紹介をもらうシステム

こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。


今日は紹介をもらう時のコツやシステムについて話したいと思います。


紹介というのは、治療を受けた患者さんが


「ここの治療院良かったよ」


と自然に口コミを広めて紹介が発生するのが理想ですよね。


けれどもそれが上手くいかずに中々紹介や口コミで来院する患者さんが少ないという事例が多いと思います。


紹介というのは"誘発していく、こちらが仕掛けて紹介をもらっていく"という要素が必要になります。


トーク等について、別のページで紹介しております。


そこでは"紹介先の具体化"という事で、治療・問診・お見送りの際に「どんな人を紹介したらいいのか?」をイメージしてもらう事が大事だと説明しております。


本日はそれとは別に、もうひとつ。


紹介カードについてです。


紹介カードは名刺サイズで財布に入るというのが大きなポイントです。

キッチリ情報を盛り込みたいからと、A4サイズ等の大きな紙で紹介カードを作っている方がいらっしゃいますが、持ち運びに不便です。


名刺サイズで財布に入る物、渡しやすい物が理想ですね。


名刺サイズのカードに内容を盛り込むにあたって、よくある失敗があります。


たとえば、「クドケン治療院」のように治療院名だけ書いてしまっている例があります。


紹介される患者さんにとって治療院の名前は何のメリットも無いんです。


治療院名が大きく書いてあるカードを貰ったとしても何も反応しないですね。


「で、だから?」「コレ貰ったけど何をすればいいの?」


となってしまうと思うんです。


この紹介カードの宣伝ツールとしての目的は、このカードを見て治療院を想像した時に、下記のことを連想させることです。

・貰った人がどういったメリットがあるのか
・その治療院にはどういった特徴があって、どういった良さがあるのか
・場所は何処なのか
・電話番号が分かりやすい
・特殊な資格を持っている、賞を貰った、そういった先生の顔写真が載っている安心感
など

つまりホームページと同じ様なものなんです。


ホームページは様々な情報が載っていますが、それと比べると紹介カードは名刺サイズで裏表の2スペースしか無いので、なるべく多くの情報を盛り込んでいく必要があります。


治療院名はどうでもいいんです。


電話番号があって、相手がカードを貰った時にどう感じるか、このカードを貰った時にどの様な印象を受けるか、というのが大事なのです。


「この人を信用できるからちょっと行ってみたいな」


と見込み客が思う内容にするのが紹介カードを作る時のコツです。


これが出来ていない治療家の方が非常に多いです。


費用の面では、チラシを作るよりも安く紹介カードは作れます。


ぜひ紹介カードを作って、紹介してくれる患者さんに一旦渡しておくと良いでしょう。


ところで、紹介された側の人は、紹介してくれる人を信じて治療院に行くんですけど、治療院がどういうものかわからないので不安なんです。

ですので例えば、


「姿勢分析のみや体のチェックのみ無料で行います。」


とか「千円でやります」等、説明会を開いたりして初回のハードルを下げるのは有効です。


おためしで通常五千円の所を千円で短めにやるとか、ある部位だけ見るなども有効です。


初回は患者さんも不安なのでハードルを下げてあげた方がよいのです。


初回は、チェックのみ・説明会・お試し、などをやっている治療院さんもあります。


そしてお試し系の要素が終わったら、通常施術に入るという2ステップを踏んでいる所もあります。


紹介の患者さんが少ない治療院、値段が高い治療院、特殊な治療をする治療院は、お試し的な要素を取り入れるのも一つの方法だと思います。


一方、紹介してくれる人は、紹介した人に


「治らなかった!お金と時間を無駄にした!」


と文句を言われることを恐れています。


そういったリスクを考えますと、謝礼を貰って紹介する要素よりも、"その人を思って自分が良かったから思いを伝える"という要素の方が強い業界ではあるんですよ。


もちろん紹介してくれた人に五百円~千円のキャッシュバック・謝礼をしてもらっても全然構いませんが、紹介してくれた人よりも、むしろ紹介されてやって来る人にお試し的な要素とか割引的な要素を入れてあげたほうがより効果的です。


紹介された人のリスクを取り除いてあげる事で、紹介元の人は紹介しやすくなります。


さらに、お試し的な要素を入れるとよりリスクが下がります。


この紹介カードから始まる流れを自分で考えて、自分の治療院に何があうのかを試行錯誤してみて下さい。


紹介する側の心理や、紹介カードの作り方、お試しを挟んでみるという要素...


この紹介カードから始まる流れを自分で考えて、自分の治療院に何があうのかを試行錯誤してみて下さい。


では今日は以上で失礼します。

2013/09/10 | 治療院集客に成功するためのノウハウ

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