【音声付き】なぜ新人スタッフに施術から教えちゃダメなのか？

おはようございます。
治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国１万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する


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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は１７１ターン目をお届けします。

今回の音声はコチラ

・通常速度

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今回は、４月ということで
新入社員に最初に伝えるべき事。
というテーマでお話したいと思います。


私は毎年、
クライアントさんの新入社員を中心に
合同で新人研修を行なっています。


今年も65名の方が
研修にご参加いただきました。


多くの治療院では
新人スタッフが入ったら、
真っ先に施術技術を教えようとします。


かつては私もそうしていました。


しかし、、、


何年も治療院経営に携わっていると
それではダメだと気付かされました。


最初に施術技術を教えてしまうと、
新人スタッフは勘違いをします。


未熟なスタッフでもお客様、
患者さんに施術をすると感謝されます。


少ないながらもファンが着きます。


そうすると、あたかも自分が
素晴らしい施術者であるかのように
勘違いをします。


自分の施術が優れているから
お客様、患者さんがやってくるのだと。


しまいには会社の指示に従わず、


「お客様はこう言ってます。」

「会社のやり方よりも
　自分のやり方の方が
　患者さんは喜んでいます。」


と、ごく少数の顧客の声を盾にとって
会社を批判し始めます。


こうならない為には、
施術よりも先に「考え方」を
教えないといけません。


大前提として全てが「当たり前」ではなく、
「有難い」のだということを教えねばなりません。


お給料がもらえる事、
働く場所がある事、
患者さん、お客様が来てくれる事、
研修があり、指導してもらえる事、、、


当たり前ではありません。


先輩たちが一つ一つ築いてきたから
働く場所があります。


誰かが集客をしてくれているから、
患者さんやお客様が来てくれます。


先輩たちが新人スタッフの分も
稼いでくれてるから、
売上のない新人スタッフにも給料があります。


施術技術を習うのだって、
本来はお金がかかります。


全てが当たり前ではありません。
とても有難い事です。


新人研修では治療院の
利益構造についてもお話ししています。


給料をもらう為にはどれだけ売上を
作らなければいけないのか？


売上を作るためには
何をしなければならないのか？


なぜお客様、患者さんに
リピートしてもらわないといけないのか？


お客様、患者さんは何故、
施術にお金を払ってくださるのか？


なぜ、施術時間は伸びてはいけないのか？


なぜ、施術の対価として
料金をいただかねばならないのか？


こんな事をひとつひとつ教えています。


売上や利益、お金のことを
新人スタッフに話すのは
抵抗があるかもしれません。


しかし、経済活動として
治療院を営んでいるからには
キレイゴトだけではやっていけません。


言いづらいこと、話しにくい事だからこそ、
何にも染まっていない
新人の内に教えてあげてください。


教えてあげないと新人は何もわかりません。


会社に打ち出の小槌があって、
どこからかお金が湧いて
来ているかの様に考えています。


治療院の経済活動は
お客様、患者さんからいただいた料金で
成り立っているのだということを
しっかり伝えねばなりません。


お金をいただく以上、
プロとしてお客様、患者さんに
料金以上の価値を
提供せねばならないのだということを
伝えねばなりません。


お客様、患者さんの
期待に応えるだけでなく、

会社へも貢献しなければ
プロではないのだという事を
伝えねばなりません。


長くなってしまいましたが、
未来ある新人スタッフと会社の未来のために
言いにくい事、話しにくい事から
しっかり伝えていきましょう。


それでは、また来週！



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