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クドケン&NPO法人JHP 協賛企画
クドケン第一号建設地の旧校舎の子供たち
次の世代にために少しずつ、今できるところから…
恵まれた国に生まれ、恵まれた環境で育ち
そして、何不自由なく暮らす僕たち…
なにか今からできることはないか?
そうだ!カンボジアに学校を建てよう!!!
株式会社クドケンの代表をしている工藤です。
この企画を今回立ち上げるにいたった経緯を
少しだけ聞いてください。
僕は北海道函館市で生まれ、公立高校を卒業して
家出半分で東京に飛び出してきました。
決して豊かな家庭ではありませんでしたが
何とか公立高校まで卒業できました。
本当は北海道の大学に進学したかったのですが
受験に失敗して浪人するお金もなかったので
「自力で大学を出てビックになってやる」
という思いを胸に、カバン1つで上野駅に
寝台列車にのって降り立ちました。
土地勘もない、友達もいない、お金もない。
そんな状況からすべてが始まりました。
朝3時起床・予備校・夕刊・勉強・・・
新聞奨学生時代の寮はこの二階の右側
上野駅近くの新聞の専売所の寮に住み込み、
朝は3時に起きて朝刊を配達。
新聞奨学金で昼は予備校に通い、夕方15時からは夕刊を配達。
手取りは9万円くらいだったでしょうか。
そんなときテレビ番組で途上国のベナンに学校を建てる
という企画をみました。
ゾマホン・ルフィンというベナンの方が
番組で本を出して、そのお金で学校を建てるというものでした。
もちろんゾマホン氏の書籍も購入しましたし、
途上国のことや学校建設などを調べていた記憶があります。
「世界の途上国って予想以上に悲惨なんだな」
「日本人て、めちゃ恵まれているんだな」
と思いました。
そこで何か自分もそういった人の助けになりたいと、
インターネットで見つけたNPO団体にちょっとずつ
できる範囲で寄付をし始めました。
支援といっても当時は普通の貧乏新聞奨学生。
お金もそれほどありません。
それでも毎月3000円くらいでしょうか。
口座引き落としで支払ってきました。
大学入学後もそれは継続しました。
18歳で田舎を飛び出してきてから
基本的には親の援助は一切なし。
すべて自分で働いたお金で生活してきました。
東京都内家賃2万円のオアシス・風呂なし・トイレ共同
八王子の家賃2万円トイレ共同風呂なしのアパート
生活費、学費は奨学金とアルバイトで工面し、
家賃は八王子の2万円のトイレ共同、風呂なしの
アパートの一室で合計6年もそこで過ごしました。
生活費がなくてスクーターのガソリンも
入れられない日々も懐かしい思い出です。
貧乏をド根性で乗り切った時代を語れば
キリがありません(笑)
周りの仕送りや実家の学生から見ると、
確かに貧乏で余裕のない学生でしたけど
自分はまだ恵まれていたと考えていました。
思い起こせば、僕が子供のころ、
父親に駄々をこねると
「お前たちはご飯食えて 日本で暮らしているだけでありがたいと思え」
「世界にはご飯も食べられない人がたくさんいるんだ」
と怒られた記憶があります。
こういう言葉が僕の潜在意識に 到達していたのかもしれません。
大学時代はボランティアサークルに所属して、
さまざまな活動をしてきました。
知的障害者の生活自立支援センターで
働かせてもらったり児童養護施設の子供の
支援をする活動もしました。
途上国に学校を建てる活動している友達から
現地の活動や現状を聞いていたこともあります。
これらの経験があったからでしょうか。
「次の世代へ何か残したい」
という想いが僕の心の奥底では
育っていったのかもしれません。
当時の僕には夢でしかなかったのですが、
「いつか成功して自分の稼いだお金で学校を立ててみる」
という思いが、おぼろげながらありました。
そして社会人になり、紆余曲折を経て、
起業し、利益もある程度ですが残すことが
できるようになりました。
その結果、とうとう想いが現実になりました。
クドケングループでまず1つカンボジアに
学校を建設することが決まったのです!
なぜ、寄付の対象が
「学校」
なのかというと、国の発展には教育が必要だからです。
教育が国を変える
第一号建設地域の旧校舎外観
世界中にお金が足りてないのはわかっています。
今回はたまたまカンボジアでしたが、
他にも学校が足りない地域は無限にあります。
学校どころか、生きていくための
食糧・水・病院・ワクチンなど
命に係わるものが足りない地域もあります。
でも、僕や会社だけの力で
手助けできる人は限られています。
すべての人は助けられないので
ご縁があった人だけでも
手助けできれば…と思っています。
そのご縁の輪がちょっとづつでも
広がっていけたらいいと思います。
学校に話を戻しますと、
正しい教育が進めば経済が発展します。
経済が発展すれば、国が発展していきます。
国が発展すれば、人類が発展していきます。
もちろん環境問題や人口問題、お国柄、宗教、
文化、地域の状況など、いろんな要素があるので
必ずしもうまくいくとは限りません。
ですが、根本となるのは教育を受けられる
場があることだと思います。
そして、2013年ようやくその思いが
現実のものになりました。
NPO団体JHPさんに資金を提供する形で
1つ目の学校建設を始めることができました。
でも、これは、僕の自己満足にすぎません。
みんなでちょっとずつ、すこしずつ
新校舎の地域説明会に参加した子供たち
僕がひとりで建設費用をだして、
教育を受けられる子供は限られています。
「単に学校建設をするだけでは
本当の支援にはならない。
もっとこういった活動の輪を広げたい」
と思うようになりました。
そこで、少しでも多くの人に
こういった途上国のことを知ってもらうことが
重要じゃないかと考えました。
話が長くなりましたが、
今回は治療院業界を巻き込んでこういった
「支援プロジェクト」
を立ち上げる経緯となりました。
とにかく、ちょっとでもいい。
ただ現状を知っていただくだけでもいいんです。
お金や物資を寄付するだけが貢献ではありません、
活動や考えを広めるだけでも十分です。
次の世代に何か残してあげたいという、
小さな思いが重要だと思います。
新校舎建設地3教室とトイレ設備が建設されます。
学校建設プロジェクトはすでに始まり
建設はすでに始まっています。
これまでの建設過程、子供たちの姿
その過程を写真や資料と無料メルマガでお届けします。
その情報を拡散していただけるだけでも十分です。
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