- HOME
- 治療院集客に絶対役立つノウハウブログ
- 治療院集客に成功するためのノウハウ
- どうしてあなたなの?
どうしてあなたなの?
こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。
今日は「なぜ見込み患者様はあなたの治療院へ行かなければならないのか」という質問について考えてみてほしいと思います。
見込み患者様はたくさんの選択肢を持っています。
例えば、ほかの治療院に行く、整体院、マッサージ、鍼灸、気功に行く、などいろいろあります。
最近では、ストレッチなどもあります。
さらに、行かないという選択肢もあります。
自分で揉んで治す、湿布を貼って治すなどがあります。
そういった選択肢ではなく、なぜ自分の治療院へ行かなければならないのかという理由を、書き出してみてください。
書き出すと頭の中が、整理されるのでおすすめです。
こうして考えてみることで、「そういえばうちには売りがない」「他店に負けている」といった治療院様は危険注意報です。
逆に、「腕には自信がある」「接客もコミュニケーションも勉強している」「スタッフ教育もしっかりしている」「医院内も清潔だ」といった治療院様は、すごく良い状態です。
ほかの治療院様に対して、自分の治療院の方が良いと言える状態はとても良いことです。
しかし大切なのは、今出てきた「治療院に来るべき理由」を見込み患者様に伝えているかということです。
私がコンサルティングなどで、いろいろお話をさせていただくときは、とにかくヒアリングを行います。
「どこが悪いのですか」「どこが良いのですか」など、どんどん聞きます。
するといろいろおっしゃっていただけます。
しかしそれは、ホームページやチラシ、看板などの集客するための媒体には全く書かれていません。
もしくは「既存の患者様にはこういったことは伝えていますか」「既存の患者様はこういったことを感じ取っていますか」「患者様に伝わっていますか」などと聞くと、「そういえばあまり伝わっていないかもしれない」と返してくる先生は意外と多いです。
大切なことは、伝えないと伝わりません。
つまり、自分の治療院の良さをしっかりと患者様に伝えなければ、伝わらないということです。
これは、良さが全くないのと同じです。
なので、出てきた良さや自信などを、自分の広告媒体などを通じて、既存の患者様をはじめ、新規の患者様に伝わるような状況になっているのかということをチェックしてほしいです。
そしてもっと重要なことは、自分の治療院へ行かなければいけない理由が出てこなかった治療院様に対してです。
しかし、安心してください。
なぜなら、実際に流行っている治療院様が本当に優れているかということですが、必ずしもそうではありません。
実際は優れていなくても、繁盛しているお店はたくさんあります。
それはどんな分野でも共通です。
先生方にも心当たりがあると思います。
「あそこの治療院はそこまで腕が良いわけでもないし、立地も悪いし、悪い評判も聞いたこともあるのに、なぜ流行っているのだろう」などです。
それはなぜかというと、見込み患者様の選択肢の中で、優れていそうに映っているからです。
これは、患者様目線で見る必要があります。
治療家目線だと、自分の選択肢、つまりほかの治療院様やほかの先生などの情報があるため、そういった情報をもとに広い選択肢があり、それを患者様も持っていると思ってしまします。
しかし、それは大きな間違いです。
実際には、見込み患者様の選択肢は意外に少なく、その狭い選択肢の中で優れていれば良いわけです。
つまり、実際にも優れているとは思いますが、優れているように見えれば良いわけです。
「いかに優れているように見せるか」もしくは「見込み患者様の選択肢の中で、いかに一番になるか」ということが重要です。
もちろん、「なぜあなたの治療院にいくのですか」という本当の理由、実際に優れているポイントはあるべきです。
むしろこのポイントがないというのは、治療院経営としていただけない部分があると思います。
しかし、集客や経営の実態よりも事実をみると、優れていることよりも優れていそうに見える、自分の価値を効果的に伝えられる先生の方が、選ばれてリピートも獲得できるという傾向があります。
これはどんな業界にも共通しています。
自分の選択肢の中ではなく、見込み患者様の選択肢の中で一番になること。
そしてどういったメッセージをどういった広告で伝えるのか。
そういったことを、書き出してみるなどして考えてみてほしいと思います。
大切なのは差別化、いかに差別化できているように見せられるか、そしていかにたくさんの人に知ってもらえるかということです。
今日は以上で失礼します。
2013/09/25 | 治療院集客に成功するためのノウハウ
- HOME
- 治療院集客に絶対役立つノウハウブログ
- 治療院集客に成功するためのノウハウ
- どうしてあなたなの?