失敗を劇的に減らすチェックリスト

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。

本日は「失敗を劇的に減らすチェックリスト」についてお話したいと思います。

アマゾンの書評ですごくよかった本で、「なぜアナタはチェックリストを使わないのか?」と言ったものがあるのですが、こちらには、大企業とか精度を要請される機関ってのはみんなチェックリストを活用していて失敗を大きく防いでいると言った事例とか考え方が書かれています。

大事なことはチェックリストを活用する、しっかりと使うということで、チェックリストを使うことによって失敗を劇的に減る、治療院も同じ。

もちろん、うちの会社もチェックリストを活用させていただいております。
このチェックリストというものに対して、やっぱり一般的な治療家さんというのは過小評価しているので、その価値を再度見直していただきたいと思って本日お話しさせて頂いる次第です。

チェックリストを使うときのポイントというのがあるんですが、まず「目的を明確化する」、ということ。
何のためにやるのか、これをやるためにどうなるのか、これをやるとどうなるのか、どういったメリットがあるのか、ということをしっかりと、この背景をしっかりと使う人たちが認識するということが重要です。
それは同意。同意をとるということですね。
同意、何で使っているのか、これわかってる、これ使っていこうねという同意をとるということも重要です。

ポイントとしてはあんまり多すぎないようにする。
例えば、電話対応のチェックリストを作った時に、チェック項目が30個ぐらいあるとか、チェックするのが面倒くさくなってきますね。
ポイントは使えるっていうことなんですよ。気軽にしっかりと使って効果がある、ということ。使えなければ効果がない、使えるということが重要なんですね。
1ページにまとめて、パッと見てすぐにできるような状態にしていくっていうことですね。
綺麗にまとめられるのでエクセル使える先生なんかはすぐにできると思いますし、コピーで手書きでやってそれを印刷して使っていいとも思います。
大事なのは改善できるということなんです。

使っている人たちがそのチェックリストを改善していくという意識がすごく重要で、それについてもこの書籍には一応書いてました。

で、このチェックリストをどうアクティブに活用していくかというのがすごく重要になってきます。
例えば電話対応であれば、目的としては、患者さんの意図をしっかりと把握して、そうですね、電話を切った時に「あ、この治療院に行きたいな」とか「あ、なんか信頼できる」「行くの楽しみだな」というような思いにさせるという目的があるわけですよね。

それに対して、始まる第一声はどうか?、聞く項目を聞いたか?等をチェックリストに入れておく訳です。
人の習慣というのは21日間なので、21日間くらいはしっかりと、毎日意識をしてこのチェックリストをやっていけば、だんだん、慣れもあるんですけども、身に付いて参りますので、ここで止めてしまわずに、慣れてしまうとまたミスをしてしまうので、見える位置に張って、チェックリストの習慣を持つというのがそういうように重要になってきます。

これは行動を正す時には、すごく重要になってきますので、「スタッフの意識を変える」もしくは「自分の行動を本当にできているのかどうか」ってのをチェックしていくことがすごくすごく重要で、やっていくとすごく効果があると思います。

自分の治療院で活用出来ないか、スタッフ育成のマニュアルとは別の物なので、これチェックリストいかに活用できるのか、ということを確認してですね、是非導入してみていただければと思います。

1っことか部分的なものでいいと思います。電話対応の部分、今月電話対応の部分、今日は問診の部分、次はフォローアップの部分とか、お会計の時のチェックリスト、その項目毎に作っていって、それぞれ1個ずつでもいいので、ちょっとやってみると「あ、意外に効果あるんだな」ということが実感できると思います。
是非ちょっと考えてみていただければいいんじゃないかな、と思います。

では、今日は以上で失礼致します。

2013/12/02 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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