2018-8-6
【工藤最終回】生涯繁盛しつづける治療院になる方法
リピート・口コミ・紹介
田村剛志
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おはようございます。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
326ターン目をお届けします。
今日は改めて、
“離患対策”について。
離患対策を行うことの
経済効果についてお伝えしましょう。
昨今、
新規集客が難しくなってきていて
顧客の離脱(離患)を食い止める事に
注目が集まっていることは
何度もお伝えしてきた通り。
そのための手法として、
サブスクリクション(会員制)の導入が
人気を集めています。
しかし、
サブスクリクションを導入する以外にも
離患を減らす様々な方法があります。
もっと言えば、
サブスクリクションの導入だけでは
離患対策は十分とは言えません。
仮に離患対策を行なって、
離患率が5%下がったとしましょう。
離患率5%というのは、
顧客が100人居たら
離脱が5人という数字です。
スタッフを雇用している院であれば、
顧客数は200〜300人にもなります。
弊社のようなグループ院であれば、
その数はさらに増え
2000〜3000人にもなります。
この5%となると大きなものとなり、
離脱を防ぐということは
新規を増やすことに等しいです。
そもそも、
新規集客とは顧客数を
増やすために行うものですから、
離脱する顧客の数を減らすことは
同数の新規を獲得したことに等しいのです。
つまり、
顧客数200〜300の院であれば、
離患率5%減すれば
10〜15人の新規の獲得に等しく、
顧客数2000〜3000人ともなると
100〜150人を集客したことに等しいのです。
しかも、
新規集客には集客コストがかかりますが、
離患対策にはコストがかかりません。
ですから、
このコスト面を考えると
新規集客以上の効果があると言えます。
顧客一人当たりの獲得単価が
8000円ほどかかっているとして、
5人で40,000円、
10人なら80,000円、
100人なら800,000円を節約出来ます。
もっと言えば、
通常初診料2,000円、
施術代金6,000円で計8,000円のところ、
初回の新規オファーで
3,000円にしているとしましょう。
これは新規1人あたりに
5,000円の値引きをしている事になります。
つまり、
5人で25,000円、
10人で50,000円、
100人で500,000円の割引を
無くすことが出来ます。
集客費用と合わせると、
とても効果が大きいです。
このように新規集客以上に
経済効果のある離患対策、
是非実施していってください。
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
また来週!
Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
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