【治療家必見】「失敗しない年間目標」は●●を決めることから

こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


先日、経営者の方々と
お話をさせていただいたのですが
成功者になるための“共通事項”って
なんだろう？という話になりました。

ここで言う成功者とは
一般的に「富裕層」と言われる人で
純金融資産が1億円以上、または
年収2000万円以上の方を指します。

労働人口比率でいうところの
0.5％ということになります。

で、本題だったのですが
以下のような回答が得られました！

・素直さ
・人生の目的が明確
・視野の広さ
・戦略性（計画性）
・行動マネジメント（時間の大切さ）
・やりきる覚悟・忍耐力
・勤勉

この様な項目がありました。


ふむふむ、なるほど！
抽象的な答えではあるけど
確かに彼らの共通点ではありますね。

性格的なものには、素直さ・覚悟・忍耐力
実効性なものには、目的の明確さ・戦略性
行動に起こすには、マネジメント


何が何でも達成したい目的があって
そのために勉強し、計画を立てて
戦略を実行していることが分かります。

ただがむしゃらに行動すればいいと
いうことではないようですね。

というわけで、今回のメルマガでは
『目標設定が大切だという理由』について
お話をさせていただきます。

目標となる未来の姿は明確にあるのか？

なんとなくやっていて
なんとなく上手くいっていれば
いいのですが、世の中そんなには
甘くない世界です。

これは経営だけに限らず
私たちの人生を鑑みても
言えることではないでしょうか？

では、どのようにすれば
よりよく売上を上げ、治療院の
経営を安定していくことができるのか？

その答えは
“目標となる未来の姿”を
描くことになります。

もっと分かりやすく言うのであれば
事業計画となる設計図です。


なぜ、そのようになるのか？

それは、何かを生み出すとき
何かを作り出すときに“必ず”
完成した姿＝結果を明確にして
作成しているからです。

特に何も考えずに、戦略性も持たずに
目の前のことで一喜一憂しながら
行動し続けても、決して大きな
成果を生み出すことはありません。

これは、私たちの身近にある
出来事をご覧になってみると
より分かりやすく理解できる
のではないでしょうか？

前略、設計図のない家は建たない

ボクは塾生に対して
必ず、目標達成のためには
事業計画を立てて、ゴールから
逆算した“”売上計画“”を立てよ！
という話をしています。


これは、家を建てる時の話を
イメージしてみれば分かります。

家を建てる“前”というのは
土地は『更地』で、そこには何もなく
資材すら、まだありません。

しかし、更地でありながら
これから作る家の完成図があります。

そう！最初にやることは
この更地にどのような家を建てるのか？
を決めておくことであり、そのために
完成後の『完成図』を作ることから
始めなければなりません。

これ、当たり前のことですよね？


最初にどのような家を建てるのか？の
完成図があり、設計図があります。

そして、各種細かいアイテムを指定した
仕様書が作られるし、なんならどのように
組み立てていくか？の工程表もあります。

だからこそ、だからこそ１つ１つの
作業が存在することになるし、その作業を
行うための道具や資材が必要になることが
理解できると思います。


■家を建てる時に必要になるもの

・完成図（最終目的物）
・設計図（組み立てる全体像）
・工程表（組み立てていく順番）
・仕様書（部分の装飾など）

こうしたものを決めたのちに
それぞれの工程表の順番に沿って
必要な作業をしていきます。

設計図のない家は、まともに立たない！

少し話を戻しましょうか。

もし、家を建てる時に完成図を作らず
思い付きで目先の作業をしてしまったら
どんな家が建つと思いますか？

『最近、流行りの２×６にしよう！』

『日本家屋の瓦を使おう！』

『壁の色は明るい水色がいいな』

『知人がガス会社だからプロパンにしよう』

思い付きだけでやってしまうと
もう、めちゃくちゃな家が建ちます。

形や色がいびつな、なんならガタガタの
家が建ってしまいます。


これ、あなたが『理想』とした
『家』になっているのですかね？？？


ここから学べることは
住宅であっても、経営であっても
考え方は同じであり、やるべき一歩目は
『自分のお店のゴールを決めること』です。

なんとなくやっていて
上手くいっているのであればいいですが
なんとなくやっていて
上手くいっていないのであれば大問題です。


つまり、言いたいことは
設計図のない家は、まともに建たない！
ということなのです。

あなたはどのような院を作りますか？

新年になり、新しくココロを入れ替え
去年よりも高みに上りたい人が多いです。

自分の収入を上げて、生活を安定させ
人から感謝される治療家としての人生。

それを実現させるためにも
自分がどうなりたいのか？
治療院の目的・目標はどうするのか？
そのためにはどのような方法を
どのような順番で組み立てていくのか？
そのために資金はどのくらいかかるのか？

これら目標となる『設計図』を作ってから
行動を映してください。

今流行りの手法を頑張って
取り入れても一過性になることが多く
その場限りの対処でしかありません。

根本的な、本質的な、安定した経営を
目指したいというのであれば、設計図から
はじめてみたらいいと思います。

参考になれば幸いです。(^^♪

まとめ

さて、今回のメルマガでは
『目標設定が大切だという理由』
というテーマでお伝えしました。

僕たちの日常は忙しく
ゆっくりと立ち止まって
現在地を確認することも少なく

ましてや目標に向かって進んでいる
意識さえもなかったりします。

あいまいな思考からは
あいまいな結果しか生まれません。

より明確な目標と設計図を決めて
より明確な結果を手にすることを
心がけておきましょう。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了！


塾長・早野