クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 マインド・効率化

 早野 隼翔

有名なのに間違ってる”治療業界のアブナイ常識”

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こんにちは。


早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


『その常識(雑学)本当ですか?』


いきなりのことでしたね、すみません。


ちょっと調べものをしていた時に
気になった記事を見つけてしまいまして…。


それが、
一般的に知られている「雑学」には
「ウソ」が多いというもの。


なんか興味深いですねー♪


例えばですが、
ゴリラの血液型は【B型】しかない!

という、
よく知られている雑学があります。


しかし、これは「ウソ」です。


現在、世界中にいるゴリラの種類は
見つかっているだけで
2種4亜種とされています。

・マウンテンゴリラ(ヒガシゴリラ)
・ヒガシローランドゴリラ(ヒガシゴリラ)
・クロスリバーゴリラ(ニシゴリラ)
・ニシローランドゴリラ(ニシゴリラ)

この中で一番多い頭数は
ニシローランドゴリラで
全体の90%を占めていて、
これらが全員B型。


しかし、
マウンテンゴリラは
少数派ではありますが、
AO型が発見されています。


でも、雑学を取り扱っている
YouTubeやブログなどでは

『ゴリラは全員B型!』
と伝えているから、
間違った情報が伝わる。


見聞きしているものでも、
意外と正しい情報なんて
広まりにくいのかもしれないですよね。(+_+)


というわけで、今回のメルマガでは

『治療院のその常識、合っていますか?』

についてお伝えしていきます。

腕が良ければ繁盛する?これ、本当?


治療院経営にたずさわること
おおよそ10年以上、

経営塾をはじめて
7年という月日が経ちました。


この中で、
治療院業界の『常識』と言わることも
“耳”にしてきましたし、

訪問コンサルティングにて
現場へも足を運び、
『事実』もみてきました。


そんな中で言えることは、

『常識』は時代が変わると
『変化』してしまうことです。


言い換えれば、

昔は”正しい知識”だったとしても
時間が経てばその知識は古くなり、

成長を妨げる『害』にしか
ならないということです。


おそらく、
このメールを見ているあなたも
共感されることが多い言葉で、

『腕が良ければ繁盛する!』

という名言がありますよね?


これ、治療院経営を見てきた
今の僕から言わせていただければ

「本当ですか?」

って話なんですよ。

論破したら、機嫌を損ねる先生…


以前に、
お会いさせていただいた先生で
このようにおっしゃっていた方がいます。


「治療家は腕を上げてなんぼ!
 技術が全て。
 
 それに、
 腕が良ければ繁盛するんです!」


もしかしたら、
あなたも同じことを
思っているのかもしれませんね。


この時

『あー、そうなんですね。
 そのような価値観をお持ちに
 なられているんですね』

と、返答させていただいた後に
1つの質問をその先生に返しました。


『なるほど、
 腕がいい治療院は繁盛している
 ってことで宜しいんでしょうか???』

「そうですよ!
 腕が良ければ繁盛するんです!」

『では、先生の治療院は
 繁盛されていますか?』

「!?」

『もし、
 先生の治療院が繁盛していなくて
 売上や収入に困っているのであれば、
 
 先生は腕が悪いということになりますが、
 これは正しい事実ですか?』


…はい、
言い返すことができなくなって
ボクの前から不機嫌に消えてしまいました。


おいおい、
あなたが持ち出してきた
価値観や主張なんですよ、わかってます?

と言いたくなりましたが、
一応大人ですので
こらえておきました。笑

治療家歴40年!←腕が悪いの???


他にも、経営不振になって
ボクのもとにやってくる治療家さんは
何人もいらっしゃいます。


中には、
治療家歴40年以上の猛者も
いらっしゃいますよ。。。


25年や30年、40年もやって
知識も経験値も持っている先生の腕が
悪いってこと、あります???


でも、
このように腕があるにも関わらず
経営が不振になっていて、

生活に困っている治療家さんは
後を絶ちません。


はい、
『売上 = 治療家の腕』は半分正解。


もう半分は
『売上 = 経営手腕』です。


そう、
治療家として治療の腕が悪いのではなく
経営者としての経営手腕が悪いのです。


これ、ご理解できますか?

資格があれば、収入が高い!は間違い


治療院業界だけではなく、
時代が変わって常識を変えられた
そんな業種・資格もあります。


それは、
士業の中で自由競争が解禁されて
競合が”爆発的に増えて”しまってしまい
収入が激落ちした、あの職業です。


弁護士。


日本の中でも
高収入が約束された職業であり、
権威性やステータスを
与えられる職業です。


しかし、
2006年に法科大学院が導入され
合格者の数は倍増!


弁護士の数は増え続け、

1950年 5800人

 ↓

2020年 42000人と
7倍の弁護士がいます。


その結果、
需要と供給のバランスが崩れ

所得の平均値は945万、
中央値は700万となっています。


以前にヤフーニュースにも
出ていた弁護士さんは、
なんと年収200万円以下…。


一般サラリーマンよりも低い収入で
週4で皿洗いのアルバイトをしていました。


想像できますか?


国家最難関資格の弁護士の収入が
200万以下+アルバイト。


でも、これが現実なのです。

時代が変われば、常識は変わる!


もし、冒頭にあげられた

「腕が良ければ、繁盛する!」

という言葉(常識)を
成立させたいのであれば、

そのあとに続く
“但し書き”が必要です。


今は…

「腕が良ければ、繁盛する!」


但し、立地が良ければ。
但し、あなたに人脈があれば。
但し、顧客リストがあれば。

但し、コミュニケーション能力が高ければ。
但し、プレゼンテーション能力が高ければ。

但し、セールススキルをマスターしていれば。
但し、マーケティングをマスターしていれば。


このような
プラスアルファの要素が必要であると、
確信を持って言えます。


治療家の仕事として、
腕を上げるのは
もちろん必要なことなのですが、

収入をあげたければ、
経営を学んで経営手腕を
磨くことをしてください。


何も考えず
古い常識を抱えたままだと、

時代に取り残されていく
先生になりますよ。


成長や進化をしたければ
治療院業界の常識を疑ってみよう!


ここから何かが始まりますから。
~~~~~~~~~~~~~~~


まとめ


さて、今回のメルマガでは

『治療院のその常識、合っていますか?』

というテーマでお伝えしました。


僕たちはいつもと
同じ場所で、同じ時間を過ごし、
同じ仲間と、同じ会話を行っています。


そのため、
過去の知識や常識が
バージョンアップされておらず、

時代の変化についてこれないことが
起きていたりします。


もし、
上手くいっていないのであれば
常識を疑ってみて下さい。


成長へのヒントが
あちこちにあることが分かりますよ。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野

Writer

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