こんにちは。
早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。
ボクにはお気に入りの場所がある。
それは近所にあるマクドナルドで
いつも座る場所は決まっています。
(カウンターから影になっている所)
この場所が気に入っている理由は
ほどよいソファーの硬さと
絶妙なテーブルの高さです。
ボクにとっては仕事の作業を
はかどるためにBESTな場所です。
(このメルマガも書いています)
もう、なんなら
自宅にそろえたいレベルですw
そうそう、マクドナルドは
ハンバーガー(食品)以外に
売っているモノってあるのですが、
知っていますか?
(スマイルじゃないからねw)
はい、それは『広告枠』です。
一般の消費者には
なじみがないのかも知れませんが
企業向けに『広告枠』を販売しています。
どこに広告出稿するのかというと
“トレイに置かれている下紙”
基本的には、自社の商品アピールや
アルバイトスタッフの求人なのですが
まれに『他業種広告』が出ていますよ。
もし、マクドナルドに行く機会が
あったら気にして見てみて下さいね。
さて、今回のメルマガでは
『情報統一と新規集客の関係!』
についてお伝えしていきます。
<看板娘>素敵な女性に会いたい!
以前、帝国ホテルの宿泊ルームを
1ヶ月間借りて仕事をしたことがあります。
その際に、
室内で仕事をするだけではなく
実際に街へ出てリサーチ業務を
行っていました。
銀座にあるサービスはどういった
内容のものが多いのか?
接客や案内、言葉遣いまで
質の高いサービスを提供する
お店のリサーチをしていたのです。
その際に気になるカイロ・整体の
お店を見つけてしまいました。
目に入ったのは
歩道に置かれていた看板。
そこには満面の笑みで施術する
30歳前後の女性がありました。
「お!いい雰囲気の施術者
この女性が対応してくれるのかな?」
それならば…と、下心(?)を隠し
お店の詳細(料金や内装、サービス)を
調べてみることにしたのです。
えっと、あなたは「誰」ですか?
まぁ、
せいぜい6000~10000円
程度のお店だろう?と思いながら
看板に乗せてあった「QRコード」を
読み込んでホームページへ…
スマホを使って読みこんでみると
トップページへと誘導されたのですが
そこには知らない若いにいちゃんが
施術をしていました。
(おまえ、誰やねん!)
と、心の中で関西弁が爆発!笑
そのまま、ホームページの
中身をあれこれ調べていくと
スタッフ紹介ページがありました。
(おー、ようやく見つかったか)
あの女性はどんな名前かな?
指名料金とか書いてあったけど
今すぐなら対応してくれるかな?
とかなんとか、
勝手な妄想を膨らまして
スタッフページを探すも…
どこにもその存在がありません!
看板→ホームページ→詳細→玉砕w
えっ?居ないの?看板の女性は
撮影用のモデル?施術者として
働いているわけではないんだ!?
そう感じ取ったボクの心は
少し寂しい感じがしたのと同時に
「居ないなら、そもそも出すなよ」
と、思いました。
興味を持って、期待して、探して、
結局は出てこない。出てきたのは
どこの誰だか分からないにいちゃん!笑
だったら最初から看板に
そのにいちゃんを載せておけよ。
そんなこんなで
結局、このお店に行くことは
ありませんでした。
(理由は分かってもらえるよねw)
がっかり離脱が起こっているお店は多い
この一連の行動の中で
いくつか学べることがあります。
それは、
消費者には看板(広告)で
素敵なイメージを伝えても、
実際は違った場合に、
来店もしなければリピートもない!
ということ。
これは、もしかすると
飲食店の店頭で「写真映えする」
料理写真を見て入店し、
実物は全く違っている見た目と
同じ現象であると言えます。
・期待を持ち上げられる↑
・実物は全く違うもの
・テンションだだ下がり↓
・二度と見ない、行かない。
あなたもおいしそうな写真を見て
来店や注文をしたことがあると思うし
実物でがっかりしたことはありますよね?
これは情報の統一性が保たれていないことで
起こる「がっかり離脱」と言えそうです。
あなたの治療院では大丈夫ですか?
チラシやホームページなどを
チェックする機会が多いボクですが
治療院のホームページなどでも
同じようなことが起こっています。
トップページのファーストビューには
「現役アスリートが通う実力整体院!」
と書いてありますが、
その選手が1~2人とかしか出ていないし
そもそも名前も知らない選手を出されても
誰も共感なんてしないです。
「働き盛りの会社員を応援します!」
と、やっぱり書いてあるが、
体験者の声は
なぜだか60~70歳代の
現役を退いた年配者が
たくさんでていたりします。笑
これ「情報の統一化」が
できていない例の1つです。
1つ1つのホームページパーツに
掲載した情報が良かったとしても
全体を通じてみたときに「ズレ」が
生じてしまっているのです。
これでは、せっかく新規集客のために
時間をかけて制作しても、
来院に繋がらない。
どんな内容のモノを作るか?も大事ですが
一貫性、統一感、情報の統一をするための
順番も気にして見て下さい。
「ズレ」は集客を妨げる要素ですので
今すぐ改善していくようにしましょう!
まとめ
さて、今回のメルマガでは
『情報統一と新規集客の関係!』
というテーマでお伝えしました。
一般消費者があなたのお店を
事前に知るためには、
各種広告媒体を通じて行うことになります。
その際に、過剰な演出があって
良さそうに見せる”第一印象”で
決めることもあり得ます。
しかし、
消費者は連続した行動から
意思決定を行い、来院を決めています。
もし、あなたの治療院が
集客で困っているというのであれば
情報の統一を行って
一般消費者にスムーズに
来院していただけるような
工夫が必要になると思いますよ。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義、終了!
塾長・早野