クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 マインド・効率化

 田村剛志

「いつか1人で治療院経営を…」失敗しない選択肢ってどれ?

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おはようございます。

治療院コンサルタントの田村剛志です。

全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
411ターン目をお届けします。


このところ、
40〜50代の先生方から

将来についての
ご相談をよくいただきます。


「施術の仕事は好きなので
 今後も続けて行きたい。

 しかし、
 毎日はしんどいので
 週3日くらいにしたい。

 それでも
 月売上100万円は維持したい」


これは、
価格設定さえ間違えなければ
十分に可能な売上です。


実際に、
週3程度の営業で
月売上100万円以上を
あげていらっしゃる先生も
たくさんいらっしゃいます。


また、

「今はスタッフを雇用しているが、
 1人で気楽にやりたいので
 事業を売却したい」

という先生もいます。


誰にいくらで売却するか?

・スタッフに売却する
・他社に売却する
・M&A専門の業者に任せる


選択肢はいくつかありますが、

一般的に事業売却の評価額は
営業利益の2年分だと言います。


もちろん、
様々な条件が加味されますから、

それ以上の価格で
売却される場合もあれば、

ほとんど値段が
つかない場合もありますので、
参考程度と思ってください。


実際に売却される際には
慎重に判断されてください。


「店舗を売却したお金を投資に回して
 老後の蓄えにしたい」

など、、

新NISAが始まり、
日本でも投資が身近なものになりました。


それもあって、
事業をずっと続けるだけが
選択肢ではなくなってきました。


年商規模を大きくしたり
店舗数を増やすこともいいですが、

それが「なんのためか?」を
考えた方がいいです。


そもそも、
なんのために起業したのか?


事業を育てることも重要ですが、
ご自身の人生も大事です。


最近のご相談では、

入社してくるスタッフと
ご自身の年齢の開きが大きくなり、

育て方や活かし方が
わからなくなってきた、
というものも多くあります。


皆さんが知っているような
多店舗展開に成功されている
経営者の方からも、
同様のお話をお聴きします。


もし、
スムーズに引き継げる、
引き継ぎたいと考えている
スタッフさんがいるのならば、

事業を継承することも
選択肢に入れても良いでしょう。


他社や異業種の方に売却する場合は、
高い確率でスタッフさんは
退職していきますので、

売却金額だけで
判断されないようにすることも大事です。


事業を売却することを
無責任だと考える方もいらっしゃいますが、

売却することで
事業としてより成長し、

顧客やスタッフさんにも
メリットがあることなのであれば、

決して無責任なことではないです。


そうは言っても
簡単なことではないので、

そのような展望をお持ちの方は
早めに準備を始めることをおすすめします。


本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


また来週!





Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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