メニューを少なくすれば、新規は来やすい

こんにちは。


早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


夏ごろから始めた趣味の一つに
海釣り、堤防釣りがあります。


アジ、サバ、スズキ、アオリイカ
イワシ、ハゼ、クロダイなど、

釣りたい魚（釣れる魚）は
最寄りの港においてもいっぱいです♪


そんなボクはよく『沼』に行きます。


ここでいう『沼』は河川での沼ではなく
釣具店（上州屋とかキャスティングとか）で
どこまでもハマりそうな感じの場所ですｗ


こだわればこだわるほど
道具は増えていき、

その反面として
財布の中は減っていきます。苦笑


で、釣具店に行くと
釣りたい魚向けに『初心者セット』
が販売されているのですが、

メーカーによって
内容や料金が違っているため

『何から購入すればいいのか？』が
分からないことがほとんどだと思います。

（売り方、少し考えればいいのに…）


初めての方のための
エギングセットであるにも関わらず、

ロッド・リールが
バラバラになっていて選択肢が多い。


そして、ネットで調べてみたら
初心者のためのエギングセット８選と
書いてある記事が見つかりました。


もう、この時点で
『初心者は混乱』したりしますよ。


その結果、
「うーん、もうどれでもいい！」
になってしまったり、

最悪、
「買うの止めよう！」
になったりします。


混乱は、
消費者の行動を止めてしまうことに
注意を払わなくてはなりません！


というわけで、
今回のメルマガでは

『メニューを少なくすれば、新規は来やすい』

についてお伝えしていきます。

【大阪】衝撃を受けた施術メニュー表！

ボクは仕事柄、
全国各地にある治療院へ行きます。

そんな中、治療院だけではなく
飲食店や美容室、リラクサロン、
雑貨屋、ドラッグストアなど
本当にいろいろなお店を見ています。

そのボクが過去１０年間の中で、
一番衝撃を受けたメニュー表があります。


これは、
整体＆リラクのお店（大阪）で
見かけたものであり、

そのメニュー数は
看板に表示されているだけで、４２個！

４２個のメニューですよ、４２個！


初めて見る人からしても
何をどう選んで良いか
（基準すら分からないので）分かりません！


選択肢が多いから
「この中のどれか選んでくれるだろう？」
との目論見だと思いますが、

ぶっちゃけ
顧客心理を理解していないから

選ぶ側は「考えるのめんどう」なので
来店に繋がらないのが分かっていない。

そんな本末転倒の看板だと言えます。

専門用語もプラスされると、もういいです

このように書くと、

「うちはそんな多くないし
せいぜい７～８個くらいしかありませんよ」

と、言いたくなる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、
それでも新規の方からすると
多いと言わざるを得ない現実です。


特に注意していただきたいことは
店頭の看板、チラシ、
ホットペッパー等を拝見していると
やっぱりメニューは多く、

そしてメニューを多くしているお店ほど
上手くいっていない。


直近でボクが見てきた看板、チラシには

・カイロプラクティック
（姿勢矯正コース）
・エコー検査
・ショックマスター
・スーパーライザー（レーザー治療）
・超音波療法
・レボックス治療
・ラジオスティム
・サイバー９００
・自律神経治療
・交通事故治療

これらの項目が書かれていました。


専門用語が羅列していることと
メニューが多いために、

何をどのように
選んで良いのか分かりません！

もう、わざと新規が来ないように
しているのではないかと思うくらいです。

選ばれやすくするには、メニューは…

マーケティングを学んでいくと
顧客心理を学ぶことになり、

その中で念頭に置かなければならない
【考え方】がいくつかあります。


その中でも、
重要な項目に入る名言は

『迷った脳（頭）は、行動しない！』
というものです。


人は、迷うと行動しません。
～～～～～～～～～～～～～


あなたにも経験があると思うのですが

迷って、迷って、迷って、迷って、
で、結局購入しなかったモノ…
ありますよね？

迷って、迷って、迷って、迷って、
で、結局決断しなかったこと…
ありますよね？

つまり、そういうことなのです。


もし、あなたが新規集客で
上手くいっていないというのであれば
メニュー表を見直してみて下さい。

看板に書かれているメニューを
もっと絞り込んで下さい。


効果が高いメニュー表の
表示はたった１つです。
～～～～～～～～～～～

※厳選して選んでいただいても
せいぜい３つまでです。
（覚えていられる個数は３つまで）

ちょっと気にしていただきたいこと
「選択肢を絞り込む！」ということを
覚えておいて下さい。


ちなみにではありますが…、

広告媒体：ホットペッパーを
運用していこうとすると、

担当者から
「もっとメニューを増やして下さい！」
と言われることがあるようです。

ホットペッパーの担当者は
会社員であり、会社のやり方で
伝言されているような人なので
生粋のマーケッターではありません。


そして、
セールスをしっかりと理解している
営業マンでもありません。

そんな人からのアドバイスを
真に受けていたりすると、

成果・結果が出ないことも起こりますので
気にしておいて下さいませ。

まとめ

さて、今回のメルマガでは

『メニューを少なくすれば、新規は来やすい』

というテーマでお伝えしました。


世の中のお店は
専門店であればあるほど
メニューは少なく「コレ！」
としたメニュー１つで勝負してます。


絞り込めば、絞り込むほど
新規の集客はしやすくなりますので
１本勝負を考えてみて下さい。


専門店の商品が１０も２０も３０も
あったらどうなるか？
言わずもがな結果になると思いますよ。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了！


塾長・早野