく集客につながらない会社も多くあります。

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2010/03/29 | 治療院マーケティング

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