クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 田村剛志

【必見】紹介の多い治療院がやっていること【たった1つ】

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おはようございます。

治療院コンサルタントの田村剛志です。

全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
403ターン目をお届けします。


年々厳しさを増す集客。


最近では
ホームページ、PPCだけでは
通用しなくなって来ていて、

SNSやホットペッパー、
Youtubeなど
今まで使っていなかった集客法を
組み合わせていかないといけなくなってきました。


そんな中、
私個人は紹介のみで
やらせていただいています。


施術は週に2回程度ですが、
今月も既に4名のご紹介をいただいてます。


週2回施術だと、
月に5名程度が新規受入の限界なので
大変ありがたい話です。


ホームページもないし
広告も出していないですが、
毎回ご予約でいっぱいです。


そう、
紹介はいつの時代も
安定した集客源となります。


広告での集客もいいですが、
紹介を獲得することは
経営を安定させる手段の1つとなります。


紹介が起こるメカニズムを理解して、
意図的に紹介を
発生させられる様になりましょう。


そもそも、
人は何故紹介をするのでしょうか?


その原動力は「感謝」です。


・紹介した人に喜んでもらいたい
・紹介して先生に喜んでもらいたい

この気持ちが原動力です。


なので、
まず紹介をいただくのが
先生にとって嬉しい事であることを
顧客に伝えることが重要です。


私は顧客によく、

「紹介ってしてもいいんですか?」

と聞かれます。


施術にお越しになる顧客は
待合室で自分の前の顧客と
自分の次の顧客とすれ違います。


予約も自由にとれる状況ではないので、
顧客は忙しそうだなと感じています。


ですから、
紹介をすると迷惑なのではないか?と
感じてしまいます。


人によっては、

そもそも紹介をするという
概念がない方もいらっしゃいます。


そこで、
先生がやるべき事は

紹介いただくことが
ありがたいことだということを
顧客に伝えていくことです。


私の場合は、
すべての顧客が
紹介でお越しになっているので、
紹介の意識があることが多いです。


しかし、
多くの先生は広告で集客をしているので、
顧客側に紹介の概念がない方が多いです。

まずはここから対策するべきです。


例えば、
新規の顧客がお越しになった際に
カウンセリングで

「どなたかのご紹介ですか?」

と聞くだけでも効果があります。


その方が実際には
紹介でなかったとしてもです。


ホームページやその他の広告で
来店されていたとしても、

この質問をすることで

「そうでしたか、
 当店は紹介でお越しになる方が多いので、
 念のため確認させていただきました」

とお伝えしておくことで、
紹介の意識を高めることができます。


その他にも、
施術中に紹介にもまつわるお話をしたり、

POPを使って
紹介がありがたいことを
伝えておくと良いです。


よく紹介を増やすために
割引をつけたりする方がいますが、

私の経験上ではあまり効果がありません。

それどころか、
逆効果になることがあります。


前述の通り、
紹介の原動力は感謝です。


紹介した方や紹介された先生に
喜んでもいたい、感謝されたいという
気持ちが原動力です。


これに対して、
紹介者に割引をつけることで

「いやいや、
 そんなつもりじゃなかったんです」

「割引のために紹介したんじゃない」

と気分を害される
患者さんもいらっしゃいます。


もちろん、
割引目当てで紹介してくる方も
いなくはないです。


ですが、
こういう方の紹介は
あまり質が良くないことが多いです。


質の良い紹介を得るためには、
下手に割引をつけない方が効果的です。


繰り返しになりますが、
紹介の原動力は感謝だからです。


もちろん、
紹介された方には
初回割引をつけるなどしても良いです。


その方が紹介された方が喜ぶからです。


ちなみに、
私の場合は初回割引はつけていません。


複数で施術を行っている場合は、

紹介をしてくれた方に
紹介された方の来店状況などを
感謝とともに繰り返しお伝えすることで、

別のベッドで施術を受けている方にも
紹介の意識を高めることができます。


そうすることで、
自然と紹介は増えていきます。


皆さんもぜひ実践してみてください。


今週も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


また、来週!





Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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