クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 クドケン吉野

新年の営業を迎える準備について

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新年、あけましておめでとうございます。

–クドケンメルマガ編集部一同より–

 

2025年もついに始まり
決意新たに、夢や目標を掲げた先生も多いかと思います。

 

 

ただ……

 

先生は3日前のお昼、なにを食べたか覚えていますか?

先月、外食した時のお店や頼んだメニューは覚えていますか?

その店のこだわりや、値段まで覚えていますか?

 


おそらく、忘れていると思います。(笑)


 

 

そう、ヒトは忘れる生き物なのです。

 

そんな、【忘却】をテーマに
本日はお話させていただきます。

 

 

■治療院における忘却について

 

先生と同じように、患者さんも忘れます。

 

たとえば、
ホームページの例がわかりやすいのですが

 

しっかりと作りこんだホームページであれば、
治療院の特徴や他院の違い、治療家の思いなどが
きちんと書かれていると思います。

 

そして見込み患者さんは、このホームページを見て
来院しているはずです。

 

 

でも、来院するときにはもう忘れています。

 

なんとなくうろ覚えで、値段と予約時間、先生の顔だけは
わかるという程度でしょう。


 

治療院側からみると、すべてホームページ書いてあるから
それを読んでくる患者さんは治療院の良さを理解し、
価値をわかっていると思い込んでいます。

 

 

でも、実際はそんなに覚えていないのです。

 

 

治療院側からしたら、きちんと書いてあるし
きっと覚えているはずだと勘違いしてしまいます。

 

そして、普通に初診を終えることになりますが、
患者さんとしては治療院の良さは、その時感じたことだけです。

 

ホームページに書かれていたことなど
すでに忘れています。

 

だから治療院側としては、
思い出してもらわなければなりません。

 

 

初診で来院した患者さんに、
自分の治療法の説明や、どこが支持されているのか
ほかの治療院との違いなどをしっかり伝えます。

 

ホームページに書いてあることと
同じでも構いません。


 

人気繁盛整体院では、
患者さんからの声をホームページにも掲載していますが、
同じものを院の待合室に貼っています。

 

同じものをファイルにまとめて、
待合室に置いています。

 

同じものでも患者さんは、ホームページに書いてあったことなど
すでに忘れているので、また価値を感じるのです。

 

また、別の繁盛治療院では
初診の前に自分の治療院の考えや、こだわりをまとめた
ファイルを使ってスタッフが説明します。

 

これも、
ホームページに書かれている内容とほぼ同じです。

またまた、別の治療院では
ホームページに書かれている内容を、

きれいにまとめて印刷し
初診の患者さんの家に郵送します。

 

 

そう、人気治療院は患者さんが
忘れることを知っているので
何度もなんども伝えているのです。


 

 

治療院側から見ると、
ホームページに書いてあるから
知っていて当たり前なんです。

 

でも実際、患者さんは覚えていないので
何度も価値や特徴を伝えてあげないと記憶してくれないのです。

 

うまくいかない治療院は、
集客の時にだけ自分の価値を伝えようとします。


うまくいっている治療院は、
集客の時だけではなく、初診時も、終了後も
自分の価値を伝えようとします。


 

患者さんは、自分のことを
わかってくれているというのは
単なるエゴにすぎません。

 

患者さんは自分都合で、すぐに治療院のことなど
忘れていくものなのです。

 

自分の治療への思い

治療方針

患者さんからの声

マスコミ掲載歴

プロフィール

 

 

などは、チャンスがあれば何度も
伝えていかいないといけません。

 

患者さんは忘れっぽいものだと
理解して、集客を考えると反応が変わると思いますよ。

 

ぜひ、自分の治療院の再教育・再伝達を
忘れずに見直してください!

Writer

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