クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 スタッフ教育・採用

 田村剛志

ライバル院に負けない”2つの採用戦略”とは…

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おはようございます。

治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
363ターン目をお届けします。


国家試験の合格発表がありましたね。


柔道整復師の合格率は
なんと49.6%


自己採点の段階で、

「50%を切るかも?」

という話は聞いていましたが、
実際に発表されるとやはり驚きます。


鍼灸・あんまに関しては
70%台と例年と変わらず。


柔整に関しては、

国家試験の漏洩問題による
影響があるのではないか?との
見方もあるようですが、

学校の先生方の話によると
テスト内容に意地悪な点もあったようです。


ともあれ結果は結果として
受け止めねばなりません。


保険取扱がメインの接骨院では
不合格による内定取消もあり、
今春の採用数に響きます。


専門学校にとっては、
入学者数に影響を
及ぼす可能性もあるでしょう。


ここから動くか?
別れ目になります。


考え方によってはチャンス。


柔道整復師の
合格者数が減るということは、
ライバルも採用が難しくなります。


その中で、

応募者を独占できるような
人気の求人を作ることが出来れば、

ライバルは増員が出来ず
出店など拡大が難しくなります。


少なくなったとは言え、
それでも合格者数は2,244人。


1つの企業が
採用する数としては十分です。


柔道整復師の合格者数が減れば、
今の段階で
多店舗展開をしている接骨院が
規模を縮小せざるを得なくなる事も
考えられます。


採用に弱い接骨院は
淘汰されることになるのです。


選択肢は2つ。


【1】
採用に強くなり、生き残る。


【2】
柔道整復師に拘らずに
採用出来る体制にする。


1であれば、
生産性の向上が課題となります。


一人当たり生産性を
月120〜150万と高めていき、

初任給はもちろん、
待遇面の改善をしていく必要があります。


2であれば、

保険に依存しない
自費での売上比率を
高めていかねばなりません。


無資格者、鍼灸師・あんま師、
最近ではPT(作業療法士)の採用を
行なっている所もあります。


柔整の保険に頼らない
商品構成が必要になります。


時代は刻々と変わっていきますが、
それも考え方によっては
チャンスになります。


「柔道整復師の合格者数が減った。
 困ったなー」

ではなく、

このタイミングで勝ち残るには
どうすればいいのか?

と考えていただければ、
チャンスが見えてきます。


“悩むこと”と”考えること”

“問題”と”課題”は違うのです。


本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


また来週!






Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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