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 田村剛志

プロレスから学ぶ”治療家の在り方”とは…

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おはようございます。


治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
351ターン目をお届けします。


今年のお正月、
1月1日に日本武道館で
プロレスを観てきました。


お目当てのカードは
中邑真輔vsグレートムタの対決。


プロレスをご存知ない方からすれば、

なんのこっちゃ?
という感じだと思いますが、
最後まで読んでいただきたいです。


中邑真輔というプロレスラーは、

日本の新日本プロレスから
世界最大のプロレス団体WWEに
移籍して大成功した選手です。


日本では
想像つかないかも知れませんが
アメリカではWWEは大人気で、

中邑真輔選手は
なんとイチロー選手や
大谷選手よりも知名度が高く、

アメリカで最も有名な
日本人と言われています。


一方のグレートムタも
日本からアメリカに渡り、
全米に名前を轟かせた伝説的悪役レスラー。


この日はグレートムタ選手の
引退試合ということで、

通常では考えられない
マッチメイクとなったわけです。


もちろん、
大変な期待をもって
観戦しに行ったわけですが、

想像を遥かに
上回る感動を体験しました。


これまでも数えきれないほど
プロレスの試合は観てきましたが、

その中でもダントツで
すばらい試合でした。


何が凄かったか?


それは魅せ方の違い、拘り方。


プロレスをよく知らない人は、

「プロレスってヤラセでしょ?」

「ホントは痛くないんでしょ?」

などと言います。


これは少し誤解があります。


プロレスは格闘技とは違う競技。


事実、
WWEはプロレスではなく
スポーツエンターテイメントという
名称を使用しています。


しかし、
実際のところ怪我は日常茶飯事だし、

試合中や練習中に
命を落とす選手を少なからずいます。


私自身、
レスラーの方々のカラダのケアを
させていただくことがありますが、
本当に命懸けの競技です。


そして、
対戦相手だけではなく、
観客とも戦わなければいけない競技です。


プロレスにおいて
勝った負けたは二の次。


いかに観客を魅了する
試合をするかが重要なのです。


前述の試合は
これが飛び抜けていました。


立ち姿、歩き方、
指の一本一本の動きまで
意識された試合でした。


言葉にすると陳腐ですが、
本当に痺れました。


ただ入場してくるだけ、
退場していく姿だけで
お金が払えるような試合でした。


では、
なぜこんな事を施術業界向けに
発信しているのか?


それは魅せるという意識が
欠如している先生方が多いからです。


「プロレスと施術は違うよ」

という声が聞こえて来そうですが、
見習うべき所はあります。


例えば、見た目。


髪型、髪の色、メガネ、
白衣のデザインや色。


例えば、話し方。


声のトーン、話す速度、声の大きさ。


例えば、施術効果の見せ方。


可動域、圧痛、姿勢。


例えば、歩き方、立ち姿。


バタバタと歩いていないか?

姿勢悪く立っていないか?


施術の中にも
魅せる要素は沢山あります。


施術の先生として
認めてもらえるような魅せ方を
意識してみてください。


そして、
中邑真輔vsグレートムタの
一戦が気になる方は、

Abemaで視聴出来ますので
是非観てみてください。(有料)


本日も最後まで
ご覧いただきありがとうございます。


また来週!




Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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