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治療院で入社式やってみた!!

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こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。

治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…その名もクドケンラボ!

私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。

【今回の研究テーマ】


皆さんこんにちは。

さて、冒頭に一言おことわりさせて頂きますが、実はこの記事を作成しているのは5月。それもまだ上旬の頃のことです。つまり、世の中的にはまだ「春」だの「新年度」だのの香りが残るころ。

その時期に書いたんだなーということで、生暖かい目で見守って頂けると幸いです。


…と予防線を張ったところで(笑)。
さっそく『入社式』ネタを披露させて頂きましょう。


弊社、クドケン店舗を運営しているカラダミライラボでは、4月入社の新人さんが数々の研修を経て、5月を迎えついに現場デビュー目前といった状況まで仕上がってまいりました。

溢れ出る「やる気」。
ウザいほどの「ポジティブ」。(←褒めてます)

まさに「類は友を呼ぶ」で、ポジティブが渋滞をおこす職場には勝手に「ポジティブ系人材」が集まってくるのでしょうか。

研修担当が若干ひくほどやる気満々の新入社員たち。
素敵です。さすが僕が採用した人材。
こうでなくちゃいけません。


さて、そんな新人さん達に「新人研修を終えた感想」のアンケートをとってみました。

サイトウ:
「研修受けてみてどうだった?」

僕は、
「勉強になりました!」
「教わったことを元に精一杯頑張ります!!」
「YEAH!!」
といった答えを期待していたのですが、返ってきた答えはやや意外なもの。


新人のみなさま:
「出勤初日におこなった『入社式』がめちゃくちゃ嬉しかったです!特に○○を頂けたのが感動でした!」


・・・・え、そっち??(困惑)

予想外の答えにやや面喰いましたが、入社式が研修をぶっちぎるほど記憶に残る素敵イベントだったということは、それはそれで嬉しい限りです。

しかも「○○がもらえて嬉しかった」だなんて、あなた…(感涙)
無い知恵しぼって頑張ったかいがあったというもの。

さて、「○○」とは一体何なのか。
きっと皆さん「○○」が何か気になっていることでしょう。


でもまずは、そもそも入社式を行うことになったきっかけからご紹介していきます。

【そもそも入社式をおこなったきっかけ】


当社の今年の新人さんは6名。

以前までだと、バラバラにグループ各院に分かれて担当者がついて見学したり、研修したり…といった感じで研修がすすんでいました。

でもね、それだとなかなか新入社員同士がコミュニケーションをとったり、研修担当や社長と直接コミュニケーションを取る時間がないんですよ。

それってやっぱり少し残念なわけです。
何より「チームビルディングを愛する男」サイトウとしては、どうにも寂しい!


ということで、なんとか「最初に全員集めてみんなで時間を共有する機会を設けねば!」という気持ちがやたら高ぶった結果、「そうだ京都行こう」ならぬ「そうだ入社式しよう」となった次第であります。

【今回行った入社式の内容は…】


ちなみに、カラダミライラボ初の入社式の式次第は以下の内容でした。

・社長挨拶
・研修担当の挨拶/人事担当の挨拶/
・記念品授与
・写真撮影
・社長質問タイム


だいたい1時間くらいの内容!


ちなみに、ここだけの話。
「社長挨拶」として登場する僕が、事前にあれほど「僕多分、10分くらいしか喋らないよ」「そんな話すことないって」なんて言っていたはずなのに、がっつり25分くらい喋っちゃったのは内緒です。

しかも、「どうせそんなことだろう」と、あらかじめスケジュールに僕の時間として30分組み込んでいたという司会スタッフの溢れ出る有能さ。

僕の行動なんてお見通しなんですね。
素晴らしい。でも怖い(笑)


でも、そんな有能司会者の活躍もあり、ピシッと良い空気の中で入社式を執り行うことができました。




【記念品は何を渡そうか…?】


でね、ここで気になるのが、先に出てきた「○○」の存在。

そう!
要はですね、「記念品」なんですよ。
式次第にもありますが、入社式で新入社員に記念品を渡すことにしたんです。


記念品・・・さて何をあげよう?

意外性があって、しかもなんかオシャレで、かといってちゃんと使える感じの、とにかくざっくり言って「素敵なもの」。素敵な何か。

そんなものがないか、サイトウは必死で考えてみたわけです。

でもね、いかんせん発想力が(汗)
「素敵な何か」って何だよ。曖昧すぎて分からないよ。


花…?
枯れたら残らないし。間違いなく、持ち帰るの邪魔だよね。

賞状…?
いらねー(小声)。僕だったら間違いなく捨ててしまうYO。

写真立て…?
いやぁ、さすがに引き出物じゃないんだから。


…という具合で、なかなか難しいのです。
見事なほどに、ひらめきが沸いてきません。
自分の発想力のなさに震えます。


ではこういう場合の正解は何か。弊社での正解はただ1つです。

正解 ⇒ ウチの女性陣にお任せする


そう。
弊社には、発想力に満ち溢れる「素敵な女性スタッフ」が多数おられます。こういう場合、意固地にならずさっさと頭を下げてお願いするのが正解。


「ねえねえ、記念品って何がいいと思う?」

そうしたら、さすがでしたね〜。
秒殺でアイデアが出てきました。


「新入社員を歓迎する意味も込めて、『好きな色』だけ先に伺って、その色の名前入り名刺入れをお渡しするのはいかがでしょうか?いっしょに名刺も渡して、『今日からうちの社員だよ』感を演出するんです。さらに、そのままマナー研修として名刺の渡し方研修ができますよ!」


好きな色の名刺入れ ⇒ 意外性&実用性&ややオシャレ
名刺も渡す     ⇒「仲間だよ感」の演出
名刺の渡し方講座  ⇒ 実用性



なんということでしょう。
アイデアが秒殺で出ることにも驚きましたが、1つの記念品で2重3重の効果を得られるだなんて。最大限のコスパを追及した、隙のないアイデアです。

スタッフの有能さに、若干引きました(笑)
でも、ありがとう。

当然ながら、このアイデアは一発採用!
冒頭にも書いたように、「名刺入れ」&「名刺」の贈呈は結果的に大成功でした。



【僕が考える「入社式」のメリット】


①社会人への切り替えには最適!
やはり、「今日から」この会社でやっていくんだ!という意識を高めることにつながりましたね。社会人としての第一歩を、スムーズに切り替えることができたのではないかと思います。


②社長、経営者の考えに直接触れるいい機会!
いざ業務にはいっちゃうと、なかなか社長と直接話す機会ってないんですよね。これは僕もびっくりしたんですが、「話しかけにくい」という気持ちもあるみたいです。
だから、最初にちゃんと時間をとってあげることは貴重な機会になりました。

③良い感じの写真が手に入る
社長を囲んで新入社員が集まっている写真。こうした「絵に描いたようなちゃんとした感」のある写真って、実はなかなか撮る機会がなかったりします。

イベントやれば全員集合は簡単にできますが、この業種の場合、みんながスーツで集まる機会がまずない(笑)

こういう写真はスタッフにとっても良い記念になるし、そしてなにより求人写真などにも使用できて良いことずくめなのです!(←正直者)


…と、色々書きましたが、とにかく、やってよかった!

何より新入社員の嬉しそうな顔を見ると、こっちもうれしくなっちゃいます。モチベーションアップにももちろんつながった様子ですよ。

「うち、1人ずつしかとらないし」という先生も、せめて

・なにか記念品を渡す(名刺入れお勧め!)
・社長、経営者、院長と話す時間をプログラムとして設ける


など、歓迎していることを全身全霊で表現する何かを計画してみることをおすすめいたします。

Writer

斉藤隆太 斉藤隆太の記事一覧

クドケンの直営院を統括する株式会社カラダミライラボ代表取締役社長。わずか1年半で直営院を4店舗展開し全て黒字化を達成。年商1億円のグループ院を築き上げる傍ら、現在の顧客のトレンドを見極め最新の経営ノウハウを研究。『患者さんが来なければ磨いた腕は活かせず、症状に苦しむ患者さんを救うことはできない。』という信念のもとに治療院のサポートを行い、メルマガ、DVD出演、セミナー講演、コンサルティング活動などを通して、治療院向けに先生主役・患者様主体の経営ノウハウを提供している。

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