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治療院向けブルーオーシャン戦略とは
こんにちは、治療院集客 株式会社クドケンの工藤です。
今日は「レッドオーシャンとブルーオーシャン」という発想についてお話したいと思います。
最近の治療院は戦国時代とも呼ばれ、とにかく新しい治療院が次々とできている状態です。新しくできる店は治療院、接骨院、サロンのような治療院、リラクゼーション的なマッサージの店、エステの店など、さまざまな種類の店ができ、選択肢が増えています。
ですので、治療院側として今までのやり方や、一般的に治療技術があるというだけでは獲得できる顧客が徐々に減らされていってしまうという状況です。
この状況を最近ではレッドオーシャンと呼びます。
今までは地域内の治療院の選択肢が少なく、お客さんがあなたの治療院を選ぶ確率が高かったのです。ですが近年のレッドオーシャン化(ほかにも針灸師の学校卒業者の増加や独立ブームも原因としてある)で治療院のほかにも同じような業種の店が増え、今まで新規のお客さんが10人取れていたはずが、今では5人しか取れなくなるということもあり得ないことではないのです。このような血みどろの戦いでたくさんの血が流れるような状況なのでレッドオーシャンと名付けたようです。とにかく、ひとつの競合でいかに勝つかという考え方です。この血の海(=レッドオーシャン)の中でいかに相手を蹴散らし自分が勝っていけるかということです。
続いてブルーオーシャンについてです。これはレッドオーシャンとは対照的な血の流れない海、つまりライバルがいない状況ということを表しています。見込み患者さんがいた場合、ライバルがいないことによりあなたの治療院しか選ぶことができません。レッドオーシャンとブルーオーシャンのふたつのどちらが良いかと言えば、全員ブルーオーシャンが良いに決まっています。ブルーオーシャンであればライバルと牌を奪い合わなくてもいいのです。腰痛や肩こりに悩む人は一定数しかいないのでレッドオーシャンであればどうしても奪い合う状況になります。ですので、もしブルーオーシャンに移動することができれば見込み患者を確実に取ることができます。ですが、ブルーオーシャンのような地域は存在しないのです。地域の中にある治療院の実数を減らすということは不可能です、減らすばかりか、ライバルの数は増える一方です。
ただ、ブルーオーシャンに移行する方法が一つあります。
ブルーオーシャンを見込み患者さんの頭の中に作るという方法です。そもそもレッドオーシャンもブルーオーシャンも実は顧客の頭の中に存在するものなのです。レッドオーシャンは"頭の中に"選択肢がたくさんあること、ブルーオーシャンは"頭の中に"選択肢がひとつしかないことです。ですので、地理的なものを考えてひとつの地域に治療院がたくさんあるからレッドオーシャン、地域に治療院がひとつしかないからブルーオーシャン、ということではないのです。顧客の頭の中に自分の治療院だけがあれば良いのです。この状態を作ることができればつまりブルーオーシャンと呼べるのです。では、この状態をどう作るかについてです。インターネット、チラシ、マーケティングを活用することでこれを可能にします。
まずはこのレッドオーシャンとブルーオーシャンということを理解して、ブルーオーシャンを顧客の頭の中に作るという方法をお伝えしていきたいと思います。今日はこの2つは地理的なものではなく実は見込み客の頭の中にあるものだということを認識して頂ければ、また違う視点で見られるのではないかと思います。
では今日はこの辺で失礼します。
2014/03/17 | 治療院集客に成功するためのノウハウ
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