クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 経営

 早野 隼翔

「腕が良ければ繁盛する」それってホント?【治療院経営】

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


先日、東京都新宿区にある
会員制のレストランへ行ってきました。


一般人では
立ち入ることのできない、
特別な空間の中での会食(食事)です。


注文させていただいたのは
1人13,000円のコース料理。


料理の味もさることながら、
盛り付けや器の美しさにも
こだわりが感じられます。


料理人の腕は味に反映されますが、

その料理自体が美しい器ではなく
バーベキューで使うような紙皿に
盛り付けられていたら、
どうでしょうか?


あなたは、その価値を感じますか?

あなたは、その料理を美味しく感じますか?

あなたは、その料理に高額を支払えますか?


おそらく、
「NO」になるのではないかと
推測ができるのですが、
いかがでしょうか?


今回のお話は、
そんな会食の中ででてきた
とある価値観について、

「不都合な真実」と
それに向き合うためには
どのような点に着目するのか?

という考え方について
お伝えしてみようという試みでございます。


というわけで、
今回のメルマガでは

『不都合な真実は
 商売にもあるという話』

についてお伝えしていきます。


飲食系コンサルとの会食を楽しむ!


先日、
某コンサルタントとの会食の際に
話題に上った話についてお伝えします。


その方は
『飲食店』をメインとする
経営コンサルタントの方で、

やはり本質というものが
分かっていらっしゃる方でございます。


で、話になったのは

『繁盛するお店』
『閉店(倒産)するお店』

についてです。


治療院業界はおおよそ10万人市場
飲食店業界はおおよそ100万人市場

(市場=店舗の数、と思って下さい)


約10倍もの
市場規模があるということは、

競争が激しく生き残ることも
凄く大変な業界であることが
お分かりいただけます。


そんな中で、
どうしたら生き残れるのか?


逆に、
どんなお店がつぶれていくのか?


このコンサルタントさんは
どのように考えているのだろうか?


はい、
直接ご本人に聞いてみました…


それが以下の通りの会話です。


Aさん
「早野さんもお分かりだと思いますが、

 美味しい料理を提供するのが
 飲食店の役割、
 成功条件のように言われていますよね?」

早野
「そうですね。

 そこで働いている方は
 特に料理が大好きで、
 その料理で人々を喜ばせたい
 料理人なら、そうでしょうね」


Aさん
「私もいろんなお店を見てきましたが、
 世の中の真実って、そうではないのです」


早野
「というと、
 どのようなことですか?」


Aさん
「周りをご覧になって下さい。

 繁盛しているお店の中には、
 美味しいものを提供しているお店と、
 そこまで美味しいとは言えない
 そんなお店も存在していますよね?」


早野
「まぁ、顧客のニーズが違えば…

 例えば、
 早くご飯を済ませたい人や、
 とにかく安い食事
 他にも大食い(量がいっぱい)な店もあります」


Aさん
「そう、そこなんですよ。

 顧客が求めているものを
 提供できているかどうかが大きな鍵で、
 美味しいものを提供できたからと言って
 必ず繁盛するわけではないのです。」


早野
「つまり、
 美味しいものを提供していても
 繁盛するお店と
 繁盛しないお店がある。と」


Aさん
「そういうことになりますよね…」


(治療院業界もそうなっていますよね)

【成功の秘訣】ボクはさらに聞いてみた!


料理がおいしいお店、
繁盛しているお店もあるが

潰れてしまうお店もある。


では、
料理のおいしさではないところに
繁盛させるヒントが
隠れているということになってしまうのだが、
その「正体」とは…


早野
「では、率直にお聞きしますが、
 繁盛させるには
 どのような要素があればいいと思いますか?」


Aさん
「はい、料理以外のことです。

 要素の中には、
 立地、接客、ブランディング、
 コンセプト…

 いろいろとありますが、
 料理が大好きな人が
 もっとも軽視している部分です」


早野
「まぁ、そうなりますよね…、

 こちらの業界も
 ”腕が良ければ繁盛する”
 そのような価値観の治療家さんも
 多いのが現状ですから」


Aさん
「ふふふっ、
 立地や接客、ブランディングなど
 料理がそこまで美味しくないお店であっても、
 その他で繁盛している店はあるが
 その逆はない」


料理(商品/サービス)+その他
~~~~~~~~~~~~~~~

繁盛させるには、
「その他」に力を入れた方が
最も早く繁盛させることが
できるということなのでした。


料理人だとしたら、
おそらく聞きたくもない
不都合な真実だと思います。

腕が良ければ繁盛する!の反対は??


あなたも周りの治療家・治療院を
ご覧になってみて下さい。


腕がそこそこでも、
繁盛している治療院や
整体院があるでしょ?


逆に、
腕が良くても
繁盛していない先生もいるでしょ?


これらは「事実」であり、
現実に起こっていることです。


聞きたくもない、向き合いたくもない
そんな「不都合な真実」なのです。


最後に、
あなたへのメッセージ


「腕が良ければ繁盛する」

この価値観の反対は

「繁盛していない先生には腕がない」

ということになりますよね?


いま、繁盛していない先生、、、

あなたには「腕(治療技術)」が
ないのですか???


もし、
あるというなら、

思い込みや考え方を
一度疑ってみたらいいです。


ボクからの提案です。


まとめ


さて、
今回のメルマガでは

『不都合な真実は、
 商売にもあるという話』

というテーマでお伝えしました。


聞きたくはない世の中の真実!


今回の話で言えば、

繁盛させるためには、
料理技術にこだわりを持つよりも

それ以外のところに力を入れた方が
実は上手くいくことが多い。


「不都合な真実」から
目を背けないことではじめて、
「正しい思考」ができるようになる。


飲食系コンサルタントとの
話の中で出てきた、
価値観でございました。


では、
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野





Writer

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