2021-7-29
最低賃金の値上げ…。どう対処していきますか?
経営
田村剛志
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おはようございます。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
356ターン目をお届けします。
ここ最近の記事の閲覧数を見ていると、
やはり「売上を上げたい」と
考えている方が多いようです。
これまでも
何度となくお伝えしてきましたが、
売上の方程式は
売上=カルテ数(顧客数)×カルテ単価(顧客一人当たりの月売上)
になります。
年間の売上は
これを積み上げることで作られます。
大事なことは、
売上はできるものではなく、
作るものだと言うこと。
なんとなくやっていては
売上は上がりません。
もちろん、
売上を上げることが
事業の目的ではないことを
忘れてはいけません。
売上とは、
顧客からの通知表のようなもの。
顧客からの評価が高ければ
売上は上がり、
評価が低ければ売上は下がります。
瞬間的な売上であれば、
新規客をかき集めて
回数券などの高額商品を売りつければ
作ることは可能です。
しかし、
事業を短期間で売却するなどの
目的でなければ、
継続的に売上を上げ続けなければ
事業を継続できません。
施術業では、
新規と継続の顧客の割合を
2:8から1:9にすることで、
継続的な売上を
上げ続けることが出来ます。
何年も経営しているのに、
新規をたくさん呼び続けないと
売上を維持できないのであれば、
顧客の離脱が多すぎると考えられます。
そして、
最も多く顧客が離脱する
タイミングは初回来店時です。
ですから、
施術業では初回から2回目の
リピート率が重要視されるのです。
リピート率が
70%なら30%、
80%なら20%の新規顧客が
離脱していることになります。
2回目以降のリピートで
これほど多くの顧客が
離脱するケースは珍しいです。
このことから、
継続的に売上を上げたければ
初回リピート率を高める必要があるのです。
特に、
対応できる顧客数に限りがある
ひとり院では重要になります。
来週は顧客のリピートを左右する
大事なポイントをお伝えします。
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
また来週!
Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
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