ホームページ集客の方程式

本日はホームページ集客の方程式といいますか、
「答え」をお伝えします。


なぜホームぺージで集客できる所とできない所があるのか?
なぜ一般的なホームページ業者を選ぶと失敗するのか?

その答えがあります......(ニヤリ

この御時勢、インターネットを閲覧すれば、

「治療院が儲かる方法」
「売れるホームページはこちら!」
「接骨院専門のホームページ!」
「月額たった1万円からのホームページ!」

などなどさまざまな情報があふれています。


ほんと溢れています...
僕もそういった情報を配信している一人なのですが(笑

また、電話営業・FAXでは

「ホームページ作りませんか?」
「携帯サイト作れば、患者さんが増えますよ!」
「SEOやりませんか?」
「うちの治療院総合サイトに広告のせませんか?」

などなど、世の中甘い誘いばかり...

「ほんとかよ...」
「うそつけ」
「そんな簡単に患者さんが増えたら苦労しないよ」

そんな甘い誘いを見分ける「一つの基準」を本日お届けします。

その前に、いつもの小話を...


日曜日に「訪問マッサージ開業セミナー」のスタッフとして
渋谷でお手伝いしてきました。


僕のクライアントさんもいらっしゃいまして
普段メールや電話だけのやり取りをされていた方と
偶然?お会いすることになりました。


メールなどではやり取りしているのですが、会うのは初めてです。


「工藤さん、イメージと全然違いますね」
「もっと偉そうな人だと思っていました!」

ということです。


僕は気さくな奴ですよ!!


もっともっと気軽に相談してくれていいんですよ。

それはさておき、セミナー終了後の懇親会の席で
いろいろホームページの集客や、店舗においての相談に乗って
いた時のことです。


チラシの相談を受けていたとき思ったのですが

 「この方たち、まるで顧客が見えていない!」


ということでした。

「工藤、お前、チラシ見ただけで
顧客が見えてないとかどうして分かるんだよ?」


と思うかも知れないですが、メッセージがブレているんです。
メッセージが顧客がらブレると当然伝わりません。


チラシに限らすホームページでも同じことが言えるのですが、
チラシって要するにメッセージを伝える媒体なんですよ。


そして、この媒体を通してメッセージを伝えたい見込み客が
いるんですよ。


この見込み客の設定が曖昧だったのです。


なんとなく誰に言っているのかわからない...
見込み客がなにを求めているか分かっていない...
見込み客がなにに興味があるか分かっていない...


顧客が見えていないとメッセージがブレるんですね。


相談してくれた方にアドバイスしたのですが、

1、メッセージを伝える見込み客は誰かをはっきりする

2、この見込み客はなにを気にしているのかをはっきりする

3、何を言えばその見込み客の注意を引けるのか?を
まず考える

これが大切なんですね。


先月買った13万円のセールスコピーライティングの教材にも

まずは見込み客を「リサーチ」して顧客を知ること


そして

「メッセージを【どういうかではなく、何をいうか】が大切」

と何回もいってました。

これ大切ですね。


次回のメルマガではこれをもっと深めてお伝えします。


チラシ戦略をとっている治療院は少なくても
1,5倍は反応率あがりますよ。


では、毎度毎度説明が長くなりましたが、本日のお題

---------------------------------------------------------
一般的なホームページ業者が語れない
インターネット集客の方程式
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なぜ「一般的なホームページ業者が語れない」と付けたかというと
これを知られると一般的なホームページ業者は仕事が取れなくなって
会社がつぶれてしまうからなんですね。


だからこれから話すことは、どんどん広めてください(笑

インターネット集客の基本方程式です


新患さん

=【アクセスの数・質】×【ホームぺージの強さ】-【ライバルの強さ】

です。


アクセスの「数」とは単純にホームページを訪れる人の数、「質」とは
その訪れた人がどれだけ本気で治療院やサービスを探している「本気度」
とでも言えばいいでしょうか?


つまり、アクセスに関しては「数」だけではなく「質」がすごく重要です。

どんなにたくさんのアクセスを集めても、そのアクセスが
「あまり治療院など探してない人」
であれば意味がないのです。

ここが分かっていない人が多いんですね。


私のクライアントさんで一日のアクセスが10~15アクセスしかないところが
あります。


でも、「本当に治療院を探している人」だけをホームページに集めているので
月に30~50人以上が毎月新規でやってきます。


つまり、10アクセスに1人が治療院にやってきます。


しかも、すべて自費治療で、顧客単価は5000円くらいになっています。
これがアクセスの「数と質」です。


これをいかに高めていくかというのが、マーケティングの醍醐味です。


よくあるホームページ業者は

SEOやりますよ...実績で「○○で1位とってます」とかいいますけど
そのキーワードで1位で集客できんのかよと疑問に思うことが多々あります。


「ヤフーカテゴリーに登録しますよ...」とかね。

登録してもよいアクセスなんて集まるわけないじゃんと僕は思います。
しかも治療院はヤフーカテゴリに登録するのに15万円かかったと思います。


だからこういったアクセスの数や質をあまり考えていないところが95%
なんですね。

といいますか、アクセスの質という感覚が分かっていない実態ですね(笑

だからホームページ業者を選ぶときは、

・集客キーワードで3位以内保障できますか?

・そのキーワードで月どれくらい集客できる予想ですか?

・そのキーワードって月に何回くらい検索されているんですか?

と聞いてみてください。


次、【ホームぺージの強さ】についてです。

方程式は

【アクセスの数・質】×【ホームぺージの強さ】ー【ライバルの強さ】

です。

感覚的な表現ですが、なんとなく伝わると思います。


つまり、どんなに良いアクセスを集めてもそのホームページが
なにも言ってなかったり、顧客に伝わりにくいホームページだったり
外見があまりにも素人くさかったりすると、効果は「ゼロ」です。


そう!掛け算なのです。


※でも実際はホームページがあれば「ゼロ」ってことはないので
どんなホームページでもないよりはマシです。


「強さ」=「制約率」=「訴求力」=「顧客が行きたいと思う度」

こんな感覚です。


では「強いホームページ」ってなんですか?という話です。


強いホームページはとは

顧客に判断基準を与え、顧客がほしい情報を分かりやすく伝えてあげる
ホームページの事です。


もちろん外見も重要です。


素人手作り感いっぱい+文字ばかりのホームページと
イメージ画像やスタッフの写真、院内の写真などがいっぱいの
ホームページを比べたときどちらにいってみたいと思いますか?


特に治療院に関しては、しっかりしていて安心感のあるホームページが
よいと思います。


顧客は検索結果の上から順番に気になったところのホームページを
開いていきます。


そして、開いてから3秒以下(実際2秒くらいだと...)でそのホームページに
自分の求めている情報があるか判断し、無いと判断すれば即「戻るボタン」を
押して立ち去ります。


外見が悪いとここで審査落ちしてしまうんですよ...


よくあるミスといいますが、経済的な問題で仕方がないのですが...


治療家の方が自分でホームページを作り、時間をかけて
がんばってつくった割にはそれほどよいホームページができないことがあります。


もちろんある程度きれいに作れるのであれば問題ないのですが、
治療家の方はパソコンが苦手なのです。


綺麗なホームページを作れる人はほんのわずか...


自分で作る⇒弱いホームページ⇒結局選ばれない

自分で作ってもいいんですが、時間をかけた割には集客効果が
いまいちあがらないという現実...

【アクセスの数・質】×【ホームぺージの強さ】


掛け算なんですね。


例えば、感覚値ですが

アクセスパワーが   レベル10

ホームページの強さも レベル10

ライバルの強さが   レベル 0

新患さんは100人やってくるかもしれません。


でもホームページの強さが3だった場合は

30人しかやってこない計算になります。


この70人の差が毎月続きます。

年間840人の新患さんを逃しています。


実際にはこのような数字にはなりませんが、現実はこんな感覚で動いていると
考えてください。

ライバル治療院がまだ強いホームページを持つ前に強力な
ホームページを作って一人勝ちしてください。


注意:綺麗なホームページを作ってもよいアクセスがなければ意味ないです。
まずアクセスありきです!!

   ホームページを考えるときはアクセスをどう集めるかを考えてくださいね。

   通常の業者は、アクセスを集められないのです。

最後に「【ライバルの強さ】」についてです。

アクセスを集められる、強いホームページがある、もう一つ重要な
ファクター・・それがライバルの強さです。


インターネットというのはボタンをクリックすれば、ほかの治療院の
ホームページ移ることができます。


ほんの数秒ですね。


顧客も検索結果の上から順番に気になるホームページだけを
順々に見ていきます。


インターネットを使う人は、「ドライ・無機質」です。
常に顧客はよりよいものを比べたがっています。

つまり、あなたがどんな思いで治療院を経営していようと、
どんなにすごい治療技術を持っていてもうまく伝えないと伝わらない。

特に激戦区などでよく起きるのですが、ホームページはかなりよい。
でも同じくらい強く、綺麗なホームページが上からずらっと並んでいます。


顧客が選べる治療院はたった一つです。


そして顧客はインターネットなので、気に入ったホームページを念入りに
比較します。


そこで負けると結局来てくれません。


競合ホームページが多いときは、ライバルの売りやライバルの主張を
分析して自分のホームページはどう作っていけば目立つか、どういった
メッセージを送れば顧客は反応してくれるかを考えなければいけません。


あと2,3年もすれば安定した経営をする治療院は当たりまえのように
ホームページを持つ時代がやってきます。


だから今から他のサイトと比べたときに負けないホームページをつくって
いく必要があるんですね。


いかがだったでしょうか?

【新患さんの人数】=
【アクセスの数・質】×【ホームぺージの強さ】-【ライバルの強さ】

です。

今ホームページを持っているなら、この方程式を考えて
もう一度見直してみてください。


そして、今はまだホームページを持っておらず、これから自分で作るときでも
業者さんに頼むときでもこの意味を真剣に考えてください。


ホームページ集客はこれからますます有効になってきます。

そして、1度良いホームページをしっかりと作ってしまえば
3年後、5年後もほったらかしで新患さんを呼び続けてくれます。

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2009/02/28 | ホームページ集客

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