クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 早野 隼翔

【リピート減…】”気の利かない”治療院でよくあること

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


久しぶりにやってきました
大好きな、大好きな新潟県!

日本海に沈むきれいな夕陽
広大な海で釣るサカナたち。

お寿司も美味しいし
大好きな水族館・マリンピアも
ここにはある。(^^♪

そうそう…

現在、経営塾の塾生に対して
訪問コンサルティングを行っており
店舗での直接指導をしている
真っ最中でございます。


各治療院におきましては
それぞれ課題が違っていて
外観、内装、料金システム
新規集客リピート対策…
まぁ、色々とあるものです。

その中でちょくちょく
感じることがあります。

店舗へ直接伺うと、
患者さんへの気配りや
配慮が、欠けているのが
多く見受けられるのです。


治療院の仕事は、対人の仕事。
~~~~~~~~~~~~~

治療技術だけではなく、
治療以外のちょっとした事で、
患者さんからの満足度が上がり

リピートの向上ができますので
是非やって頂きたいと思います。

そこで本日は、
『ちょっとした心配り』について
お話をしようと思います。










施術室は患者さんの部屋


ボクはこれまでに
約600院以上の治療院にお伺いし、

直接現場を見て
その場で改善できることは、
その場で改善してきました。

もちろん、
ボクが直接伺うことには
理由があります。

多くの先生が、
顧客の心理状態を
理解していないため、

対応が疎かになって
しまっているからです。


先生にとって治療院は、
自分の仕事場なので
内部は自分の好きなように配置をし
仕事をしやすい環境を整えます。

それはそれでいいのですが
一方では、患者さんがお越しになる
環境(部屋)でもある、という考えが
抜けていることが多いです。


そのため、顧客の心理状態を
知って頂くために、

ボクは直接患者さんの
目線に立ちアドバイスを
しているのです。

例えば、
こんな事などです…↓↓↓

先生、寝たことありますか?


治療院にお伺いすると
ボクがチェックすることは、
ベッドで寝たときの
眩しさ・光の加減です。

意外と多かったのが
患者さんが施術で寝るベッドに、
先生自ら寝たことがないという点。

これ、ちょっとした問題ですよ。


患者さんは、施術を受けるために
先生に誘導されてベッドに寝ますが、

その際に
蛍光灯の真下に来ることがあり
意外と眩しいことが分かります。


ボク
「先生、ここ寝たことあります?」

塾生
「いや、特にないです」

ボク
「ちょっと寝てみて下さい」

塾生
(・・・・・・・)

ボク
「これ、眩しくないですか?」

塾生
「・・・確かに眩しいですね」

初めて来た新規の患者さんは
遠慮して言う事はありません。

しかし、コレ
意外と感じていることです。

ちょっとした配慮で気持ちが変わる


塾生
「これ、新しく電灯を変えた方が
良いですかね?眩しいですもんね」

「直接、設備自体変えられないしなぁ…」

「電気消してしまうと、暗いしなぁ…」

なにやら、独り言をブツブツと
言い訳の様に言っているので
それだったら、ということで
“ちょっとしたアドバイス”をしました。


ボク
「患者さんに対し、光について
ひと言聞いてあげて下さい!」

『光が直接で眩しくないですか?』

『宜しければ、
タオルをおかけしますか?』

ちょっとした一言をかけることで、
先生の気遣いや心配りが感じられ
“”コミュニケーション“”が
円滑に進むというものです。

患者さんも、
大切に扱われているという
気持ちになり、
満足度が上がります。


特に設備変更や
レイアウト変更をせずとも
光の眩しさ問題は解決するのです。

心配りは、
今すぐ始められることです。

もちろんお金もかかりません。

患者さんの立場を理解するために
寄り添ってあげることが、
大切なのです。

なるべくならやらない方がいいこと


ちなみにではあるのですが
治療院の中には、光がまぶしい
ということにおいて蛍光灯を
外している治療院があります。

やろうとしていることは
分かりますが、その光景は
新規患者さんからすると

『設備不良』です。

眩しいからと言って
歯医者が同じことをしていたら
あなたはどう感じますか?

眩しいからと言って
美容室が同じことをしていたら
あなたはどう感じますか?

眩しいからと言って
病院が同じことをしていたら
あなたはどう感じますか?

もし、あなたが
蛍光灯を取り外しているなら
今すぐやめて欲しいと願います。

新規患者さんの満足度を上げて
しっかりとリピートを取りたいので
あればですけどね。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『ちょっとした心配り』
というテーマでお伝えしました。

先生にとっては、
治療をすることが最優先されるべき
仕事にはなりますが

患者さんの心理は、
意外なところで動いています。

その点を気付くためには
“患者さんの視点”に立つこと。

消費者の立場や行動、
心理を理解してあげることです。

あなたも一歩、
治療院の外に出たなら
一般消費者なのですから…。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義終了!


塾長・早野

Writer

早野隼翔 早野隼翔の記事一覧

「あなたの治療院、集客で悩んでいませんか?」
今は高い技術があっても、患者さんを治療院に来院させなければ、あなたの治療院が儲かるどころか、廃業へと追い込まれる時代になりました。そう、ライバルが多い時代になっているのです。そこで、専門学校やスクールなどでは教わらない「治療院経営」と「マーケティング(集客)」に特化した『勝ち組治療家個別養成指導塾』を立ち上げました。経営のプロがあなたと一緒になって治療院を改善していきます。集客を学びいつでも売上が作れる治療院になりましょう。

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