こんにちは。
早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。
コロナが少しずつ収まりかけている?
かどうかは不明な点は多いのですが…
先日、ヤフーニュースを見ていたら
行きたい国内旅行の都市はどこか?
という記事を見かけました。
第一位は、北海道
第二位は、沖縄
この2箇所に関しては
不動の人気都市と言えますよね。
ボクのイメージでは
北海道 → 食べ物がおいしいところ
沖縄 → 解放感があってアクティブ
もしくはのんびりと癒やされる
こんな感じではないですかね。^^
第三位は、東京。
都市部の方々(人口が多い都市部)は
北海道や沖縄などの離島へ行くのに対して
地方や田舎の方は「東京」なんだろうなぁ。
高層ビル群、最大の歓楽街、
最先端のファッション、多くのイベント、
有名店、ブランドショップなどなど。
退屈な日常も、
刺激的な非日常に変わる東京が
第三位になるのもわかりますよね。
ちなみにではありますが
全国を飛び回っているボクが
今、行きたいところは長崎。
西九州新幹線に
まだ乗っていないので、
武雄温泉駅→長崎駅の区間を走る
高速鉄道「N700S系かもめ」に
乗りたいのです。笑
さて、今回のメルマガでは
『良いものが選ばれるわけではない!』
についてお伝えしていきます。
新規集客の悩みは尽きないようで…
新規集客、新規集客、新規集客…
コンサルティングの現場において
「何か聞きたいことは何かありますか?」
と、質問を行うと
必ず返ってくるのは
「新規集客はどのようにしたらいいのか?」
という返答がきます。
この問題は、
とにかく尽きないようでして
現場でも頭を抱える問題になっています。
新規集客時のアドバイスとして
ターゲットを設定しようとか
メッセージを絞り込もうとか、
差別化・USPを作ろうとか
媒体選びを疎かにしないようにとか
いろいろアドバイスはしますが…。
その前に「前提」となることを
付け加えておかなければならないことに
気がつきました。
このことは、
マーケッターであれば
当たり前のことなので、
あえて伝える必要性は
なかったのですが…。
でも、
大前提なのでお伝えします。
それは、
良いものが選ばれるのではなく
良さそうに見えたものが選ばれている
という点なのです。
勘違いを起こしてしまう要因とは?
このような話をすると
良いものや良いサービスは売れる!
というご意見をいただくことがあります。
もちろん、その通りで
商品やサービスが悪いのであれば
そもそもの話になっていません。
商売の「土台」にすら乗っていない
状態であることが分かります。
ココで気をつけておかなければ
ならない点は「新規に対すること」と
「既存顧客に対すること」は違うと
言うことなのです。
・新規に対すること
→その商品やサービスを使っていない。
→施術であれば体験していない。
・既存に対すること
→その商品やサービスを使っている。
→施術はすでに体験している。
この違いが生まれています。
つまり、
商品がいい場合は
既存顧客のリピートには繋がるが、
新規が購入するかどうかは
“別問題”という訳なのです。
お分かりになりますか???
さぁ、沖縄に行こうか。(^▽^)
これらを分かりやすく
説明するために「旅行」に例えて
解説をしてみたいと思います。
これから、
予算は2泊3日5万円で
あなたが旅行するとします。
まず、あなたが行うことは
どこに行こうか?何をしようか?
どんなものを食べようか?
これらを調べることから始まります。
ひとつひとつ探すことが
めんどくさいのであれば
旅行代理店が取り扱う
パッケージ商品でもいいでしょう。
いわゆる「パンフレット」や
「カタログ」の中から選んでも構いません。
この時に【沖縄】に興味を持った
あなたは【沖縄パンフレット】を
手にしました。
そのパンフレットの中には
ホテルが1社だけではなく、
複数の旅館、
ホテルがいくつも並んでいます。
で、あなたは【何】を見て
たくさんある中の1つを選びますか?
消費者の行動が「答え」である。
たくさん掲載されている中には
いくつもの写真がならんでいます。
「青空が広がるホテル」
「部屋からビーチが見える」
「大きくて透明度のあるプール」
「豪華絢爛な夕食バイキング」
「プールサイドで行われるダンスショー」
予算の中から、
いくつかのホテルから
少しずつ”選択肢”を絞り込んでいって
最終的には
1つのコースに申込みをします。
はい、コレが答え。
いくつもの選択肢の中から
おそらく「このような経験ができるはず」
という期待だけで選んでいますよね。
というのは、
まだ、現地まで行っていないし
まだ、宿泊していないし、
まだ、食べてもいないし
まだ、ショーも見ていません。
しかし、
ここは「良さそう」という感覚で
サービスを選んでいるのです。
※商品・サービスが良いかどうかではなく
良さそうに見えているから選んでいるのです。
もし、
写真のイメージ通りじゃなければ
期待外れになるし、
二度と行かないと思います。
逆にイメージ以上の感動や満足感があれば
また行こうね(リピート)になります。
商品・サービスが良いというのは
一度体験した人が、
二度目を体験したいと
考えたときの選択肢であって、
“新規”に対するものではないのです。
誤解を恐れずに、言います。
新規に対する集客は
商品が良いか悪いかではなく、
良さそうに見えるかどうかが
問題なのです。
※消費者心理の第一歩の考え方です。
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まとめ
さて、今回のメルマガでは
『良いものが選ばれるわけではない!』
というテーマでお伝えしました。
新しいものの選択・購入・購買行為は、
おおよそ「良さそうに見えるか?」が
焦点になっています。
そのため、
粗悪な商品であっても
良さそうに見えてしまえば、
購入にいたることになるのです。
※リピートするかは別。
あなたの治療院・施術・接客が
良いのであればあるほど
良さそうに見える工夫をしてみて下さい。
新規集客で困っているなら
なおさらのことと思われます。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義、終了!
塾長・早野