症状名 VS サービス名

中野のクドケンオフィスより...

こんにちは、ワーカーホリックのクドケンです。


先日、治療院のクライアントさんの紹介で
有名な治療院のコンサルタントの方とお会いする機会が
ありました。


さすがコンサルタントということで、僕なんかよりも
長く治療院経営を支えてきた経験と、理論的なお話も
すごく参考になりました。


僕もいろいろ勉強させていたいてとても有意義な
時間でした。


ただ一点だけ意見が若干すれ違ったポイントがありました。


でも、よくよく話すと同じ意見だったんですが、
この間違いをしている人は多いと思いますので
取り上げさせていただきました。

それが本日のメルマガタイトルにありました。

 「症状名」 VS 「サービス名」

になります。

動画解説はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=cE4yv8lBLr0

ホームページ集客で一番大事なものは何ですか?
と良く聞かれます。


工藤
「はい、優良なアクセスです」


クライアントさん
「え、綺麗なホームページじゃないんですか」


工藤
「いくらスゴイホームページでもアクセスが無ければ
存在する意味がありません。誰も見ないわけですから...」


クライアントさん
「.........」

こんな会話がたびたびあります。


僕はホームページ制作もやっておりますが、
一番大事なものは優良アクセスだと思っています。


実際にホームページ制作は誰でも作れますが
この優良アクセスを集めてこれる業者は本当に少ない。


それなりに知識とスキル、その業界に特化した経験が
必要だからです。


だから、僕の会社では完璧と言えないですが、
極力安く、その費用内で極力よいアクセスを集める
コレが僕の考えです。


実際にホームページ制作よりもアクセス集めの方が
手間がかかりますし、費用もかかります。


毎月5万円以上の管理費を支払って貰えるなら
完璧に出来る限り完璧にアクセスを集めきります。


でも、マーケティングは費用対効果です。


いくら良いアクセスをホームページに集めても
一人来院させるのに1万円かかったら、意味がありません。


なるべく少ない費用で、最高の費用を出したいのが
治療院さんの希望だと思います。

では、症状名でサイトを上位表示させるメリットと
デメリットを考えていきます。


例として:症状名は「腰痛」、地名+サービスを「新宿+マッサージ」にしましょう。


症状名...「腰痛」というキーワードで1位が獲れたとします。
当然、腰痛に悩んでいて検索している人は多いので
アクセスはものすごく集まります。


地名キーワードの何倍ものアクセスが毎日集まると思います。


当然、集まってくるアクセスは腰痛で悩んでいる人のみです。
そう、「のみ」なんですね。


その、他の肩こりや膝痛、首の疾患などの人はそのサイトを
見つけることはできません。


しかも、当然腰痛で上位表示するのでれば、

「腰痛専門でやっています!」

といった雰囲気のサイトでなければせっかくのアクセスも
意味がありませんので、受け皿となるサイトも腰痛特化に
しなければなりません。


さらに、一番の問題は腰痛などのキーワードは
上位表示するのが難しい...。


普通のSEO業者に頼めば、10万円は最低でも
請求せざる得ないキーワードです。


そこで、問題は


「月10万円支払って腰痛で1位にする必要はあるのか」


ということです。
しかも腰痛というキーワードしか上位表示できない。

あと、一つ問題があります。


ヤフーで「腰痛」で1位になったとしても、
検索している人は、沖縄に住んでいたり、
北海道にいたりするという問題です。


仮に東京であったとしても、関東県に住んでいる人口は
日本の約3割です。


つまり7割のアクセスは無駄になってしまうのです。


「腰痛」と検索して「腰痛専門の整体院」のサイトに
たどり着いたとします。


でも、検索して腰痛に悩んでいる人が、東京に住んでいなかったら
どうですか?


仮に東京といっても広いですから、わざわざ電車に乗ってまで
その腰痛を治しにその整体院にいくでしょうか?


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まとめますと、症状名での上位表示は

・上位表示が難しい(お金と手間がかかる)

・地域性の問題がすごく大きい
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次に、地名+サービス名(整体・マッサージなど...)の
メリット・デメリットになります。


わかりやすく、「新宿 マッサージ」で1位になったとします。
地名キーワードはそれなりにSEOが楽です。

費用も1万円~3万円程度で収まると思います。
当たり前ですが、その分集まるアクセスも少ないです。

新宿でマッサージを探している人以外は
「新宿 マッサージ」と検索しないからです。


新宿で働いているか、新宿付近に住んでいる人のみが
対象になります。

でも、このアクセスが先ほどの「腰痛」とは濃さが
違うと感じ取れますか?


検索エンジンに「腰痛」と入れてくる人は、
自宅で腰痛を治したいのかもしれない、整形外科に行きたいのかも
しれない、沖縄に住んでいるかもしれない。


当然、アクセス数は集まりますが成約・問い合わせは少ないのです。


落とし穴もあります。


人口が少ない地域・地域全体が高齢者が多くネット検索する人口が
少ない場合はうまくいかないことがあります。


沖縄の離島で○○島 マッサージ 1位となってもそもそも人口が
いませんし、ネット検索している人がいないので意味がありません。


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まとめますと

・上位表示のそこまで費用がかからない

・アクセスが濃い、しかしアクセス数が少ない
(地域性に左右されることが多い)
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では、人口が少ない地域はどうすればいいのかという問題が
出て参ります。


そのときは僕の専門のPPCの設定の出番です。
PPC(キーワードクリック広告)をうまく使って
良いアクセスを集めて行くのが一番効果的です。


東京都に住んでいる人だけに広告を表示させたり、
地名+症状名など幅広く濃いアクセスを集めてくることが
できます。

もちろん、お金に余裕があってサイトを量産できる方は


新宿 マッサージ で1サイト

腰痛治療 で1サイト

肩こり 治療で 1サイト

東京 マッサージ で1サイト

などとテーマを絞ってサイトを量産するのが一番効果が
あります。


これが理想なんですが、現実的にココまで出来ている治療院は
本当に少ないですね。


しっかりと未来を見据えて、複数サイトの制作に
取り組んでいる人はドンドン勝ち上がれますね。


とにかくマーケティングは費用対効果です。


費用対効果を見てどんどんホームページを強くし、
どんどんアクセスを集めていきましょう。

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2010/06/27 | 治療院マーケティング

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