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治療院で「インターン」やってみた!!

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こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。

治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…、その名もクドケンラボ!

私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。

【今回の研究テーマ】


こんにちは!
クドケンラボの斉藤です!

皆さんは「インターン」というのはご存知でしょうか?
入社する前に、企業に興味がある(もしくは内定した)学生が職場体験をするというアレです。

実はクドケン店舗では来年4月入社予定の学生に対して、インターン実習をやってみました。初めての試みでしたが、色々と気づいた点もありましたので、今回ご紹介させていただきます!

題して、

『将来の優秀なスタッフを育てるための学生向け研修のヒント』

それでは参りましょう!

◆インターンの目的


まずは基本中の基本から。

インターン実習をする目的はなんぞや?というところから始めましょう。

クドケン店舗で考えているインターンの目的としては、

1)入社前に現場を理解して、興味を持ってもらう
2)現場を知ることでミスマッチをなくす
3)スタッフとのコミュニケーション


この3つ。

ものすごーくざっくり言えば、「学生と会社がお互いへの理解を深める場」ですかね。

求人広告や採用面接でどんなに職場のことを説明しても、実際に見てみるのが一番手っ取り早い。百聞は一見に如かず!これに尽きるのです。

◆インターンプログラムの例


では、実際にクドケン店舗でどんな研修をやったのかをご紹介しましょう。


<インターンミッションその①:研修内容を決めさせてみた>


冒頭から斜め上すぎる内容で我ながらお恥ずかしいんですけど、実は今回、インターン生本人に研修内容を決めてもらっちゃいました。

なんかもう、すいません。

っていうのもですね、研修をやるにあたってスタッフ全員で色々と悩んだわけですよ。

彼らは一体なにを見たいんだ。
今の若いもんの望むものは何だ。
こっちも初めてで正直なにが正解か分からない…。

そんなことを悩んで悩んで悩みまくった結果、突然思いついたわけですよ。この、斜め上の発想を。

「本人に聞いちゃう?」…って。


やはり、自主性を重んじるクドケン店舗としては(←ものは言いよう)、自分たちが何をしたいかを自分たちで決めることも大切じゃありませんか!
そして、この「自由な社風」を、彼らに身をもって感じてほしいじゃありませんか!

ええもう、決してアイデアが無かったわけじゃないんですよ。決して…。


で、早速聞いてみました。

研修の目的は「会社を知ること」「入社前にできることから準備を進めること」と伝えたうえで、要望を上げてもらったんです。

すると・・・多くの学生の口から出てきたのは

・とにかく現場が見たい!
・現場の話を聞きたい!


という言葉。

やっぱりそーか…と。現場かと。どれだけ口頭で説明されようとも、実際に自分の目でみないと不安だし本当の意味では理解できませんもんね。

研修担当者の話なんかより、現場が見たい!
偉い人より、現場の身近なスタッフに興味がある!
サイトウ(一応社長です)の話を聞くくらいなら、現場に出たい!!

こうした本音をひしひしと感じたので、研修内容はアッサリと「現場メイン」に決定しました。

こうやって事前に要望をとって内容を決めると、ニーズに合った研修内容に出来るだけでなく、「自分たちで決めたんだからね。当然やる気出して頑張るよね?」という圧(←いや、言い方・笑)を上品に醸し出すことも出来るので、1粒で2度美味しいことになります。

やっぱり、押しつけじゃないって大事…。

<インターンミッションその②:施術体験受けさせてみた>


研修のメインが「現場」ってことに決定した次は、「職場の魅力を実際に体験してもらおう計画」に移ります。

治療院(=職場)の魅力といえば、施術。
とにもかくにも施術です。

実際に施術を受けてもらって、クドケン店舗の治療技術の確かさと先輩スタッフの素敵さに感動するがいいわ!…というわけ。


事実、クドケン店舗でインターン生に施術体験を受けさせてみたところ、「めちゃくちゃ感動しました!」「担当してもらった先生が最高でした!」と、(まんまと)やる気が顕著にアップした様子。

ついでにスタッフ向けにお礼のお手紙も書いてもらい、先輩スタッフとの交流にも繋がるわ、スタッフ側のモチベーションもUPするわで、一石二鳥とはこのこと。
ふふふ…完璧です。



いやー、なんかみんな健気なお手紙。こっちの薄汚れた心が洗われていくようです…。
そりゃもらった方(先輩スタッフ)もモチベーション上がっちゃうでしょ…という内容ばかりで、素晴らしい。

でもね、忘れてはいけないのは、インターン生は「お客様」ではなく、あくまで「業務を体験してもらう」目的で来ているということ。

そもそも、わざわざインターンに参加してくる学生側は意識も高く、「やってみたい」「役に立ちたい」「仕事をしたい」という気持ちがとても大きい場合が多いです。
そこで、「学生だからこそできる」業務をお願いしてみることも大事!

<インターンミッションその③:院の改善点を指摘するワーク>


我々普段から中にいるスタッフには、治療院のあらゆることが当たり前になっていて「何が院の良さで、どこが改善点なのか」ということが、どうしても見えにくいですよね。
良いことも悪いことも風景になるというか…。

でももしかしたら、患者様目線で見たら「受付周りが汚いな…」「トイレが不衛生だな…」なんて不満もあるかもしれない。

そんな「自分たちでは気付けないアレやコレや」をフレッシュな目線で見つけてもらおう!という目的で、インターン生の率直なご意見ご感想をお願いしてみました。
これこそ正に、インターン生ならではの「できること」ですね!


その結果、インターン生からは

・インテリアの色合いをもう少し合わせるとよいのではないか
・鏡台を置いてはどうか

などなど、たくさんの改善案をいただくことができました。
お客様からは引き出せない、リアルな声を聞くまたとないチャンスでした!(ありがたい)


◆まとめ


ということで、今回クドケン店舗では

①自分たちで考え、
②現場と触れ合い、
③院の改善点を指摘してもらう


という内容のインターンを実施しました!


特に意識したのは

・とにかく現場に触れさせること。
・フレッシュさを活かしてきちんと仕事をしてもらうこと!
(治療院の役に立っている実感をしてもらうこと)

この2つですね。

いかがでしたか。

インターンに限らず、研修や、事前見学会など色々な場面でもヒントになるのではないでしょうか。是非研修でお困りの先生は参考になさってくださいね!

Writer

斉藤隆太 斉藤隆太の記事一覧

クドケンの直営院を統括する株式会社カラダミライラボ代表取締役社長。わずか1年半で直営院を4店舗展開し全て黒字化を達成。年商1億円のグループ院を築き上げる傍ら、現在の顧客のトレンドを見極め最新の経営ノウハウを研究。『患者さんが来なければ磨いた腕は活かせず、症状に苦しむ患者さんを救うことはできない。』という信念のもとに治療院のサポートを行い、メルマガ、DVD出演、セミナー講演、コンサルティング活動などを通して、治療院向けに先生主役・患者様主体の経営ノウハウを提供している。

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